秋の夜長にゆっくりとお酒を飲みながら過ごすための“最強おつまみ”を教えてもらいます。
お酒が飲める方は、それぞれの料理にあわせて、おすすめがあります。
お酒が飲めない方は、梅干しをいれたグラスに、強炭酸水をいれて、梅干しをつぶしながら飲んでみてください♪どの料理とも相性が抜群です。
秋の夜長、すてきな時間をお過ごしください。(by 田崎真也)
<材料>(2人分)
・マダイ(刺身用/さく) … 適量
(煎り酒)
・酒 … 180ml
・梅干し … 3~4個(塩分濃度15%程度)
・昆布 … 4センチ角
<つくり方>
1.小鍋に、酒、昆布、梅干しを入れ沸騰させます。
2.1分くらいたったら昆布を取り出します。
3.その後、弱火でじっくり10分、3分の1くらいの量になるまで煮詰めます。
4.梅干しを取り出し、種をとってすりつぶし、梅肉を作ります。
5.マダイを切ります。白身魚なら何でも合います!(イカやタコとも合います!)
6.梅干しを取り出した(3)を冷ましたら煎り酒の出来上がり。
7.煎り酒をつけ、梅肉とともにいただきます。
~田崎流!煎り酒~
★煎り酒には、通常「かつお節」を入れますが、白身魚の味を引き立てるために、今回は、かつお節は入れていません。
~おすすめポイント!~
★燗酒は、特別純米酒を40度ぐらいに温めます。
★辛口のロゼワインにも合います。
秋らしい、きのこをたっぷりと使った、ハーブが薫るおつまみです。
合わせるのは、ロゼワイン。スパイシーな料理には、白ワインより、ロゼワインが合います。
<材料>(2人分)
・生しいたけ … 8枚
・しめじ … 1パック
・ミニトマト … 10個
・にんにく(みじん切り) … 小さじ2
・オリーブ油 … 大さじ3
・タイム(生)(粗みじん切り) … 大さじ1
・塩こしょう … 適量
・イタリアンパセリ(粗みじん切り) … 大さじ2
<つくり方>
1.フライパンにオリーブ油とみじん切りにしたにんにくを入れ、火をつけます。
2.にんにくの香りがたってきたら、食べやすい大きさに切った“しいたけ”と“しめじ”を加えて炒めていきます。
3.きのこに油がまわったら、タイムを加え、さらに炒めます。
4.塩・こしょうで味を調え、きのこに軽く火がとおったら、ミニトマトを加えます。
5.トマトに火が通ったら、皿に盛り付け、お好みでパセリのみじん切りをちらします。
~おすすめポイント!~
★今回はロゼワインにあわせましたが、ビール好きな人は、ラガータイプのビールと合わせるのもGOOD!
ぴりっとした“こしょう”が特徴の「まぐろの黒こしょう鍋」。黒こしょうがくせになる、マグロ料理です。スパイスの効いた味わいが、赤ワインとぴったり。
<材料>(2人分)
・まぐろ(刺身用のさく/赤身) … 200g
・ねぎ … 1本
・めんつゆ(市販/3倍濃縮タイプ) … 適量
・水 … 適量
・黒こしょう(粒) … 適量(今回は大さじ1使用)
<つくり方>
1.つゆは鍋の底から1.5センチほどの量になるように、調整してください。割合は、濃いめの「温かいそば用の濃さ」。水を少なくして作ってください。
2.黒こしょうを粒のまま鍋に加え10分煮て、柔らかくし、卓上鍋につゆごとうつし保温。
3.5センチの長さに切ったねぎは、熱したフライパンで焼き色をつけます。
4.まぐろは、厚さ5mm程度に切り、お皿に並べておきます。
5.卓上鍋にねぎを入れ熱します。
6.ねぎに火が通ってきたら、まぐろをしゃぶしゃぶのようにして、粒黒こしょうとともにいただきます。
~おすすめポイント!~
★赤ワインはスパイスの香りを含みながらタンニンはソフトなタイプ(甲斐ノワール、ツバイゲルト、カベルネ・フラン種など)。また、スモーキーな味わいのウィスキーも合う。
◆レシピ紹介
ソムリエ 田崎真也さん