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コロナ禍の運動不足も解消!チェアバレエ・エクササイズ

  • 2021年1月18日

コロナ禍で運動不足の高齢者にもおすすめ!足腰が弱い方でも無理なく筋肉を鍛えられる「チェアバレエ」を紹介します。

“チェアバレエ” とは

バレエの動きを取り入れながら、筋肉を鍛えられる運動のことです。
スペースを取らず、いすを使って自分のできる範囲で行えるので、足腰が弱い方でも無理なく運動できます。

コロナ禍におすすめなポイント
1.自宅などで狭いスペースを使ってできる運動で、着替えも必要ないので家でも続けやすい。
2.運動が苦手な方や妊婦さんや、高齢者にも体を動かしやすい。
3.音楽に合わせて身体を動かすことで、認知症予防の効果も期待できる。

レッツトライ!チェアバレエ

【1.基本ポジション】

・背中がそったり、丸くならないように気を付けながら、いすに腰をおろします。姿勢よく座る習慣をつけることにもつながります。
・バレエの基本的なポジションを手で作ります。きれいな円をイメージして、下で丸を作ってください。
・鼻から息を吸って、大きく息をはきながら、腕を上に上げて横におろしていきます。
★腕が体よりも後ろにいかないように、体の少し前でキープします。
姿勢を保つことで腹筋と背筋も鍛えられ、姿勢と呼吸を連動させることで、よりスムーズに行うことができます。

【2.足あげ】

歩いたり、足を持ち上げたりするのに大切な筋肉を鍛える動きです。
・片足を床から離して、つま先を上に向けます。
・無理に高くあげる必要はないので、姿勢を保ちながら足を交互に上げます。
・足をあげたほうと反対の腕を上げます。
・交互に足と反対の腕をあげます。
★手と足で異なる動きをすると脳トレにもつながります。

【3.ひざ曲げ】

ひざを曲げながら腹筋と背筋を鍛えます。
・ひざを曲げて床から離して戻します。
・背中を少し後ろにひいて戻しながら行い、上半身の動きをプラスすることで、さらに腹筋と背筋を鍛えられます。
・腕は上に上げてひざを抱えるように横におろしていきます。

【4.足踏み】

足踏みをすることで、ふくらはぎの血流を促進します!
・かかとをあげて、おろす。
・この足の動きを続けながら、一緒に腕を上に上げて横におろしていきます。

【5.スクワット】

スクワットは下半身の筋肉をバランス良く鍛えてくれるトレーニングです。
体幹も鍛えられるので、転倒防止などにもつながります。
・つま先よりもひざが前にでないように、足の付け根をたたんでいきます。
・いすがあるので、後ろにバランスを崩したときも座れます。
・腕を上にあげながら大きく伸ばして、腕を横におろしてながら足を戻します。
・ひざとつまさきを同じ方向にして、全身を上に伸ばして、戻します。

【最初から通してやってみよう】


◆チェアバレエ紹介

一般社団法人日本バレエ・ワークアウト協会代表
稲垣領子さん

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