☆9月5日の今週の一首☆2010年09月05日 (日)
月間テーマ「切符」
9月5日企画「しょうが」

<だいたひかるさん>
すいません間違えマシタというように舌を出してる券売機たち
神奈川県 九螺ささら 41 女
切符のテーマからざん新な発想です!!
<田口綾子さん>
ジンジャーマンクッキーあげる ひとつだけ紛れさせた泣き顔に気づいて
岩手県 砂花ことは 女
おそらく袋いっぱいのクッキーを手渡したのだと思いますが、その中にひとつだけ「泣き顔」のクッキーを「紛れさせ」ておいたのでしょう。
手作りのクッキーをあげることができるというある程度親密な関係性のはずなのに、このような形でしか伝えられない切ない思いがあるように感じました。
また、「紛れさせた泣き/顔に気づいて」という句またがりも効果的だと思います。
五句目の頭の「顔」という語が強調される作りになっていることが、クッキーひとつひとつの顔をよく見て、という歌のメッセージとうまく重なっていて、技ありです。
<林家たい平さん>
紅しょうが添えるみたいに 少しだけ色が灯って恋がはじまる
岡山県 逢 17 女
料理の横、最後にそっと少しだけ添える紅しょうが、紅しょうがの赤が恋のはじまりの赤、ぽっとはずかしくて赤くなる赤、色んなことを想像できますよね。
また、どっさりとではなく、おはしでつまんで、あまり目立つ所ではないプレートの片隅に添えてる感じ、17歳の恋への恥じらいみたいなものを感じました。
赤の色もパッと目に浮かんで来ました。
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:22:58


