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防ごう!「川」の事故 ~川遊びに出かける前に~

「防ごう!「川」の事故 ~川遊びに出かける前に~」2016年8月8日

シュト子「いよいよ夏本番!ナビ子と一緒に、川へ水遊びに出かけたいわ。」サイ坊「楽しそうだね。でも、水辺には危険が潜んでいるんだ。平成27年は、水難事故での死亡・行方不明者が全国で791人にのぼっている。(警察庁調べ)こうした事故に遭わずに楽しく遊ぶために、いざという時の備えを知り、準備して出かけよう!」

1水難事故はどこで起こる? (平成28年7月14日OA 「ひるまえほっと」)

シュト子「水難事故が多く発生するのは、海や川ね。」ケン「そうみたいだ。中学生以下の場合は、川での事故が一番多く発生しているよ。」シュト子「川に遊びに行く前に、どんなところが危険なのか知っておく必要があるわね。」

2浅瀬に潜む危険

都心から車でおよそ一時間半の、青梅市や奥多摩町を流れる多摩川上流です。

ここで、川の事故を防ごうと活動している「御岳ライフセーバーズ協会」の
太田旭さんに、事故が起きやすい場所に案内してもらいました。

サイ坊「この川を見てどう思う?」シュト子「穏やかそうに見えるし、危険は感じないけど・・・」
リポーター「石が多いですね。けっこう滑ります。滑るとはぜんぜん思わなかった所が滑る!」

水の中は、石にこけや藻が付き、滑りやすくなっています。
また、穏やかそうに見えても流れは速く、一度転ぶと立ち上がるのは
難しいといいます。

足をとられ、頭をぶつけて意識を失い下流に流されたり、浅瀬で足を滑らせ、そのまま激しい白波が立つ岩場まで流され、溺れたりするケースが非常に多いのです。

実験映像

映像提供(公財)河川財団

岩場からくぼみに流れ込む急流を表しています。

ひとたび落ちると渦に巻き込まれ、浅瀬であっても浮き上がることができません。

シュト子「危険に遭わないように常に注意する必要があるわね。」

3流された時はどうする?

メット「注意してても流されてしまったらどうすればいいの?」
御岳ライフセーバーズ協会 太田 旭 さん「背浮きです!」
背浮きのポイント「●腕を広げる ●下流に足を向ける ●沈まないようにする ●背筋を伸ばす ●寝そべるように」力を抜こう!  こうすることで呼吸がしやすくなり、障害物があっても足で蹴ってよけることができます。
悪い例「●怖がって腰を落とす」 慌てる もがく 体が沈みやすく水を飲むなどして溺れてしまいます。立ったような姿勢になると障害物に足がかかってしまいます。
御岳ライフセーバーズ協会 太田 旭 さん「川はすばらしい場所ですが、『危険が潜んでいるかもしれない』と思いながら、安全に楽しく遊んでもらいたい。」
シュト子「流された時は、まず “背浮き” ね!ところで、事前に備えられる物はあるかしら?」サイ坊「ライフジャケットだよ!」

4ライフジャケットを着用しよう!

ライフジャケットは体に合わせて選びましょう。

幼児用「枕付きのタイプもある」子ども用「股下にもベルトがある」大人用「浮力が大きい」ナビ子「ナビ子は枕付きを使う!」シュト子「幼児用は、枕があることで頭が沈まなくなるのね。」

NPO法人 川に学ぶ体験活動協議会 事務局長 斉藤隆さんに
着用のポイントを教えてもらいました。

(1) ファスナーをしめる

(2) バックルをしめる

(3) のベルトをしめる

(4) のベルトをしめる

(5) のベルトをしめる

ポイント 体に密着するようベルトをしっかりしめる NPO法人 川に学ぶ体験活動協議会 事務局長 斉藤隆さん「肩を持ち上げてみて、ずりあがらなければOKです!」
ケン「でも実際は、ライフジャケットを着ていない場合も多いよね。」
NPO法人 川に学ぶ体験活動協議会 事務局長 斉藤隆さん「ライフジャケットなしで流された場合も、流れの緩やかなところでは、まず “背浮き” が基本です。それが難しければ、得意な泳ぎ(立ち泳ぎ・平泳ぎ)で水面に浮上し呼吸を整えて、その後に、岸へ向かうのがよいでしょう。」

5流されている人を見かけたら

シュト子「もし、流されている人を見かけたらどうすればいいのかしら?」
1「声をかける」メット「あわてない!落ち着くことが大事だワン。」
2「119番通報する」
3「浮くものを投げる」■クーラーボックス■アルミマット■ペットボトル■ポリ袋(空気を入れて口をとじて使う)
メット「身近なものが救助に役立つ場合があるんだワン!」
NPO法人 川に学ぶ体験活動協議会 事務局長 斉藤隆さん「川遊びは子どもの成長にとてもいいです。事前の準備をしっかりして、安全に楽しく遊んでほしい。」
シュト子「ナビ子!対処法もしっかり覚えたし、準備して川に遊びに行くよ!」ナビ子「わーい」

 

サイ坊「楽しいレジャーを悲劇にしないため、お出かけ前に川の水位をチェック! 」

▼国土交通省「川の防災情報」  (NHKを離れます)
http://www.river.go.jp/

 

■ほかにも備える

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