2018年08月07日 (火)タガメを探しに里山へ【横尾泰輔】


こんにちは、副部長の横尾です。
静岡での出来事ではないのですが、お付き合い下さい。

私は、少年時代から昆虫がけっこう好きで、
クワガタやカブトムシはもちろん、
カマキリ、スズムシ、コオロギ、
アリやアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)、
アゲハチョウの幼虫(普通の人が見れば緑色のイモムシ)など
数々の昆虫を飼ってきました。

中でも、水辺の生きものにロマンを感じ、
ゲンゴロウやガムシを飼育し、
普段見ることできない水中の世界をのぞき見ては
喜んでいたものです。

そんな、水生昆虫少年にとって一番の憧れが、
国内最強最大の水生昆虫・タガメです。
写真は、私が3年前に捕まえた6.5センチもの。

180807_001.jpg

タガメは、自分の体より大きな蛙や魚を補食し、
その凶暴さから「水中のギャング」などと呼ばれています。

でも、そんなイメージとは裏腹に
農薬などによる水質の変化に極端に弱く、
清浄な自然が守られているごく一部の里山にしか生息しません。

強いけど弱い、そして希少。
昆虫好きのツボを押さえた昆虫です。

というわけで、とある里山に行ってきました。
タガメ、いるといいなあ。

180807_002.jpg

まず見つけたのが、トノサマガエル。
今やけっこう珍しく、環境省が指定する準絶滅危惧種です。
でも、タガメのエサです。

180807_03.jpg

立派なドジョウ。
これもタガメのエサです。

180807_04.jpg

ドンコという魚も。
タガメのエサ。

180807_05.jpg

アカハライモリ、の腹。
アカハライモリも数が減っていて、たしか準絶滅危惧種です。

180807_06.jpg

水辺の生きものが次々と見つかり、
タガメの存在に期待が高まります。

さらに、タガメの仲間のコオイムシ。

180807_07.jpg

テンション上がりますね。
こんな感じのところを丹念に探します。

180807_08.jpg

そして、炎天下でおよそ2時間、
ふと水路のへりに目をやると・・・
これはっ!

180807_09.jpg

いました!
まだ若くて小さい個体ですが、タガメです!

180807_10.jpg

右手にタガメ。

タガメがいるということは、自然が維持されていて、
人と生きものがバランスを保ちながら共存している証です。
地域の人々が、自然を大切にしているんですね。

最後は、若いタガメの成長を願いつつリリース。
立派なタガメになれよ。

180807_11.jpg

投稿者:横尾 泰輔 | 投稿時間:17:00

ページの一番上へ▲