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明海大学×橋本良亮さん 千葉・浦安のキャンパスで養蜂開始!

  • 2022年06月10日
画像提供:うらやすハニープロジェクト

千葉県のあす・未来につながる活動を紹介する「花ラジちば」のコーナー「あすちば」。県内の大学生の取り組みをお伝えしています。
浦安市にキャンパスがある明海大学で行われている養蜂活動「うらやすハニープロジェクト」について、番組のゲストMC・橋本良亮さん(A.B.C-Z)と伺いました。

キャンパスでハチミツ作り!大学生が取り組む「養蜂」って?

番組に参加してくれたのは、明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部4年の渡邊桃花さん。
入学以来、ホスピタリティ業界に求められる英語力を含めたコミュニケーション能力、ホスピタリティマインド( おもてなしの心)を養う勉強をしてきましたが、「浦安のお土産作り」に取り組む中で「養蜂」にたどり着いたそうです。

うらやすハニープロジェクト代表 渡邊桃花さん
「浦安のお土産と聞いてイメージするものってありますか?」

橋本良亮さん(A.B.C-Z)
「やっぱり浦安と言ったらテーマパークですね(笑)」

渡邊桃花さん
「そうですよね、それって浦安市で第一次産業として思いつくものが活性化していないからだと思ったんです。浦安ブランドのお土産ができたら良いのではないか。また、軽くて持ち運びできるものが良い。都市部の住宅街でもある浦安で、学生が育てて、加工して販売まで行う”六次産業化”ができるものはないかと考えました。それらを全て満たしていたのが”養蜂”だったんです」

養蜂場の準備を通して、たくさんの学びがあった

明海大学・浦安キャンパスの屋上に設置した巣箱
(画像提供:うらやすハニープロジェクト)

橋本良亮さん(A.B.C-Z)
「大学の屋上に設置しているんだ。巣箱は、山奥とかに設置しているイメージでした」

キャンパスで養蜂を始めるにあたって、渡邊さんたちは行政機関から許可をもらったり、大学に活動をバックアップしてもらえるよう働きかけたりしながら、巣箱を設置する場所を準備。また東京都心のビルの屋上で養蜂を行っているプロジェクトを始め、養蜂に取り組んでいる大学や高校ともつながりながら、技術や知識を蓄えていったといいます。

渡邊桃花さん
「学生だけでは養蜂場や資金の確保が困難で、なおかつ短期的な活動で終わらせるものではないため、大学に対してもしっかりと説明を行いました。想いを綴った企画書を提出して、プレゼンテーションを行った結果、図書館の屋上に巣箱を設置するためのスペースを準備してもらったり、また、養蜂を始めるにあたって必要な予算を確保して頂きました。その予算で、ミツバチや巣箱、防蜂ネットを購入できました。ひとつ、ひとつのことが、とても勉強になりました」

セイヨウミツバチ
(画像提供:うらやすハニープロジェクト)

採蜜は順調 キャンパスで採れたハチミツの味は?

今年3月18日にミツバチを巣箱から放つ蜂放式を行い、これまでに4回の採蜜を行ったそうです。
左から4月26日、5月10日、5月24日に採れたハチミツ。採れた時期によって、味も色も異なるといいます。橋本さん、3種類のハチミツを試食して、大興奮!

橋本さんは4月26日に採れたハチミツがお気に入り!

橋本良亮さん(A.B.C-Z)
「4月26日のハチミツは、3種類の中で一番濃い色をしていますね。
うわぁすごく!おいしい。口の中が爽やか、香りもすごくあるし。
なんだろう食べやすい、すっきりしています。桜っぽい味がする。
これおいしいな!
5月10日のハチミツは、4月より味が濃くなる。しっかり味がして、ハチミツって感じ、食べ慣れているような味になってます。
5月24日のハチミツは、2週間しか違わないのに、ああすごい!甘さが3倍くらい変わっている。味が全然違うんだ、おもしろい!」

渡邊桃花さん
「橋本さんに、ハチミツの違いを感じてもらえてうれしいです!」

プロジェクトが目指すのは?

画像提供:うらやすハニープロジェクト

渡邊桃花さん
「近隣のホテルやレストランから、浦安市産のハチミツを活用したいという声をいただいています。学生が考えたロゴやパッケージを使用した商品を構想中です。ハチミツ単体だけではなく、コラボした商品や浦安市のスイーツ店のスイーツに使っていただきたいなあ、などアイデアがどんどん膨らんでいます」

橋本良亮さん(A.B.C-Z)
「僕は、いまこのハチミツを初めて食べたんですが、そのまま出すのがいいと思いました。そのくらい良い!まず、素材の良さを皆さんに楽しんでほしいですね」

渡邊桃花さん
「地域の子供たちに対しては、ハチは怖くないよっていうことを教える環境イベントの開催。浦安市内の広場、公園のワークショップを通して幅広い年代の地域の方々との交流。市内ホテルなどとは商品開発を通して市内事業者との地産地消を目指した連携を図るなど、このプロジェクトが人と自然と街を繋げる懸け橋になるといいなと考えています」

うらやすハニープロジェクトのメンバー
(画像提供:うらやすハニープロジェクト)
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