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津波から命を守る こども園

「津波から命を守る こども園」2013年4月25日

ナビ子です。東日本大震災の時、ナビ子は保育園にいたんだけど、
ママがいなくて怖かったなぁ。
海辺のまち 千葉県山武市では、そうした声を受けて、この4月、
津波からこどもを守る工夫がいたるところに凝らされたこども園が開園したよ。
今城アナが紹介しているよ!

▲2013年4月8日OA「おはよう日本 首都圏」より

1内陸部に移転統合「市立しらはたこども園」

今城アナウンサー「ナビ子ちゃん、こちらの地図を見てください。」

まず注目してもらいたいのが、こども園の場所です。東日本大震災の時は、山武市にも津波が来ました。一番海に近い保育所は海岸から1キロ強で、津波はそこまでは来ませんでした。でも、保護者のみなさんからは「内陸に施設を移してほしい」という声が相次ぎました。そこで、この地域にあった4つの保育園や幼稚園を統合して、「しらはたこども園」ができたんです。

ナビ子「内陸に園があれば、安心だね。
」

去年の3月に山武市が発表したハザードマップも見て下さい。
千葉県東方沖で最大級の地震が起きると、沿岸部には最大で9.6メートルの津波が来ると想定されていますが、浸水するのはこの青いラインまで。津波が到達しないと想定されている内陸に、この子ども園は建てられました。

2施設にもあちらこちらに津波対策

まず、この廊下をご覧下さい。カーブしているでしょう。
この建物は、壁などに曲線を多用していますが、
どうしてか分かりますか?
もし海側から波が来ても、曲面に当たって 波を両側に分散させ、
衝撃をやわらげるためなんです。
ナビ子「なんと!へえ~」

 

ぼくはいま、屋上へ上がりつつあるんですが、
この階段、大人が上るとちょっと上がりにくいんです。
それはなぜでしょう?
ナビ子「ナビ子にとっては上りやすいよ」
そうです!園児が上りやすいように、子どもの体に合わせて
高さを抑えてあるんです。段差は、12センチほどです。

 

ナビ子ちゃん、では最後の質問。
屋上に作られたこの段差は、何のためでしょう?
実は、子どもたちが座るとちょうどいいベンチになります。
避難した時、子どもたちは、ここで待機できるというわけです。
ナビ子「今城アナは、 ちょっと きゅうくつ?」

 

「しらはたこども園」の屋上は、地上から6メートル。もともと標高が6メートルなので、合わせて海面から12メートルの高さになります。また、園児と先生合わせて200人が十分避難できる広さもあるんです。

今城アナウンサー「床に描かれた、地元特産のいちごの絵。かわいいでしょ?この屋上は、ふだんから子どもの遊び場としても活用する予定です。」

山武市では、内陸側にもう1つ、液状化に備えた
こども園も開園したんだニャ。
災害に強い施設、参考にしたいニャン。

■ほかにも備える

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