2019年09月30日 (月)お米を作るだけじゃない!棚田の役割【伊藤 麻衣】


気象予報士の伊藤麻衣です。
最近は少しずつ秋らしくなってきましたね。

朝晩の涼しさ・虫の声・うろこ雲・・・
でもやっぱり私は「食欲の秋」。
菊川市にある、せんがまちの棚田に行ってきました。

せんがまちの棚田は、
機械化できないなどの理由で
一時すべてなくなる危機がありましたが、

25年ほど前から地域振興のために復田をはじめ、
現在は3ヘクタ―ルの美しい景色を見ることができます。

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棚田を復元したことで、
生態系がより豊かになったそうです。
一番下の水路にはメダカや、カワニナ、シマドジョウなどがいます。
棚田を通ると水がろ過されてきれいになるため、住むことができるそうです。

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静岡県の絶滅危惧種、ニホンアカガエルも生息し、
訪れた日も元気に飛び回っていました。

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棚田は防災にも役立っています。

山に降った雨の一部を一時的にためることができるため、ダムの役割をします。
川に一気に雨水が流れ込まず、洪水を防ぐ役割があるそうです。

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また、日ごろから耕すことで水のしみこみがゆっくりになり、土砂崩れ防止。
さらに田に水を張っているときには雨や風が直接土に当たらず、土が流れるのを防ぐことができるそうです。

棚田はお米を作る、景観が美しいというイメージしかありませんでしたが・・・

生き物たちが住みやすく、
さらに私たちの命を守ってくれる、
とても大切な場所であると学ぶことができました。

取材に協力いただいた、
NPO法人 せんがまち棚田倶楽部の堀さん、
ありがとうございました。

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投稿者:伊藤 麻衣 | 投稿時間:18:00

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