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危険が潜む“アンダーパス” 怖い!大雨の日の運転

「危険が潜む“アンダーパス” 怖い!大雨の日の運転」2016年11月25日

ケン「この間、雨の日に車を運転したんだけど、視界は悪いし 、ぬれた道路は滑りやすいしで大変だったよ。」サイ坊「「雨の日の運転は特に注意が必要だね。ところで、雨の日に注意したいことは ほかにもあるんだ。『アンダーパス』に潜む危険 を紹介しよう。」

1アンダーパスが突然危険な場所に

サイ坊「“アンダーパス” とは、鉄道やほかの道路の下をくぐって通る道のこと。そこだけ低くなっているから 水がたまりやすく、注意が必要なんだ。」
ケン「平成28年9月に愛知県で大雨が降った時、冠水したアンダーパスに車が進入してしまい動けなくなって、運転していた方が亡くなる事故があった。当時、現場のアンダーパスには深いところで約3メートルも水がたまっていたらしい。」
サイ坊「道路に3メートルも水がたまるなんて、なかなか想像できないね。これは別の場所のアンダーパス。ふだんは道路なのに、水がたまって まるで川のようになってしまったんだ。」シュト子「雨の日に車を使うなら、危険性を知っておく必要があるわね。静岡放送局のリポートがあったから見てみましょう。」

2車は水につかるとなぜ動かなくなるのか (平成28年10月3日OA「たっぷり静岡」静岡局より)

JAF静岡 北沢浩之さん「車は、ガソリンだけで走っているのではなく、空気も吸いこんで動いています。その空気の吸い込み口から水を吸ってしまうと エンジンの中まで水が入るため、動かなくなってしまうのです。」

車の前方にあるエンジンと、後方にあるマフラー。
このいずれかが水につかると動かなくなるといいます。

ケン「なるほど。
マフラーのことは意識していなかったな。」

3どのくらい水につかると危険なのか

実験映像

◆ 水深 60cm の場合

車が時速10kmで
通り抜けようとしましたが・・・

途中で止まってしまいました。

車を調べてみると・・・

エンジンの内部に水が入っていました。

車内の足元にも水がたまっています。

サイ坊「実は、もっと水深が浅くても止まってしまう可能性があるんだ。」
JAF静岡 北沢浩之さん「水深が20cmしかなかったとしても、車のバンパーで水を押しのけると、40cmになってしまうことがあります。また、対向車が来た場合、水流によって水位が2倍3倍にもなる場合があります。」
シュト子「水深だけで考えると危険ね。でも、注意していても水の中で立往生してしまったらどうすればいいのかしら?」

4車から脱出する

冠水した道路で立往生すると、車内から脱出することが難しくなります。

実験映像

◆ 水深 30cm の場合

ドアを開けて外に出ることができました。

◆ 水深 60cm の場合

開けようとしてから約20秒後。
必死にドアを開けようとしても、
水圧でびくともしません。

開けようとしてから約55秒後。
やっと開きました。

シュト子「水深60cmでも、それほど深いように感じなかったけど、水につかると、ドアってこんなに開かないものなのね。」ケン「水圧って想像以上に強いんだな。」
車が前方から水に突っ込んだ場合は・・・
メット「後ろのドアから脱出するといいワン!」
◆ 後ろのドアから脱出

後ろまでシートをさげて
背もたれを倒します。

落ち着いて後ろのドアを開けましょう。

シュト子「力の弱い高齢者や女性の場合、水圧が強いと、ドアが開かないことも十分に考えられるわね。そんな時はどうすればいいのかしら?」
◆ 窓を開け脱出

電動で開閉するタイプの窓は、
“電気系統が使えるうちに”  開けましょう。

◆ 窓を壊して脱出

メット「脱出用のハンマーを積んでおくんだワン!」

5情報も備えよう

JAF静岡 北沢浩之さん「皆さんが何気なく毎日通っている道にも、例えば『ここは水がたまりやすい』などと看板が出ています。ひとつの道だけでなく、いろんなルートを頭に入れておきましょう。」
サイ坊「アンダーパスに限らず、道路が冠水していると、水路に落ちたり側溝に脱輪したりする危険もあるんだ。大雨の日は、無理に車を使うことは避けた方がいい!!」
シュト子「冠水しやすい場所をあらかじめ知っておけば、危険性が高い場所は避けられるわね。さっそくチェックしてみるわ!」

 

 ▼ 「道路防災情報WEBマップ」国土交通省 (NHKを離れます)
http://www.mlit.go.jp/road/bosai/doro_bosaijoho_webmap/

 

■ほかにも備える

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