あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑

no.29 ディスプレイ・デザイナー

インタビュー
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「魅せる空間を作り出せ」 美術館や博物館で開かれるさまざまな展覧会。
その舞台裏で活躍するディスプレイ・デザイナー。展示室を区切る壁の作り方から、作品の置き方まで、いろいろな工夫を凝らして、魅力的な展覧会場を設計するのがディスプレイ・デザイナーの仕事です。
主人公は、デザインを始めて3年の佐藤貴志さん(32)。大阪・中之島に新しくオープンする美術館の最初の展覧会を担当することになりました。
理解が難しいと言われる現代美術の展覧会。いかに作品を引き立て、お客さんを惹きつける会場を作れるか、佐藤さんの腕が問われます。会場の設計から展覧会のオープンまで関わる佐藤さんの仕事を通して、ディスプレイ・デザイナーの仕事に迫ります。
■ ディスプレイ・デザイナーになるには

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◇ディスプレイ・デザイナーの現場  ディスプレイデザイナーは、博物館や美術館の展覧会だけでなく、幅広い分野で活躍しています。例えば、デパートのショー・ウインドーから、モーターショーなどのイベント会場や遊園地の展示・飾り付けまで、ディスプレイデザイナーの仕事に含まれます。今年開かれる愛知万博でも、数多くのディスプレイデザイナーが活躍します。
◇ディスプレイ・デザイナーになるには  ディスプレイの業界は幅広く、ディスプレイ・デザイナーの働き方もさまざまです。例えば、今回の主人公の佐藤さんの場合は、展覧会の設計(デザイン)と施工(会場作り)を中心に請け負う会社に所属し、会場の設計図を描くことから会場を作るための壁や台の製作、そして実際の会場作りまでトータルにこなします。そのため、下積みから始め、大工仕事などをこなしながら、会場作り全般を身につけるなどして、ディスプレイ・デザイナーとしての経験を重ねます。
 しかし、大規模なイベント会場や施設のディスプレイを中心に請け負う大手の企業になると、デザインと会場作りの担当が分かれている場合もあり、入社してすぐにデザインを担当することもあります。また、ショーウィンドーや店内の商品ディスプレイの場合は、デザインだけを担当する会社に所属したり、デパート専属のデザイナーとして働くことも出来ます。さらに、個人で独立して、デザイン事務所を経営しているディスプレイ・デザイナーもいます。
 ディスプレイ・デザイナーになるのに、特別な資格はいりませんが、一般的には、建築やデザインの基本的な知識があった方が望ましいとされます。ディスプレイについては、全国の美術系の専門学校などで、学ぶことが出来ます。
◇関係団体社団法人 日本ディスプレイ業団体連合会

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