備えておけば安心 わが家の安全対策 グラッときたら 安全に避難するには
被害を最小限に 地震の基礎知識 首都圏の大地震 津波に備える


家庭で防災対策を
危険な家具の対策
寝室の安全対策
家と塀の点検
火災を防ごう
家族との連絡方法
NHKの安否情報放送
災害伝言ダイヤル

 



家庭で防災対策を
地震で家が崩れ、家具が転倒すると、@その下敷きになる、A避難路を塞がれる、B破損したガラスや散乱物でケガをする、これらが原因となって悲惨な災害につながります。また、災害時に家族との連絡もとれにくくなります。そこで万一の場合に備えて、わが家の防災対策を考えておきましょう。そして例えば9月1日の防災の日前後に家族でいざという時の防災対策について話し合っておくのも良い方法です。


危険な家具の対策
家具が転倒しやすい傾向として、@奥行きが浅く、背が高くなるほど転倒率が高い。A上層階ほど家具の転倒率が高い。B硬い床よりも柔らかい床(例えば、フローリングよりも絨毯やカーペット)に置いた家具の方が転倒しやすい。この3つが考えられます。家具をよく点検し、次のような安全策を講じましょう。@家具を安全金具等で壁や天井に固定する。A家具は前のめりよりも、後ろもたれ気味に設置する。B戸棚の下に重い物を、上に軽い物を収納する。C家具の上にテレビ等の重い物やガラス製品等は置かないようにする。


寝室の安全対策
なるべく寝室には、タンスなどの家具を置かない方が安全ですが、もし家具を置く場合には、しっかり転倒防止対策をしましょう。また、地震後、床に散乱したガラスなどでケガをしないように、普段から厚手のスリッパなどを寝室にも用意しておくと便利です。できれば、(寝室に限らず)戸棚や窓のガラス部分には、ガラス飛散防止の透明フィルムを貼るほか、戸棚の中の物が飛び出さないように扉や引き出しには鍵を掛ける(または止め金具で固定する)と安全です。非常持出品は、就寝中は寝室の身近に置くと便利です。


家と塀の点検
大地震では、補強の不十分な建物やブロック塀が倒壊し、被害が大きくなります。阪神・淡路大震災では約24万棟の家屋が全・半壊し、大惨事となりました。建物の柱や土台、屋根瓦などを点検し、老朽化しているものは補強しておきましょう。また、宮城県沖地震では、死者28人中18人の方がブロック塀、石塀の倒壊により亡くなりました。ブロック塀や石塀などは、基準どおりの鉄筋が入っているのか、転倒防止の控壁(補強)を設けているのかなど、施工上の欠陥によるものが少なくないので、よく点検し対策を講じましょう。


火災を防ごう
小さな地震でも素早く火を消す習慣を身につけましょう。グラッときたら使用中のガス器具やストーブなどは、素早く火を消すことが大切です。ただし揺れが大きい時に火を消しに行くと、コンロの上のやかん等が滑り出して大変危険です。大きい揺れの時には、慌てずに揺れが収まってから消火しましょう。もし出火したら大声で近所に声を掛け、消火器等で初期消火に努めましょう。(消火用具は使いやすい所に置き風呂に水をはっておく)地震の時はガスの元栓を締め、電気器具のプラグを抜き、ブレーカーも切りましょう。


家族との連絡方法
いざという時、家族の安否を確かめるための連絡方法を考えておきましょう。大地震の時は交通機関がとまり、電話もかかりにくくなることを前提に、集合場所を決めたり、遠く離れた親戚や知人の家を連絡先にしておいたりするルールを作っておきましょう。とくに子供とどう合流するかは重要なポイントです。学校や幼稚園などでは、迎えにきた家族に子供を引き渡したり、集団下校を行ったりします。あらかじめそれぞれの学校や幼稚園にどんな方法をとるのか確認して、お子さんにも話しておきましょう。


NHKの安否情報放送
阪神大震災のような大規模災害が発生した場合には、NHK教育テレビ・FM放送などで「個人の安否」や「避難所ごとの避難者の氏名や住所」などを知らせる「安否情報放送」を行います。被災地でばらばらになった家族同士の連絡や、自分が無事であることを発信するほか、被災地域以外の人が、被災地内にいる家族や知人の安否を確かめることができます。安否情報放送を実施する時には、テレビ・ラジオの放送を通じて、放送依頼を受け付ける電話と、問い合わせ対応の電話番号・インターネットアドレスを告知します。


災害伝言ダイヤル
災害時には被災地へ電話が集中してつながりにくくなります。このような時の連絡手段に「災害用伝言ダイヤル」があります。被災地にいる人が専用番号「171」に電話し、音声の案内に従って自宅などの電話番号を入力すると、メッセージを録音できます。録音されたメッセージは48時間保存されます。別の人が「171」に電話し、同じ電話番号などを入力するとメッセージを聞くことができます。「災害用伝言ダイヤル」はNTTが災害時に限って運用します。災害時伝言ダイヤルの運用の状況は、NHKの放送でも紹介しています。


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