ラジオ深夜便 番組からのおしらせ

コーナー情報

2023年5月21日
『ミライの源氏物語』山崎ナオコーラ 著 淡交社 刊
『山本彩香 とー、あんしやさ 琉球料理の記憶と味の物語』山本彩香・駒沢敏器 著 スイッチ・パブリッシング 刊
『書籍修繕という仕事 刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』ジェヨン 著 牧野美加 訳 原書房 刊


 2023年4月16日
『渡り鳥たちが語る科学夜話』
 全卓樹 著 朝日出版社刊
『朝のあかり 石垣りんエッセイ集』 石垣りん 著 
『小さき者たちの』 松村圭一郎 著  ミシマ社刊

 

「ラジオ深夜便」と、毎週土日の午後5時5分から放送している「ちきゅうラジオ」が、

「絵本」をテーマにコラボレーションします。

 

共通のゲストをそれぞれの番組にお招きしたり、共通のテーマで番組作りをしたり、といった企画を、

年間を通じてお届けする予定です。

 

その第一弾として、

国内外の絵本に精通する、絵本家の広松由希子(ひろまつ・ゆきこ)さんを

両番組にお招きします。

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4月23日(日)に放送した「ちきゅうラジオ」の「ちきゅう絵本くらぶ」の企画では、

広松さんが、ウクライナのアートユニットAgrafka(アグラフカ)の絵本を取り上げました。

 

Agrafka(アグラフカ)は、

ロシアの軍事侵攻が続く今も、ウクライナで活動をつづけている、

世界的な評価の高いアーティスト、夫婦ユニットです。

 

番組で紹介したのは、まったく異なる2冊の絵本。

「音とは何か?」に迫る科学絵本の傑作

『うるさく、しずかに、ひそひそと 音がきこえてくる絵本』と、

戦争がもたらすものについて、子どもたちと誠実に向き合った作品

『戦争が町にやってくる』です。

 

広松さんが2冊のウクライナの絵本を深く読み解き、

絵本の中に広がる豊かな世界の魅力を紹介しました。

 

その放送は、4月30日(日)午後8時まで、「聴き逃し配信」でお聴きいただけます。

(NHKネットラジオ「らじる★らじる」で4月23日(日)午後5時台の放送をクリックしてください。)

 →聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる

 

そして、「ちきゅうラジオ」に出演された広松さんには、

来月・5月の「みんなの子育て☆深夜便」

26日(金)午前4時台「ことばの贈りもの」のコーナーにもご出演いただきます!

 

「ちきゅうラジオ」では語りきれなかった、

広松さんご本人の魅力、絵本と子どもへの思いについて迫ります。

きき手は「ちきゅうラジオ」のキャスター、中村慶子アナウンサーです。

こちらも、どうぞお楽しみに♪

2023年3月19日
『評伝 宮田輝』
古谷敏郎(文藝春秋)
『安岡章太郎短篇集』持田叙子 編(岩波文庫)
『本屋で待つ』佐藤友則・島田潤一郎(夏葉社)


2023年2月19日
『僕は珈琲』
片岡義男(光文社)
『真珠とダイヤモンド』桐野夏生(毎日新聞出版)
『いちにち、古典:〈とき〉をめぐる日本文学誌』田中貴子(岩波新書)


2023年1月15日
『邂逅の孤独 地霊と失われたものと』臼田捷治(幻戯書房)
『諦念後』小田嶋隆(亜紀書房)
『スクイズ・プレー』ポール・ベンジャミン(新潮文庫)


2022年12月18日
『僕の樹には誰もいない』
松村雄策(河出書房新社)
『ポエトリー・ドッグス』斉藤倫(講談社)
『女を書けない文豪(オトコ)たち』イザベラ・ディオニシオ(角川書店)


2022年11月20日
『イコトラベリング 1948-』
角野栄子(角川書店)
『反乱者』シーナ・アポストル(白水社)
『「出家」 寂聴になった日』長尾玲子(百年舎)


2022年10月16日
『文にあたる』
牟田都子(亜紀書房)
『岡本綺堂 怪談文芸名作集』岡本綺堂 著・東雅夫 編(双葉社)
『老神介護』劉慈欣 著 大森望、古市雅子 訳(角川書店)


2022年9月18日
『黒猫ノロと世界を旅した20年』
平松謙三(ハーパーコリンズ・ジャパン)
『岡井隆の忘れもの』岡井 隆(書肆侃侃房)
『月の三相』石沢麻依(講談社)


2022年8月21日
『カヨと私』
内澤旬子(本の雑誌社)
『嫌いなら呼ぶなよ』綿矢りさ(河出書房新社)
『ウクライナ戦争日記』スタンド・ウィズ・ウクライナ・ジャパンと左右社編集部編(左右社)


2022年7月17日
『世界を手で見る、耳で見る』
堀越喜晴(毎日新聞出版)
『小さな家の思想:方丈記を建築で読み解く』長尾重武(文春新書)
『一心同体だった』山内マリコ (田畑書店)


2022年6月19日
『新版 O・ヘンリー ラブ・ストーリーズ 恋人たちのいる風景』
O・ヘンリー著、常盤新平 訳(言視舎)
『きりんのまいにち』二宮由紀子 作、大野八生 絵(光村図書出版)
『Nさんの机で:ものをめぐる文学的自叙伝』佐伯一麦(田畑書店)


2022年5月15日
『かくも甘き果実』
モニク・トゥルン、吉田恭子訳(集英社)
『八月の母』早見和真(角川書店)
『森と木と建築の日本史』海野聡(岩波新書)


2022年4月17日
『夏の体温』
瀬尾まいこ(双葉社)
『年年歳歳』ファン・ジョンウン(河出書房新社)
『夕暮れに夜明けの歌を』奈倉有里(イースト・プレス)

「季刊深夜便~声の若返り大作戦!?~」

3月30日(木)午後11時台と翌午前0時台

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3月30日(木)の「季刊深夜便」は、

シニア世代に関心が高い“のどの老化&健康”について、生放送でお送りします。

 

このところ、声がかすれたり、むせたり、せきこんだりすることが増えたという方、

いらっしゃいませんか?

 

それは、のどを含めた「呼吸器系の老化」が進んでいるサインです。

そのままにしておくと、誤嚥性肺炎のリスクが高くなるので要注意。

今すぐ始められる簡単トレーニングで、声やのどを若返らせましょう!

 

ゲストは、

元・宝塚トップスターで俳優の、杜けあきさん

変幻自在に声を操る声優の、関智一さん

呼吸器内科の専門医、大谷義夫さん

 

進行は、迎康子アンカーです。

どうぞ、お楽しみに!

「ほむほむのふむふむ 新春スペシャル」
 1月2日(月)午後11時台~1月3日(火)0時台

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「ほむほむのふむふむ」放送時間変更のお知らせ

 

歌人の穂村弘さんをスタジオにお迎えして、

毎月1回、ラジオ深夜便 午前4時台に放送している「ほむほむのふむふむ」。

 

新年最初の放送は、新春スペシャルということで、

放送時間が変わります。

1月2日の午後11時台と、3日午前0時台です。

 

ゲストは、1987年に発表した「サラダ記念日」からずっと、

短歌界のトップランナーとして活躍を続ける、

歌人の、俵万智さんです。

 

同世代の二人が、互いの歌を紹介しながら、

デビュー以来の歩みを振り返ります。

また、番組後半では、

短歌ブームの中心にいる若手歌人の作品も紹介します。

 

ほむほむのふむふむ 新春スペシャル。

放送は1月2日です。

どうぞお楽しみに。

『水木一郎さんをしのんで~ラジオ深夜便・時代を創った声特別編~』のご案内

「アニメソングの帝王」と呼ばれた歌手の水木一郎さんが、12月6日、この世を去りました。
水木さんには5年前、2017年の11月にラジオ深夜便『時代を創った声』にご出演いただきました。

そこで
12月25日(日)午前9時05分~10時00分 R1

『水木一郎さんをしのんで~ラジオ深夜便・時代を創った声特別編~』

と題して、当時の音源と、水木一郎さんの歌声をお届けします。

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ご案内は『時代を創った声』のインタビュアー、石川光太郎ディレクターです。

ぜひお聴きください。

730日の「ラジオ深夜便」は

国連が定める先住民の日、89日を前に、

日本の先住民族・アイヌの魅力あふれる伝統文化などについて、

6時間にわたってお送りします。

 

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★23時台・0時台 

季刊深夜便「アイヌ文化との出会い~深夜便からイランカラㇷ゚テ~」

ゲストに、アイヌ文化研究の第一人者、札幌大学教授の本田優子さんをお迎えし、

生活の中に息づくアイヌ文化や継承の課題について考えます。

進行は村上里和アンカーです。


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★1時台「アイヌの物語の世界」

知里幸恵『アイヌ神謡集』を音楽と朗読でお送りするほか、

アイヌのカムイユカㇻ(神謡)から生まれた絵本『シマフクロウとサケ』の朗読をお聞きいただきます。

アイヌ語で謡ってくださるのはアイヌ文化伝承者の弓野恵子さん、日本語朗読は堀菜保子アナウンサーです。


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★2時台3時台は、「アイヌの音楽」

古今のアイヌ音楽を2時間にわたってお送りします。

世界を舞台に活躍するトンコリ(アイヌの伝統楽器)奏者のOKIさんと、

探し求めていた”音”がアイヌ音楽にあったと語る、ピアニストの川上ミネさんのインタビュー。

そして、お二人が選ぶ「深夜便リスナーに聞いてほしい曲」もお届けします。

 

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★4時台「明日へのことば」は、俳優の宇梶剛士さんのインタビュー

「悩み苦しんでたどり着いた自分のアイヌ」

宇梶剛士さんは、みずからのルーツであるアイヌをテーマに舞台を作ったり、

北海道白老町にあるアイヌ文化の発信拠点・民族共生象徴空間「ウポポイ」のアンバサダー・広報大使を務めたり、

アイヌ文化の伝え手としても活動されています。

ご自身のアイデンティティとどう向き合ってこられたのか、札幌放送局の高山大吾アナウンサーが話を伺いました。

 

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NHKラジオ深夜便
季刊深夜便「魅惑のミッドナイト・ヒット・パレード!」

2022429日(祝・金)午後11時台~30日(土)午前0時台放送

1950年代~1970年代を中心とした洋楽ラジオ番組を振り返るとともに
リスナーのみなさんから寄せられたお便りとオールディーズのリクエストを味わいました。

出演:売野雅勇さん(作詞家)、徳田章アンカー


【午後11時台】

①   ジョニー・ティロットソン「ポエトリー」(発表年:1960年)/作詞家・売野雅勇さんの選曲

②   ガス・バッカス「恋はスバヤク」(発表年:1963年)

③   メリナ・メルクーリ「日曜はダメよ」(発表年:1960年)

④   ジョー・スタッフォード「霧のロンドン・ブリッジ」(発表年:1956年)

⑤   エディ・ホッジス「恋の売り込み」(発表年:1961年)

⑥   ベンチャーズ「十番街の殺人」(発表年:1964年)

【午前0時台】

⑦   デル・シャノン「悲しき街角」(発表年:1961年)

⑧   エルヴィス・プレスリー「やさしくしてね(トリート・ミー・ナイス)」(発表年:1957年)

  /元ラジオ関西アナウンサー・三浦紘朗さんのリクエスト

⑨   フランク・チャックスフィールド・オーケストラ「引き潮」(発表年:1953年)

⑩   ビリー・ヴォーン・オーケストラ「浪路はるかに」(発表年:1957年)

●NHKラジオ第一「夢のハーモニー」(初回放送:1972年5月6日より)

~ニニ・ロッソ(トランペット)「海に来たれ」

 

※オープニング&エンディングテーマ:

ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ「ロック・アラウンド・ザ・クロック」(発表年:1954年)

mayotitle.jpg アナウンサーが描くさまざまな物語の世界をお楽しみください!
2022年3月29日(火)~4月1日(金)午前1時台に4日間シリーズで放送、
現在「聴き逃し配信中」です。(4月5日~8日午前2時に順次終了)



☆子どもから大人まで楽しめる17作品の朗読を、全国18人のアナウンサーで朗読しました。
コロナ禍の中で迎えた3度目の春。朗読を聴いたみなさんの心が開かれることを願って、
「ダイバーシティ~多様性~」をテーマに、絵本専門士の資格を持つ村上里和アンカーが作品選びを担当。
ひととき、ものがたりの世界で自由な気持ちを感じてお過ごしください。

☆今後は、順に「らじる文庫」by「ラジオ深夜便」#こども向け で配信していく予定です。
4月は『魔法のことば』『さくらの谷』「二ひきのかえる」の3つの作品を掲載します。

 「ラジオ深夜便」のHP表紙にあるカレンダーの上の紫色のバナー
rajirubunkobner.pngをクリック。

これまでに「ラジオ深夜便」で放送された朗読から選ばれた「童話」や「おはなし」のリストが表示されます。
お好きな時間に、お子さんやお孫さんと一緒に、家事をしながら、どうぞご利用ください!


329日火曜日 
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330日水曜日
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3月31日木曜日
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4月1日金曜日
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『注文の多い料理店』 序 宮沢賢治
『さくらの谷』富安陽子 作 /松成真理子 絵 偕成社
『にげて さがして』ヨシタケシンスケ 作 赤ちゃんとママ社
『ながいながい骨の旅』松田素子 文/川上和生 絵 /監修 桜木晃彦(宝塚大学教授)・群馬県立自然史博物館 講談社
『アイヌのむかしばなしひまなこなべ』萱野茂  文 /どいかや 絵 あすなろ書房
『わたしはあかねこ』サトシン 作 /西村敏雄 絵 文溪堂
『やまのかいしゃ』スズキコージ 作 / かたやまけん 絵 福音館書店
『エゾオオカミ物語』あべ弘士 作 講談社
『二平方メートルの世界で』前田海音 文 /はたこうしろう 絵 小学館
『はっぴいさん』荒井良二 作 偕成社
『さよなら エルマおばあさん』大塚敦子 写真/文 小学館
「雨ニモマケズ」宮沢賢治
「虔十公園林」宮沢賢治
「永訣の朝」宮沢賢治
「木の祭り」新美南吉
「二ひきのかえる」新美南吉
『魔法のことば』金関寿夫 訳 /柚木沙弥郎 絵 福音館書店

・宮沢賢治・新美南吉の作品は、全集や童話集、絵本などで読むことができます。

 

「ラジオ深夜便」で放送した朗読を、
NHKのネットラジオ「らじる★らじる」で聞くことができます。

 ラジオ深夜便のホームページにある「カレンダー」の上に、
「アンカー紹介」「ほむほむのふむふむ」などバナーが並んでいますが、
右端に、紫色の
rajirubunko.png
というバナーが新しくできました。

ここから入ると、
これまでに「ラジオ深夜便」で放送した朗読の中から選んだ
「童話」や「おはなし」を聞くことができます。
平日の午前8時30分からR1で放送している「らじるラボ」や、
地域局で放送した朗読も並んでいます。

「眠れない夜」や「車の中」で、お子さんと一緒に、介護の現場でなど、
スマホやタブレット、パソコンで朗読を聞きながらお過ごしください。

 いつでも、どこでも、気軽に。
「声の図書館・らじる文庫」を、ぜひご活用ください!