内星龍 山本由伸似のフォームに迫る!

3回パーフェクト!鮮やかなデビューを果たした内星龍投手

楽天イーグルスの期待の若手をご紹介!3年目の内星龍(うち・せいりゅう)投手が、今季1軍デビューを果たしました。履正社高校から2020年ドラフト6位で入団した内投手。4月9日のロッテ戦で、二人目の投手としての登板がデビュー戦。何と3回をパーフェクトに抑える好投を見せ、この上ない滑り出しとなりました!190センチの長身から繰り出される140キロ台後半の力のあるストレートは威力十分。高めに浮く場面もそれなりにありましたが、空振りを取ったり、バットに当たっても打球は伸びを欠き、打者を押している印象もありました。ストレートに加えて、落差のあるフォークボールを駆使してのコンビネーションも見事。三振を4つ奪いました。投球の中では、左足をあまり上げずに投げるパターンと、左足をしっかり上げて間をとってから投げるパターンとを使い分け、打者を惑わせているようにも見えました。


山本由伸投手にそっくりの投球フォームとは

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内投手というと、投球フォームがオリックスの山本由伸投手に似ている、という声が上がっています。投げる前に左手を水平気味に打者の方向に伸ばしてから投げる、あのフォームです。練習時の内投手の投球の様子を動画で捉えました。山本由伸投手そっくりの投球フォーム、御覧下さい!

練習でもこの投球フォームを噛みしめるように、しっかり一つ一つの動きを確認しながら“丁寧”に投球していた姿が印象的でした。キャッチボールの際も、ボールを捕ってから投げる動作に入るまでに、かなり時間をかけていました。こだわりの投球フォームで、どんな球を投じているのか。これも練習中に、様々な形で球筋を捉えましたので、動画でお楽しみ下さい。

まだプロのキャリアをスタートさせたばかりの内投手。今後の飛躍を期待したいと思います。

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