千葉市の観光農園でブルーベリーのシーズンが始まりました。市内6か所の農園でブルーベリーの摘み取りができ、摘みたてならではの新鮮な味を楽しめます。
千葉県内では、千葉市や木更津市などでブルーベリーの栽培がさかんです。関東より北の地域で育ちやすい「ハイブッシュ系」と、関東より南の地域で育ちやすい「ラビットアイ系」の両方が栽培できることから、たくさんの品種が導入されています。
ブルーベリーの食べ放題や、量り売りなどで直売をする観光農園も多くあり、6月から9月までの長い期間、様々な品種を食べ比べて、楽しむことができます。
千葉市若葉区にある観光農園では、例年より実が色づくのが1週間ほど遅れたそうですが、6月に入って無事、収穫期を迎え、週末などを中心に予約が埋まってきているということです。
観光農園ドラゴンファーム 内田かほるさん
「農園には7~8種類、1800本のブルーベリーがあり、順番に旬を迎えるので、味わいの異なる様々なブルーベリーを長い期間楽しんでいただけます。色々な品種を食べ比べてみると、きっとお好みの味に出会えると思います。実の上部、軸側までしっかり色づいているものが完熟した実なので、摘み取るときはそれを選んでください。多くの方に、摘みたての新鮮なブルーベリーの味を知っていただきたいです」
新型コロナウイルスの影響によって落ち込んだ来園者の数も徐々に戻ってきている、ということで、農園まで足を運んでくれた人たちに楽しんでもらえるように、ブルーベリーを使ったジュースやジャムなどの加工品作りにも力を入れているそうです。
首都圏ネットワーク「みんなのおかえり天気」でも、NHK千葉放送局マスコットキャラクター・ラッカ星人が、千葉市の観光農園のブルーベリーについて紹介しました。
ブルーベリー摘み取りについての詳細は、千葉市観光協会のホームページ「千葉市観光ガイド」でご確認ください。