あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑

no.129 ミュージカル俳優

インタビュー
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「すべては感動のために」 歌、ダンス、芝居が一体となって
観客の心を揺さぶる総合芸術・ミュージカル。

今や年間観客数は600万人を超える一大エンターテインメントにまで成長しました。番組では、そんなミュージカルの世界に携わる若者たちの仕事に2回シリーズで迫ります。
1回目はミュージカル俳優。沼尾みゆきさんは劇団に所属して9年目。オーディションの末、話題作の主役に抜擢されました。
練習期間が2ヶ月半と少ない中、彼女は自分の役作りに苦悩し、何とか出口を見つけようともがき続けます。
容赦なく迫る本番までのタイムリミット。果たして舞台を成功へと導くことができるのでしょうか。
稽古場から舞台稽古、そして初日まで・・・、ひたむきに努力する沼尾さんの1ヶ月に密着します。

スポットライトをあびることができるのはほんの一握りの俳優だけ 地道な努力で、役作りに自分のすべてをかける!

■ミュージカル俳優とは? ■ミュージカル俳優になるには?■ 収入・待遇は?■ 仕事の味

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 ミュージカルは歌、ダンス、芝居の3つが融合した総合芸術です。
 華やかな舞台でお客様を感動させる世界…、臨場感をもっとも大切にし、物語を正確に伝えていきます。
 そんな華やかな世界だからこそ、その裏側は大変厳しいもの。誰しもがスポットライトを浴びられるわけではありません。歌がうまい、ダンスが得意なのは当たり前。持っている素質以上に努力と忍耐が求められます。
 俳優たちの稽古に臨む姿勢や夜遅くまで自主練習を続ける姿はまるでアスリート。
 もし、ミュージカル俳優になりたいと思ったら、厳しさを覚悟の上、相当な意思を持って臨むしかありません。 ◇全国の状況・今の状況  現在、プロとしてミュージカルの公演を行っている劇団は全国にあります。
また、アマチュアとして活動している劇団もあります。 ◇どんな人が向いてるの?  音楽が大好きというのは大前提です。自分の人生経験すべてが舞台上の演技に出るといわれています。
 音楽が好きだから音楽だけ、というのではなく、幅広くいろんなものに興味を持てる人はそれだけ演技の幅も広がるはずです。
 さらに、今回の主人公・沼尾さん曰く、やっていくには「気力と根性」が必要だそうです。

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■ミュージカル俳優になるには? ■ミュージカル俳優とは?■ 収入・待遇は?■ 仕事の味

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◇どうすればミュージカル俳優に?  大きな劇団はどこも狭き門です。入団試験の倍率はどこも20〜30倍に及びます。 試験を受ける前に…
 歌、ダンス、芝居の3つの中で早いうちから身につけたい能力は歌もしくはダンスです。どちらかに秀でていると入団試験の際、強みになります。芝居については入団後に訓練をつむことで上達すると考えているところもあります。
 大学の声楽科に進んだり、クラシックバレエを学んだりして、ミュージカルの世界を目指す人が多いようです。
 極まれに何もできなくても、その人のもつ「華」だけで受かってしまう人もいるようですが、それはかなり稀なのでやはり入団試験の前に日々鍛錬しておいたほうがよさそうです。
◇ ステップアップの道すじ  入団試験に合格したとしても、舞台に立つことができるとは限りません。入団後が本当の勝負となります。
 厳しい稽古に加えて、自主的に課題をみつけ練習をしながら自分を磨いていかなくては、チャンスは訪れません。
 そして、どんな役であろうと与えられた時には、自分のすべてを出し切って認めてもらう必要があります。
 舞台に立てたことで慢心してしまうような人は続かないことが多いようです。あくなきチャレンジ精神こそステップアップの鍵を握ります。 ◇窓口・相談先  全国にある各劇団にお問い合わせください。

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■ 収入・待遇は? ■ミュージカル俳優とは?■ミュージカル俳優になるには?■ 仕事の味

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◇収入のめやす  実績によって給料や出演料はさまざまです。
 劇団側から給料として支払われる場合もあれば、1ステージ制いくらという風にそのつどギャラとして支払われる場合もあります。
 下積みの間は、食べていけるだけのお金をもらっていない人も多く、アルバイトをしながら俳優業を続けている人もいるほど厳しい世界。大きな劇団では、俳優業に専念させるために、下積みの期間でも給料面で優遇されているところもあります。
 沼尾さんが所属する劇団では、実力に応じて差はあるものの、舞台デビューの年の平均月給は、23万円となっています。 ◇ミュージカル俳優のある一日

沼尾さんの場合、夜公演の日
ある一日

◇生活サイクルと休日  沼尾さんの場合、休演日が週に1日もしくは2日あります。
 しかし、休演日に稽古場を訪れることも。休日には買い物や読書、映画を観るなどをしてリフレッシュしているそうです。
 音楽に関しては邦楽から洋楽、クラシックからポップスまでジャンルを問わず、幅広く聴くとのこと。

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■ 仕事の味 ■ミュージカル俳優とは?■ミュージカル俳優になるには?■ 収入・待遇は?

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◇おいしさ  技術的なところでは稽古を通じてうまく歌えない歌が楽に歌えるようになるなど、課題を克服できたときが一番うれしいのだとか。
 そして、お客様から激励のコメントをもらったときは、何よりの励みになるそうです。 ◇苦さ  稽古はいつもつらく厳しいもの。それでも好きな仕事だから辞めたいと思ったことは1度もないそうです。
 一番つらい時期は役をつかみきれずもがいている時。こんな時期でも容赦なく演出家から厳しい要求が突きつけられます。
 新しい役に挑戦するときは必ずこの時期を経験するのだそうです。

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NHK日本放送協会