イチオシ!"阿武隈川の新しい楽しみ方"

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宮城県南部を流れる阿武隈川。
豊かな自然を体全体で感じられる“川の新しい楽しみ方”があると聞いて訪ねてきました。
阿武隈川といえば船に乗って川を下る「阿武隈ライン舟下り」が有名ですよね。
しかし、丸森町で去年から始まった体験はもっと近くで川を楽しめるといいます。
それは…

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川でのアクティビティです!
去年4月から丸森町観光物産振興公社が始め、幅広い世代がインストラクターとともに楽しんでいます。

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カヌーとSUPが体験できますが、今回はSUPに挑戦。
ボードの上に立ってパドルをこいで進みます。
海や湖でも行われるSUPですが、川のほうが風や波の影響が少ないため初心者にはおすすめだそうです。

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この日は雨でしたが、川の流れも水かさも心配なかったためいざ出発。
コースは上流から下流へおよそ2キロで、1時間ほどかけて楽しみます。
川の流れがあるのでうまくこげなくても進むことができます。

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“新しい楽しみ方”が始まった背景には、町のみなさんの川への思いがありました。
江戸時代には年貢米などの重要な物資を運ぶために使われていた阿武隈川。
交通の要所となった丸森町は川とともに発展していきました。
その後「阿武隈ライン舟下り」や「いかだ下り大会」などが始まり、川に親しめる機会が増えました。
しかし3年前の台風19号で川が氾濫。
その後、新型コロナが追い打ちをかけ、次第に川から人が離れていきました。

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丸森町観光物産振興公社の横山博昭さんは「町民が長年親しんできた阿武隈川にもう一度にぎわいを取り戻したいと思って始めた。若い世代にも川の魅力を知ってもらい、丸森を盛り上げていく原動力になれれば」と話していました。

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SUPの醍醐味は川を身近に感じられること。
鳥のさえずりを聞いたり木々の青さを観察したり…流れが緩やかな場所で寄り道しながら進みます。自分のペースで自然の豊かさを楽しむことができました!

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阿武隈川のアクティビティは土日祝日を中心に予約を受け付けています。
ただ、天候によっては当日中止になることがあり、町観光物産振興公社やインストラクターが安全な状況で体験できるかを判断します。
私も小さいころから慣れ親しんだ阿武隈川。川の流れを感じたり水面から景色を見たりして、これまでよりもずっと身近に感じることができ、美しく豊かな川の魅力を再発見することができました。

【取材:岩間 瞳キャスター】

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