豊洲市場から旬の食材を紹介します。海水温の低くなるこの時期、脂の乗りもよくなりうまみも増す「アマダイ」と、ギフトとしても人気!愛媛県オリジナルの柑橘(かんきつ)「紅まどんな」です。
■おいしいアマダイの見分け方
・目は張りがあり、黒く、澄んでいる
・エラの中がきれいな赤い色
・背中に張りがあり、厚みがある
■おすすめの食べ方
『西京焼き』
西京みそ・大さじ4、酒・大さじ1を入れてのばし、少量のみりんを入れて、みそ床にアマダイを漬けこむ。
少なくとも3日以上寝かす。
西京みそとアマダイのうまみが合わさってよりおいしいお料理に。
■アマダイの紹介
豊洲水産市場 仲卸 小室晃一さん
「アマダイは9月くらいから春のはじめまでが旬とされています。今は旬の真っただ中。白身独特の上品な甘みのある脂がのっていますので、みなさんもぜひお店やご家庭でお召し上がりください!」
■おいしい紅まどんなの見極め方
・皮の表面が鮮やかで色づきがよいもの
・ずっしりと重みのあるもの
・傷やへこみ、押したあとがないもの
■おすすめの食べ方
『紅まどんなのソース ~ローストビーフに添えて~』
<材料>
・紅まどんな … 1個
・グラニュー糖 … 100g
・たまねぎ … 1/2個
・粒マスタード … 適量(お好みで調節)
・オリーブ油 … 適量(お好みで調節)
<つくり方>
1.紅まどんなを横に半分にカットして果汁を取り出す。
2.たまねぎは皮をむいて、粗めにすりおろす。
3.果汁とすりおろした たまねぎ、グラニュー糖を鍋に入れ、焦げ付かないように煮詰める。
4.粗熱が取れたら、粒マスタード、オリーブ油と合わせてソースは完成。
5.残りの紅まどんなをスライスして盛り付ける。
♪生食用のサーモンや野菜スティックをディップしても美味しい♪
『紅まどんなのフルーツサンド』
<材料>
・紅まどんな … 0.5個
・食パン(8枚切り) … 2枚
<クリーム>
・マスカルポーネ … 100g
・生クリーム … 100g
・グラニュー糖 … 10g(お好みで調節)
・はちみつ … 10g(お好みで調節)
<つくり方>
1.クリームを作る。マスカルポーネ・生クリーム・グラニュー糖・はちみつをお好みで合わせる。
2.クリームを食パン2枚ともパンの耳に近いところがやや少なくなるように塗る。
(※あとで重ね合わせた時に、クリームがはみ出ないようにするため)
3.皮をむいた紅まどんなをパンに塗ったクリームの上に並べる。
4.もう1枚のパンを重ねて、まんべんなくクリームが行き渡るように優しく押さえる。
5.断面がきれいに仕上がるように、半分にカットして盛り付けたら完成。
■紅まどんなの紹介
豊洲青果市場 卸 渡瀬智彦さん
「非常に果汁が多く、ぷるっとした食感が特徴でジューシーな柑橘類です。出荷のシーズンは11月下旬から~12月まで。年内いっぱいしか出回らないので、見かけたらぜひお召し上がりください。」