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住民のすみやかな避難に 命を守る新情報

「住民のすみやかな避難に 命を守る新情報」2017年9月1日

シュト子「雨が激しくなってきたわね・・・危険水位を超えた川があるみたいだけれど心配だわ。」サイ坊「早めの避難の目安として、気象庁が7月から「洪水警報の危険度分布」と「大雨警報(浸水害)の危険度分布」という新しい情報の発表を始めたんだ。「首都圏ネットワーク」で紹介していたので見てみよう。」

1洪水警報の危険度分布 (平成29年7月4日OA 「首都圏ネットワーク」)

(気象庁のホームページより)

神奈川県で局地的に激しい雨が降った8月1日の「洪水警報の危険度分布」です。洪水や川の氾濫の危険性が高い地域を細かく色分けしています。

洪水警報の危険度分布

(気象庁のホームページより)

これは、九州に大きな被害をもたらした台風3号のときの「洪水警報の危険度分布」です。
長崎市付近に上陸すると黄色赤色の表示が増え始めます。
その後、洪水や氾濫が起きる可能性が高い「非常に危険」な状況を示す薄紫色が現れます。
やがて、洪水や氾濫などの重大な災害がすでに発生していてもおかしくない「極めて危険」な状況を示す紫色が表示されました。

(気象庁のホームページより)

サイ坊「台風3号が上陸したころから九州を抜けるまでの「洪水警報の危険度分布」を連続で見てみよう!徐々に危険度が高くなり、やがて収束していく様子がわかると思う。」

この洪水や氾濫に関する情報「洪水情報の危険度分布」は、関東地方ではおよそ2,000の河川が対象になっていて、インターネットでいつでも確認できます。

気象庁 洪水警報の危険度分布(NHKを離れます)
http://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html

「避難勧告」判断の参考に

「洪水警報の危険度分布」は、自治体が避難勧告を出す際の判断の参考になると期待されています。

新潟県糸魚川市を流れる「前川」は、平成28年8月の大雨であふれ、周辺の道路一帯が水につかる被害が出ました。
前川のような中小河川では、避難勧告などを発表する際の基準となる水位が設定されていないため、そのつど、現場に出向いて判断していました。

シュト子「実際に見に行かないと判断できなかったのね・・・」

危険度が2番目に高い薄紫色が表示された場合に、『自治体が避難勧告を出すかどうかを判断する際の “目安の一つ” 』と内閣府のガイドラインでは位置づけています。

大雨警報や洪水警報が発表されたときに、
“どこで災害発生のおそれが高まると予測されているのか” を、危険度分布の地図情報で提供していきます。
自身で確認していただければ早めの備えに役立ち、自らの命を守ることにつながります。

気象庁予報課 予報官 高木康伸さん
シュト子「自分の身は自分で守る!そのために確認できるのはいいわね!」

2大雨警報(浸水害)の危険度分布

サイ坊「大雨警報(浸水害)の危険度分布」の発表も始まった!局地的な豪雨などにより、住宅街などで浸水の危険性が高まるエリアを細かく色分けした、1時間先までの予測になっているんだ。」

(気象庁のホームページより)

8月19日、湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、関東で非常に激しい雨が降りました。
そのときの「大雨警報(浸水害)の危険度分布」を16時~22時までの6時間を10分刻みで連続で見た画像です。

大雨警報(浸水害)の危険度分布

情報はインターネットでいつでも確認できます。

気象庁 大雨警報(浸水害)の危険度分布 (NHKを離れます)
http://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/inund.html

3河川の状況はここでも監視!

さいたま市にある国土交通省、関東地方整備局の水災害予報センターでは、関東地方と山梨県の一級河川の状況をモニターで24時間監視。

39の川に設置された観測所から、リアルタイムの映像が届いています。

(国土交通省 関東地方整備局ホームページより)

こちらは多摩川の映像。
多摩川には上流や下流など5か所にカメラが設置されていて、平常時現在の状況が比較できます。

サイ坊「上流の水位が上がっていると、これから下流の水位も上がってくるから注意が必要なんだ。

こちらは多摩川の現在の水位がどのくらい危険なのかが一目でわかるグラフ。こうした映像や情報は、インターネットで一般にも公開しています。

国土交通省関東地方整備局 川の防災情報 (NHKを離れます)
http://www.river.go.jp/

国土交通省 関東地方整備局水災害予報センター センター長 石鉢盛一朗さん「画面を見て、リアリティを持って判断につなげてもらえればと思います。」

4氾濫の危険をメールで配信!

平成29年5月から、関東と山梨県の25の主な河川では、流域の住民に危険を知らせる取り組みを始めました。

氾濫の危険性が高まったり氾濫が発生したりした場合に、緊急速報メールで知らせるしくみです。

今後、国が管理する37の河川に対象を広げていく予定です。

サイ坊「今回紹介した情報はインターネットでいつでも確認できる。激しい雨が続いたら情報をチェックして早めの避難を心がけよう!」
気象庁 洪水警報の危険度分布(NHKを離れます)
http://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html
気象庁 大雨警報(浸水害)の危険度分布(NHKを離れます)
http://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/inund.html
国土交通省関東地方整備局 川の防災情報(NHKを離れます)
http://www.river.go.jp/

 

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