とうほく風景印めぐり「重文・兜跋毘沙門天立像」(岩手県奥州市)

トチの木材による一本造で像の高さ175センチの平安彫刻。国の重要文化財に指定されている。横しま模様にノミ跡をあえて残す「ナタ彫」という技法が施され、東北を代表する仏教彫刻として深い精神性をたたえる。