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今を力強く生きるヒントが詰まった2冊

  • 2021年2月8日

「本を読むことは、書き手との対話である」。コロナ禍、先人の言葉から生きるヒントを得る方法を、著者を救った言葉とともに紹介。
会社を辞めてゼロから義肢装具士を目指す主人公が、年下の仲間や義肢ユーザーに支えられて少しずつ成長していく、お仕事小説。
今を力強く生きるヒントが詰まった2冊を紹介します。

【番組で紹介した本】

『読書のちから』
著者:若松英輔
出版社:亜紀書房

「本を読むことは、書き手との対話である」。
コロナ禍、先人の言葉から生きるヒントを得たいときに、どう本と向き合ったらいいかを、著者自身を救ってきた言葉と共に紹介します。「生涯の一冊」に出会う方法も教えてくれる、読書エッセイ集です。

中江さんポイント
読書はただ読むだけでなく、書き手と対話する楽しさがある。どう本と向き合えばいいか、その一例を見せてもらっているよう。若松さんの言葉は、心にすっと入ってくるので、より理解が深まる。コロナ禍の今、自分に必要な本を探している人にぜひ読んでほしい一冊。

 

『神様には負けられない』
著者:山本幸久
出版社:新潮社

会社を辞め 25歳でゼロから義肢装具士を目指す主人公、さえ子。年下の個性的な仲間たちに助けられ、多彩な義肢ユーザーと出会いながら、奮闘する日々の中で、本当の意味の「バリアフリー」に気づいていく。大人の再チャレンジを応援したくなるお仕事小説です。

中江さんポイント
タイトルに、人間の身体がいかによくできているか、そしてその一部を人間がつくる「義肢装具士」という仕事がいかに大変で素晴しいかが表れている。
もがきながらも少しずつ成長していく主人公たちの姿をみると、何にもとらわれずに自分を解放して前に進もうという力をもらえる。


【案内人】
☆女優・作家 中江有里さん

1973年大阪生まれ。1989年芸能界デビュー。
2002年『納豆ウドン』で第23回BKラジオドラマ脚本懸賞最高賞受賞。
読書家としても知られ、NHK-BS「週刊ブックレビュー」で長年、司会を務めた。
近著に小説『残りものには、過去がある』(新潮社)、『トランスファー』(中央公論新社)など。

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