石巻市の十八成浜にアーモンド苑!?

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さっそく十八成浜のアーモンド苑へ!
投稿にあったアーモンド苑は、海水浴場のすぐそばにありました。

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このアーモンド苑を世話している三宅さんと阿部さんにお話を聞きました。

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安藤さん「収穫はもうすぐですか?」
三宅さん「収穫(時期)は早ければ7月ですが・・・」
安藤さん「どのくらい収穫が見込めそうですか?」
三宅さん「正直、収穫まで力を入れていなくて、まずは花を咲かせて」

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な、なんと!
このアーモンド苑は「実」を収穫する農園ではなく、アーモンドの「花」を楽しんでもらうための場所だったんです。
アーモンドの花は桜に似ていて、3月から4月にかけて花が咲きます。

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なぜ“アーモンド”だったの?
そこには愛知から駆けつけてくれたボランティア団体の存在がありました。
震災の6日後に設立された「愛知ボランティアセンター」の皆さんです。

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支援活動で十八成浜を訪れること、なんと合計154回! 
ガレキの撤去から始まった交流は今も様々な形で続いています。
三宅さんもその一員として50回以上、十八成浜に足を運んできました。

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三宅さん「交流のなかで、住民の方から“花の咲く里”にしたいという声が上がったんです。そこで、愛知ボランティアセンターの仲間と『じゃあアーモンドを植えよう』と。花言葉は“希望”と言うし、希望の花をたくさん咲かせて住民の方と一緒に楽しめるところにしよう、と。」

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2014年から住民と愛知ボランティアセンターのメンバーとでアーモンドの木を植え始め、今では600本以上の木が花を咲かせています。

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アーモンドとともに、十八成浜の皆さんと愛知の皆さんとのつながりがずっと続いていくといいですね!

 

 

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