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静岡県知事選 現職の川勝氏 ３回目の当選

任期満了に伴う静岡県知事選挙は、無所属で現職の川勝氏が、新人で自民党静岡県連の一部の支部から推薦を受けた溝口氏を抑えて、３回目の当選を果たしました。

川勝氏は６８歳。早稲田大学の教授や静岡文化芸術大学の学長などを務めたあと、前々回、８年前の知事選挙で初当選しました。

選挙戦で、川勝氏は、富士山が４年前に世界文化遺産に登録されたことなど２期８年の実績を強調し、南海トラフの巨大地震に備えて防災対策を進めることなどを訴えました。

その結果、政党の推薦や支持は受けなかったものの、民進党の支持層や支持政党を持たない無党派層に加え、自民党の支持層などからも幅広く支持を集め、３回目の当選を果たしました。

川勝氏は「この８年間で静岡県の存在感が高まってきたと感じており、これからは世界で輝く県にしていきたい。富士山は活火山であり、南海トラフの巨大地震なども懸念されるので、命を守ることを最優先に取り組みたい」と述べました。

投票率は４６．４４％で、前回・４年前と比べて３．０５ポイント低くなりました。