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“高効率ウォーキング” で気軽に運動を

  • 2020年8月24日

誰でも簡単に、好きな時間に行える「ウォーキング」。ちょっとした工夫や意識で、短時間でけがなく、高い運動効果が期待できるのが「高効率ウォーキング」です。元オリンピック競歩日本代表でウォーキングプロデューサーの園原健弘さんに「高効率ウォーキング」の魅力や得られる運動効果、暑い今の時期から始められるトレーニング方法などたっぷり聞きました。

高効率ウォーキング 基本の歩き方

「高効率ウォーキング」とは、正しい歩き方で「速歩き」をすること。 
実は、運動の効果は、時間や距離といった「量」だけでは測れません。速く歩いたり、動きをプラスしたりといった「負荷・強度」との組み合わせで、運動効果につながります。

【基本の歩き方】
1.胸から振り出す意識で脚を出す
2.太ももの内側をぶつける意識で歩く
3.かかとで着地する

高効率ウォーキング トレーニング・実践編

【10分間ギリギリ会話ウォーキング】
ギリギリ会話ができるくらいの心拍数(約120/分)で10分間歩く
心拍数が毎分120拍ほどを維持できる速さで歩き続けるのが「高効率ウォーキング」のポイントです。脂肪を効率よく燃焼し、筋肉量UPも見込めます。

【体の軸を鍛えるおうちトレーニング】
1.片足立ち
 膝と股関節をしっかり伸ばすイメージで片脚3秒ずつ立つ
2.スローウォーキング
 1秒ずつ片脚をあげながらゆっくり前に進む

【3分間インターバルウォーキング】
・30秒速歩き+30秒ゆっくり歩きを3回繰り返す
・速歩きは会話できないくらいの速度を目指す
・速さ(ピッチ)を上げられないときは腕回しなど速度以外の強度を加えるのも効果的

※思うように速歩きができない場合は腕を回すなどして、 速度以外の負荷をかけることも効果的です。

高効率ウォーキング 注意すること

1.朝夕の涼しい時間帯に歩く
2.生活習慣に取り入れる
3.水分補給をしてから歩く
4.正しく靴を履く
 ・クッション性が高すぎる靴は避ける
 ・かかとをしっかり合わせて履き 指先がシューズのなかで動くくらいのサイズを選ぶ
 ・靴ひもやベルトで甲をしっかり固定する


◆高効率ウォーキング紹介

園原健弘さん(ウォーキングプロデューサー)
バルセロナオリンピック(1992)50km競歩日本代表
世界陸上3回連続出場、箱根駅伝2回出場など、競技者としての経験をベースに、健康づくり、ダイエット指導など幅広い分野で活躍中。
『あらゆる不調が解決する 最高の歩き方』(きずな出版)、『楽しい健康ウォーキング入門』(技術評論社)など、著書多数。

<問い合わせ先>
株式会社ラバ・チューブ
〒162-0808 東京都新宿区天神町7-10エスビル1F
電話:03-5261-1417

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