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  • 2024年6月3日

食品値上げ2024年6月 円安影響は? 野菜価格どうなる キャベツ ブロッコリーなど

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6月に値上げされる食品は、天候不順などを受けた原材料の高騰による値上げが目立っています。また、ことしは円安の影響による値上げの割合が増えているということです。帝国データバンクの調査による値上げされる品目のほか、野菜価格の見通しや東京23区の5月の消費者物価指数についてまとめました。

主な食品メーカー “6月の値上げ614品目”

国内の主な食品メーカー195社を対象にした帝国データバンクの調査で、6月、値上げされる食品は614品目となりました。

3775品目だった去年の同じ月と比べて83.7%の減少で、品目別では、▼不作となった海苔製品を含む「加工食品」が全体の5割あまりとなったほか、▼原料のカカオ豆が高騰したチョコレート製品など、「菓子」がおよそ2割を占めています。

円安が要因 値上げの品目に占める割合増加

一方、ことし1月から10月までに、値上げされたり値上げが予定されたりしている8269品目のうち、円安の影響が値上げの要因になっている割合は29.2%で、去年の同じ時期の値上げの品目数に占める割合を大きく上回っています。(去年同期:3万1579品目中11.5%)

調査会社では、ことし後半にかけて円安の影響による値上げの割合がさらに拡大する可能性もあるとした上で、1ドル=150円台後半の円安水準が長期化した場合などには、原材料を輸入する際のコストが増加し、食品値上げの品目数がさらに増えることも見込まれるとしています。

野菜価格 高値の見通しの品目(6月)

農林水産省が公表した東京都中央卸売市場に出荷される主な野菜15品目についての6月の価格の見通しによりますと、▼ほうれんそう、▼なす、▼トマト、▼ピーマンの4つの品目は、1か月間を通して、平年を上回る高値で推移する見通しだとしています。

また、6月の前半は、▽大根、▽にんじん、▽キャベツ、▽ジャガイモの4品目が、6月の後半は▼きゅうりが、平年より高い価格で推移する見通しだとしています。

高値のキャベツ ブロッコリー

ただ、このところ価格の高騰が続いているキャベツは、6月後半には、産地の切り替わりで、出荷が安定し、価格が落ち着く見込みだとしています。

また、同じく高値が続いていたブロッコリーの6月の価格は、平年並みで推移する見通しだということです。

東京23区 消費者物価指数(5月)

総務省によりますと、東京23区の5月の消費者物価指数は速報値で、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、前の年の同じ月より1.9%上昇し、上昇率は、前の月・4月から0.3ポイント拡大しました。

再生可能エネルギーの普及のための費用として電気料金に上乗せされている「再エネ賦課金」が引き上げられたことなどが要因で、「電気代」は前の年の同じ月から13.1%上昇し、去年1月以来、1年4か月ぶりにプラスに転じました。

「生鮮食品を除く食料」 3.2%の上昇

また、「生鮮食品を除く食料」は、3.2%の上昇で、上昇率は前の月と変わらず、横ばいでした。
値上がりしたものをみると、▼「調理カレー」が22.3%、▼「せんべい」が17.6%、▼「あんパン」が8.4%、▼国産品の「牛肉」が8.0%、それぞれ上がっています。

東京23区の指数は全国に先立って公表されることから、先行指標として注目されています。

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