食料品やエネルギーなど、暮らしに身近なものの値上げが相次いでいる中、電気代や食材費をお手軽に節約できる方法をご紹介します!
無理なく楽しくできるコツを、節約アドバイザーの和田由貴(わだ・ゆうき)さんに教えていただきます。
●エアコン
・短時間でつけたり消したりするより、つけっぱなしのほうが節電になるという場合がある。
・設定温度を27度から28度に変更した場合、年間で約820円節約になる。
(出典:省エネポータルサイト(資源エネルギー庁))
●テレビ
・1日1時間テレビを見る時間を短縮すると、年間で約450円の節約になる。
(出典:省エネポータルサイト(資源エネルギー庁))
・明るさセンサーが搭載されている場合は、スイッチをONに!
・32V型のテレビの場合、画面の明るさ(輝度)が最大から半分になると、年間で約730円の節約に!
(出典:省エネポータルサイト(資源エネルギー庁))
●掃除機
・片付けてから掃除機を一気にかけることなどで、かける時間を1日1分短縮すると年間約150円の節約に!
(出典:省エネポータルサイト(資源エネルギー庁))
・“強・弱”モードがある掃除機の場合、フローリングや畳は弱モードで!
(強で吸っても弱で吸っても、取れるゴミの量はほとんど変わらないため)
●給湯パネル
・使わない時は電源をオフに!
(例えば、洗い物をしたりお風呂に入ったりする時間が夜だけであれば、昼間は使わないので消しておく)
◇小麦の代わりに米で作る!ライスバーガー
<主な道具>
・フライパン
・刷毛(ハケ)
・ツナなどの空き缶(市販のセルクルでもできます)
<材料>(2人前)
・ごはん … 茶わん2杯分
・かたくり粉 … 大さじ1
・しょうゆ(ごはんに塗る用) … 適量
・牛こま切れ肉(切り落とし肉でも可) … 100g
・サニーレタス(なければグリーンリーフやレタスでも可) … 適量
・マヨネーズ … 適量
・しょうゆ(牛肉の味付け用) … 小さじ1
・砂糖 … 小さじ1
・みりん … 小さじ1
・サラダ油 … 適量
<つくり方>
1.ごはんにかたくり粉を加えてよく混ぜる。
2.ラップをしいたまな板の上に、底面を缶きりで抜いたツナ缶などの空き缶をおき、そこにごはんを1cmくらいの厚さに平らになるように詰める。
3.ごはんの形が整ったら型を抜く。
4.サラダ油をひいて中火に熱したフライパンに(3)をのせ、片面にしょうゆを塗る。表面に焼き色がついたらひっくり返し、もう片面も焼き色がつくまで焼く。
★しょうゆを塗ることで、焼いた時に香ばしく仕上がる。
5.中に挟む好みの具材を作る。(今回は牛肉をしょうゆ、砂糖、みりんで焼いたもの)
6.(4)にマヨネーズを軽く塗り、サニーレタスをのせ、焼いた牛肉を挟んだら完成。
★マヨネーズを塗ることで、レタスがくっつきやすくなり、具材をしっかりと挟むことができる。
※焼いたごはんをひとつずつラップに包んで冷凍保存すれば、いつでもライスバーガーが作れて便利!
※表面をカリッとさせたいときは、解凍した後にトースターなどで少し焼くとよい。
◇ピザ生地をじゃがいもで作る!じゃがいもピザ
<主な道具>
・フライパン(26~28cmくらい)とふた
<材料>(2人前)
・じゃがいも … 2個
・かたくり粉 … 小さじ1
・ピザソース … 適量
・ピザ用チーズ … 適量
・ベーコン … 適量
・ピーマン … 適量
・サラダ油 … 適量
<つくり方>
1.じゃがいもを細かく千切りにしボウルに入れ、かたくり粉を加えて混ぜる。
★じゃがいもは水にさらさないことで、生地がくっつきやすくなる。
2.ピーマンとベーコンを食べやすい大きさに切る。
※ウインナーやツナなどお好みのものでもOK。
3.フライパンにサラダ油をひき中火に熱し、(1)をのせ、丸く平らになるように敷いて焼く。
★平らにしたあとは、さわると形が崩れやすいので、あまりさわらないようにする。
4.焼き色がついたら、皿やふたなどを使って一度裏返し、ふたをしてもう片面も焼く。
5.中まで火が通ったら上にピザソースを塗り、好みの具材(今回はベーコン、ピーマン、チーズ)をトッピングする。
6.チーズをのせたら再びふたをし、弱火でじっくり焼く。チーズがとけたら完成。
◆教えていただいた方
節約アドバイザー 和田 由貴(わだ・ゆうき)さん