特集「古地図で見る東京大空襲」

1944(昭和19)年11月24日、マリアナ諸島を出撃したB29による初の本土空襲が行われました。翌年8月まで続く東京大空襲の始まりでした。東京大空襲というと1945(昭和20)年3月10日が知られていますが、アメリカ軍は100回以上にわたって東京をねらった空襲を終戦までの9か月間続けました。

3月10日の空襲では、これまでよりも低空飛行でターゲットをねらいました。ピンポイントで目標をねらう攻撃から、市街地全てを攻撃するやり方に大きく変わったのです。わずか2時間半の間に38万発の焼夷(い)弾が町に降り注ぎ、死者・行方不明者は10万人以上に上りました。市民をねらった大規模な無差別爆撃は3月10日をさかいに本格化していき、終戦までには市街地の半分以上が焼失しました。

※今回掲載する地図は、3月10日の大空襲だけでなく9か月間にわたった空襲による被災状況を表したものです。