豊洲市場から旬の食材を紹介します。栄養価が高く、生活習慣病の予防や美肌効果も期待できる「ゴーヤー」と、この時期、産卵期を迎え肉質がよくなる「タコ」です。
■見極め方
・緑が濃く、つやがあるもの
・持った時にずっしりと重たいもの
■保存方法
・購入後は、ラップをして冷蔵庫に入れる。
・長期保存する場合は、ワタを取り除きスライスして保存袋などに入れ、冷凍庫へ。
■おすすめの食べ方
『ゴーヤーのポタージュ』
<材料>(4~5人前)
・ゴーヤー…1/2本
・たまねぎ…1/2個
・じゃがいも…2個
・コーン缶詰…100g
・水…360ml
・牛乳…250ml
・コンソメ…5g
・塩こしょう…適量
・バター…お好みで
<つくり方>
1.ゴーヤーのワタをとり、スライスし、軽く塩をして20~30秒ボイルする。
2.たまねぎ、じゃがいも、コーンの缶詰を360mlの水でやわらかくなるまで煮る(煮詰まりすぎてしまった場合は、水を足す)。
3.(2)にゴーヤーを合わせて、フードプロセッサーにかける。
4.鍋に移して、牛乳を入れ温めて、コンソメ、塩こしょうで味を調整します。
5.仕上げにお好みでバターを入れて完成。
『ゴーヤーとつきこんにゃくのピリ辛炒め』
<材料>(3~4人前)
・ゴーヤー…1/2本
・ちくわ…1本
・つきこんにゃく…150g
・にんじん…10g
・ごま油…大さじ2
・白いりごま…小さじ2
(合わせ調味料)
・酒…大さじ2
・みりん…大さじ2
・めんつゆ…大さじ2
・七味とうがらし…少々
<つくり方>
1.ゴーヤーはスライスして、塩をしてさっとボイルする。ちくわは、半月状にスライス。つきこんにゃくは下ゆでしておく。にんじんは細切りにする。
2.具材の下処理が終わったら、鍋にごま油を入れて、炒める。
3.合わせ調味料と七味を入れて、炒め煮にする。
4.水分がなくなってきたら、仕上げに白ごまを加えて完成。
■ゴーヤーの紹介
豊洲青果市場 卸 吉守隆美さん
「良薬は口に苦し!苦みの癖がありますが、チャンプルなど油と絡めると苦みも和らぎます。美容と健康のためにゴーヤーをたくさん食べてください!」■見極め方
・鮮度のよいゆでダコは、切り口が真っ白。
(芯の部分が透明になっていると水っぽくおいしくない)
・弾力があるものを選ぶと食感もよい。
■おすすめの食べ方
『タコのもずくあえ』
市販のもずく(味つき)や三杯酢をかけたもずくをゆでたタコと混ぜる。
『タコときゅうりの梅肉あえ』
めんつゆと梅肉を1:1の割合で入れて、ゆでたタコ、きゅうりとあえる。上からかつお節をかけて完成。
『タコとねぎのトウガラシあえ』
ねぎを小口切りにして、ゆでたタコと混ぜる。しょうゆとトウガラシをかけて完成。
『タコ飯』
<材料>(4人前)
・ごはん…600g
・ゆでダコ…200g
・梅干し…大2個
・大葉…4枚
(A)
・酒…大さじ2
・みりん…大さじ1と1/3
・しょうゆ…大さじ1と1/3
<つくり方>
1.タコは厚さ3mmの小口切りにし、梅干しは種を取り除き、実を細かく刻む。大葉はせん切りにする。
2.鍋に梅干しと(A)を加えて煮立て、タコを加えて煮る。
3.炊き上がったご飯に(2)を加え、好みの量の煮汁を足してさっくり混ぜ合わせる。器に盛り付けて大葉を飾る。
■タコの紹介
豊洲水産市場 仲卸 小槻義夫さん
「タコは、疲労回復に大変いい食べ物といわれています。暑い夏、タコを食べて元気に過ごしましょう!」