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いま旬市場 カツオ・みょうが ご紹介!

  • 2023年5月26日

豊洲市場から旬の食材を紹介します。この時期は、初ガツオ、上りガツオなどと呼ばれ、状態がよくおいしい「カツオ」と、独特の香りと、ほのかな辛みが特徴「みょうが」です。

カツオ(千葉県産)

■主な産地(豊洲市場に5月時点で入荷しているもの)
宮城県・千葉県・三重県・宮崎県・鹿児島県。

■見極めのポイント
★丸(一尾)
・しま模様が鮮やかでずんぐりしている。

★サク(切り身)
・血合いがきれい。
・脂のりのよさは皮と身の間の白っぽくなっている部分をチェック。

■おすすめの食べ方
『あぶり刺し』~かたい皮はあぶってどうぞ!~

岡田さん
「カツオは皮がかたいので、あぶることによって皮も食べられます。同時に皮の下の脂も楽しめるんです。しょうゆとしょうがで食べてもいいんですが、調味料をかえるのもおすすめです。
『だしじょうゆ』と『かんずり(とうがらしを発酵させたもの)』や、『おしょうゆ』と『ゆずこしょう』など、パンチのあるものと一緒に召し上がると、カツオ自体もおいしく召し上がれると思います」

『カツオのたたき』~たっぷりの香味野菜とポン酢をかけて~

岡田さん
「香味野菜でたたいたものです。今の時期、夏野菜のみょうがやしそなどおいしいですよね。さっぱりしていて、いくらでも食べられる感じです」


■カツオの紹介

豊洲水産市場 仲卸 岡田誠さん
「この時期のカツオはいわゆる初ガツオ、脂というのは少なめなんですが、去年ことしと比較的脂があります。非常によい状態です。夏場ぐらいまで(9月頃まで)おいしく召し上がれると思います。ぜひ今のおいしいカツオを召し上がっていただきたいと思います」

みょうが(高知県産)

■主な産地
高知県・群馬県・秋田県 など。
露地栽培とハウス栽培があり通年出荷されているが、6月から8月が最盛期。

■見極めのポイント

・色つやがよく丸みがあり身がしまっている。
・表面に傷がなくつぼみが開いていない。

■保存方法

・乾燥を防ぐため霧を吹きかけ、ポリ袋などに入れて口を開けたまま冷蔵庫で保存。
口をしめると傷みやすくなる。
・風味が楽しめる目安は3日から4日程。

■切り方

■おすすめの食べ方
『七味とうがらし漬け』~酒のつまみにぴったり~

<材料>(2人分)
・みょうが … 3~4個
・しょうゆ … 大さじ2
・七味とうがらし … 小さじ1
・ごま油 … 大さじ1

<つくり方>
1.みょうがは縦半分に切り水けをよく切っておく。
2.ポリ袋などにしょうゆ、七味とうがらし、ごま油を入れてまぜ、(1)のみょうがを加えて軽くもみこむ。
3.冷蔵庫で30分から1時間程冷やして完成。短時間でも味がしみ込むが、一日寝かせるのがおすすめ。

『みょうがとシラスと水菜のさっぱりサラダ』~夏にぴったり簡単サラダ~

<材料>(2人分)
・みょうが … 3個
・水菜 … 1/2束
・しらす(ちりめんじゃこ) … 適量
・塩・こしょう・ごま油 … 適量

<つくり方>
1.みょうがは縦半分に切ってから斜め千切りに。水菜は5cm幅に切る。
2.皿に水菜・しらす・みょうがを盛り、塩・こしょう・ごま油をかけて完成。


■みょうがの紹介

豊洲青果市場 卸 井岡毅志さん

「暑い夏にぴったりの食材です。カツオとの相性抜群!みょうがが苦手という方は、炒めて食べるのがおすすめ。炒めると辛みや苦みが抜けるので、酢豚のような甘酢炒め、野菜炒めなどにすると食べやすくなりますよ!」
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