【ゴジだっちゃ!】平成26年7月30日(水)

今日のゲスト保田真理さんに、日頃お持ちになっている防災おでかけグッズを見せてもらいました。

 今日は、次なる災害の被害を減らすために家庭で出来る対策のポイントをご紹介する「備えっぺ宮城」をお伝えしました。夏、外に出掛ける機会も多くなります。外出先で災害に遭遇してしまったらどうしたらよいのか、日頃備えておくべき事は何かについて、防災士会みやぎの防災士 保田真理さんにお話をうかがいました。

 保田さんは開口一番、「外出先の情報を前もって知っておくのが一つ。災害による被害は地理的な要件が関係しています。出掛けるその場所がどんな場所か、川や海は近いか、高いか低いか、どんな交通機関があるのか、お出かけの楽しい準備に加えて、災害という視点でその場所の情報を収集しておくことが必要です」と力説されました。また、外で災害に遭った際に困るのが、自分の安否を家族に伝える方法です。電話が通じなくなることが多いですが、その場合、自分がいる県の外には電話がつながりやすい性質があるので、遠く離れた場所(親戚や友人の家など)に連絡の「中継基地」を設けて、安否の確認をすると良いそうです。

 普段準備しておくものについては「災害の種類によって、また誰と一緒かによって変わってきます。私が出張の時などに持ち歩いているものは、新幹線などで一晩くらいしのげる自分なりのグッズが入っています(写真)。それぞれが一番必要と思うものを想像して用意しましょう」との事。そして最も大事なのは、「外で災害に遭うということを想定しておくこと」だそうです。人は身構えていると対処できますが、不意をつかれると対処が難しいものです。災害列島といわれる日本。外に出る際も、常に「何か災害に遭うかもしれない」という覚悟をもつことが必要ですね。

【曲】
夏の日の1993/class
Surf, Love & Rock’n Roll/デュークス・オブ・サーフ
スパークだ!/クレイジーケンバンド

≪だっちゃ通信≫

富谷町  佐藤 紀雄さん

 富谷町の隠れた名産品「富谷茶」をご紹介しました。富谷茶は、江戸時代の宿場を和歌の口調で歌った「奥道中歌(おくどうちゅうか)」に「国分の町よりここへ七北田よ 富谷茶飲んで味は吉岡」と詠われるほど、昔から名産品でした。今も富谷町・西成田地区の山林には産地だったころの茶木が野生化して残っています。味は淡白で、とても美味しいですよ。このお茶は一般には出回っておらず、普段は飲むことができませんが、来月富谷茶を味わえるイベント「富谷尽くし宴」が行われます!このイベントでは富谷茶の試飲会が行われるほか、県内最古の蔵元の地酒の試飲や、採れたて新鮮野菜の提供などもあります。富谷茶は数に限りがありますので、是非お早めにお越しください。

【日時】8月6日(水)・7日(木)午後3時~午後7時
     8月8日(金)午後3時~午後6時
【場所】大竹園(仙台市青葉区一番町)
【お問い合わせ】ワレラノトミヤチャプロジェクト 事務局 電話022-263-7711(川村さん)