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「首都圏にも津波が!?−南海トラフ巨大地震の被害想定」

「首都圏にも津波が!?−南海トラフ巨大地震の被害想定」

去年8月、国は、南海トラフ巨大地震の被害想定を発表したけど、
想定では、お台場など東京湾沿岸でも
最大でおよそ3メートルの津波が来たり、
最悪の場合、関東でおよそ6000人が
津波で亡くなるおそれがあるとしているんだ。

今回は津波による被害想定について詳しくみてみよう。

そもそも南海トラフとは何か。南海トラフとは、駿河湾から九州にかけて、プレートが接する境界にある溝のこと。
この南海トラフ付近で起こる地震は、震源域が、駿河湾から浜名湖にかけてのものを東海地震、浜名湖から潮岬にかけてのものを東南海地震、潮岬から四国沖でおきるものを南海地震というんだけど、その3つが同時に起きる最大規模の地震を、南海トラフ巨大地震というんだよ。

1津波の高さはどれくらい?

南海トラフ巨大地震が、どれだけの被害をもたらすのか?
首都圏に来る、津波のシミュレーションを見てみよう。
津波は、震源の西からやってきて、まず陸地にさえぎられていない沖合の伊豆諸島に到達する。
第一波の到達は最も早い場合、地震発生からわずか11分
その数分後には20メートルを超える大津波が押し寄せると想定されている。

シュト子「新島で31メートル!?そんなに巨大な津波が来るの?」

最悪の場合津波の高さは、最も高い新島で31メートル、神津島で25メートル、小笠原諸島で20メートル。

サイ坊「想定が大きくなったのは、海底の地形にわけがあるんだ。火山活動でできた伊豆諸島は、周辺の海底から島の沿岸にかけて水深が急激に浅くなっていて、押し寄せる津波が、海が浅くなるにつれて高さを増していくからなんだ。」
シュト子「鎌倉でも、最大10メートルの津波が来るの?」

首都圏の沿岸部も、大きな被害予想が出ているんだ。
津波の高さは、最大で千葉県館山市で11メートル神奈川県鎌倉市で10メートルなどと、2つの市で10メートルを超えている。横浜市千葉市東京都の臨海部など東京湾内でも3メートル以上の大津波が想定されている。
津波の第一波が到達するのは地震発生から30分余りとされている。

これは、地形や水深の影響なんだ。 首都圏放送センターの平間記者は、「相模湾の沿岸では、西から押し寄せた津波は湾の奧に近づくにつれて重なり合い、鎌倉市逗子市葉山町の辺りで最も大きくなる」と解説している。

シュト子「お台場にはよく遊びに行くのに、最大でおよそ3メートルの津波が来るかもしれないなんて、怖いわ。
」

 

東京都内では、中央区、港区、江東区、品川区、大田区、江戸川区の6つの区で、最大で2メートルから3メートルの津波が押し寄せると想定されているんだ。
国は、いずれも防潮堤や水門などを越えることはなく、人的被害や建物への被害は出ないとしている。
ただし、防潮堤や水門よりも海側にある公園などでは、津波がそのまま押し寄せる恐れもあって、東京都は地震が起きた際には、津波に関する情報に十分に注意して欲しいとしているんだ。

 

2人的被害はどれくらい?

津波が原因の死者も出ると想定される。
被害が最大となるケースでは、神奈川県でおよそ2900人、千葉県でおよそ1600人、伊豆諸島と小笠原諸島でおよそ1500人などと想定されているんだ。

3対策すれば、被害は10分の1に

今回の想定では、早めの避難などによって被害を減らす効果も示されている。

地震発生から10分以内に被災地域の全員が避難を開始し、互いに避難を呼びかけながら逃げた場合

死者はおよそ6000人から700人程度にまで減らすことができると推計しているんだ。

津波警報が出たら、とにかくより高い場所、
沿岸から遠い場所に避難することはもちろん、想定では
関東の沿岸には津波が半日ほど繰り返し押し寄せるから、
津波警報が出ている間は高台にとどまってくだサイ★

■ほかにも備える

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