新加入・仙台89ERS 青木保憲に聞いた!【髙木優吾アナ】

Bリーグは全60試合の半分以上を消化し、後半戦に突入している。
B1残留をかけ、負けられない試合が続く仙台89ERSは、
主力の渡辺選手やトーマス選手がケガで長期離脱。ベストメンバーが組めない非常事態だ。
苦しい状況を打破すべく、チームは1月中旬に大きな補強を行った。
それが、青木保憲選手とベイリー・スティール選手の獲得だ。
中でも、青木選手は西地区で上位争いを行っている広島ドラゴンフライズからの完全移籍。
司令塔・ポイントガードというポジションで、チーム浮上の大きなキーマンとなることが期待されている。
青木選手が加入した数試合を見たが、味方へのパスはもちろん、苦しい時間帯でミスをしない安定感やディフェンスの強度に大きな期待を感じた。
青木選手に移籍を決断した理由や求められるチームでの役割を聞いた。

 

【より必要とされるチームでプレーしたい】

移籍を決めた大きな理由は?

(青木選手)
広島でプレータイムを得られなかったこともあるが、藤田ヘッドコーチや志村社長と話し、自分を必要としてくれている熱量を感じた。より必要とされるチームでプレーしたいという気持ちもあり、移籍を決めた。

自身の持ち味やチームでの役割は?

(青木選手)ディフェンスが得意。体を当てて、相手のポイントガードが嫌がるプレーをしたい。相手チームにやりたいことをやらせず、1秒でもプレーを遅らせ、チーム全体のディフェンスへの意識を高めていく。小林選手とコートに立つ時間帯も多く、攻撃ではテンポを上げ、足を動かしていきたい。外国人選手の特徴も分かってきている。まずは日本人選手がチャンスを作ることで、外国人選手をフリーに動かしていきたい。

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【輝かしいキャリア、仙台での目標】

高校は福岡大学附属大濠高校、大学は筑波大学。大学ではインカレ3連覇も経験した。これまで強豪校でプレーしたキャリアについては?

(青木選手)名門チームでキャプテンをつとめてきたが、自分の最高学年のときに全国優勝を経験できていない。優勝できなかったことは、自分のキャリアの中でひっかかる部分だし、何かが足りないということ。同じような思いをしている選手はプロでも少ないと思う。1勝の重みを知っている選手として、チームに貢献できる部分は大きい。

仙台という町への印象は?

(青木選手)これまで住んでいた広島と町の雰囲気は似ている。牛タンの店が多いことには驚いた。温泉が好きなので、温泉巡りをしたい。オフには高校の先輩でもある寒竹選手に大河原町の温泉に連れて行ってもらった。

背番号は14。理由は?

(青木選手)一番は川崎と広島で一緒だった辻直人選手へのリスペクト。僕のメンターの1人であり、今回の移籍を後押ししてくれた。これまで付けていた「4」は、志村社長の現役時代の番号。社長からはOKをもらっていたが、さすがに図々しいと思った(笑)。

合流して半月ほど。仙台89ERSで目指すものは?

(青木選手)合流した当初は連敗中だったこともあり、チームには重い空気があった。その中で、選手たちがもがいてどうにか1勝しようという強い気持ちを感じた。富山との試合で(GAME2に81-77で勝ち、連敗ストップ)、勝てたことは嬉しいし、33分以上もコートに立てたことで印象に残る試合になった。今後も試合に出られる楽しさや責任を感じてプレーしたい。