2009年07月12日 (日)ルーキーズの1年。


去年、1回戦で観戦した「ルーキーズ」たち。

1年経って、2年生になりました。

去年、立ち上がりこそ雰囲気をつかみながら、
流れを手放してしまい敗戦。
先輩たちとの夏が初戦で終わってしまったことに
悔し涙を流した1年生たち。

ことしの試合は・・・。

 

試合の流れを必死につかみ取ろうとする姿が
たくましく映りました。

試合がはじまって初球、先頭打者がセフティーバント。
2番打者もセフティーバントを見せ、揺さぶります。
先制点も、意表を突いたドラックバントでタイムリー内野安打。
落ち着いて、仕掛けていく姿は去年とは違いました。

去年、ケガから復帰してわずかでマウンドに上がり
ランナーを背負ってからの投球に課題があったエースも
2年生になりました。
今回は、
ノーアウトのランナーを背負ってから、本当によく粘りました。
9イニングのうち実に7回、先頭打者に出塁を許し
そのほとんどで得点圏。
でも、ここからの動きに彼らの1年がうかがえました。

膝から滑り込んでゴロを抜けさせなかったショート、
落ちそうなあたりを駆け込んでグラブに収めたセンター、
きわどいタイミングに、しっかり伸びてつかんだファースト、
ファールフライも広い草薙のグラウンドを、よく追いました。
練習にお邪魔したときには、
「足を動かせ」
「飛び込むな」
「その1球で3年生の夏が終わるぞ」
という監督の大きな声が響いていましたが、
この日の試合中は、
監督も笑顔で選手をベンチに迎え入れていました。

部員26人。しかも、3年生の選手はわずか3人。
3年生の主将は背番号10で、3塁コーチ。
試合の流れを決めた追加点のシーンでは、
2アウトから、
思い切り腕を回して、2塁走者をホームに還しました。
「試合中のキャッチボールを見ていて、
ボールへの入り方を見たらいけると思った。」
こちらも落ち着いて、試合を見ていました。
後輩たちには心強かったことでしょう。

去年は涙に暮れた1年生。
ことしは笑顔がはじけました。
「少ない人数でやってきた3年生に恩返しがしたくて、
 夏は3年生に勝利をプレゼントしたかった。」
そう語る2年生エースは、
目を細くして笑みを浮かべました。

次の相手はシード校。
ルーキーズの成長をぶつけるには格好の相手。
まずは、この1週間、
去年果たせなかった、先輩たちとの「長い夏」を
存分に味わってほしい。

 

投稿者:別井 敬之 | 投稿時間:17:05

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