東北の物流の拠点。仙台港の歴史に迫る。

今回は寄せられた投稿の中から、こちらの投稿に応えていきたいと思います。
「今年は仙台港開港50周年。海岸線や集落の変化から歴史などを捉えてみてはいかがでしょうか。」

 1.PNG

今では、港を中心とした街が栄えている仙台港。
もともとは、どんな場所だったのでしょうか。
その歴史と変遷を仙台港に行って調査してきました。

2re.png

今回お話していただいたのは、宮城県仙台塩釜港湾事務所の児玉所長。
かつての沿岸部の様子をお伺いしました。

3.png

所長:仙台港がある仙台市の東部海岸は、当時ほとんどが農地や宅地で沿岸は漁場でした。そこには農業や漁業を営む方々が生活していました。

そんな中、当時、東北地方での工場生産基盤の立ち遅れが課題になっていたため、国と県が協力して、巨大な船も入港できる仙台港の建設が計画されました。

4.png

その後、4年がかりの工事の末、昭和46年に開港。
今も、港は拡張されており、現在は年間40万台の車両や、世界各国からのコンテナ、また燃料に使われる石炭などありとあらゆる物資が運び込まれています。

5re.png

今年開港50周年を迎える仙台港。
かつて砂浜だった海岸から作られた港は今、東北の物流の拠点として私たちの毎日の暮らしを支えている大切な場所になっているのですね。

ニュースサイト編集長 安藤歩美さんとお伝えする「てれまさむね」木曜日「みやぎUP-DATE」。安藤さんとNHKに調べてほしいことを募集しています!

こちらの投稿フォームからお寄せください。
また、ツイッターは #みやぎUPDATE をつけてツイートしてください。