【ゴジだっちゃ!】平成26年7月8日(火)

仙台市青葉区の寺に咲いていたあじさい。満開です。

 今日は「短歌の時間」をお送りしました。みなさんの力作はコチラ

 台風8号に関する情報を交えながらの放送でした。メッセージも「あなたの台風対策」として募集したところ、多くの方が「外にある物、飛びやすい物を家の中に入れる」と書いてくださいました。そのほかには「予報をよく把握する」「外出を控える」「水や食料、懐中電灯などを用意する」という意見。それから「宮城に来て雨戸がないことに驚きました」という移住してきた方の声がありましたが、皆さんの家はどうでしょうか?とにかく備えが大切です。台風の動きはテレビやラジオでしっかりチェックして、身の安全を守ってくださいね。

【曲】

Destiny/エレファント・カシマシ
アストライド/スガシカオ
また恋をすることなど/Ms.OOJA

 

≪だっちゃ通信≫ 

多賀城市  柴田十一夫さん

 「おくのほそ道の風景地」に多賀城から3か所が選ばれました。この「おくのほそ道の風景地」とは、江戸時代の俳人・松尾芭蕉の紀行文「おくのほそ道」に関係する優れた景観を保護するため、紀行文に書かれた名所や由来・来歴の地から、文化審議会が国の名勝に指定したものです。全国で13か所が指定されていましたが、先月、東北地方の名所5か所を新たに追加指定することが決まりました。そのうち、多賀城から選ばれた3か所をご紹介します。

 1か所目は、現在は多賀城碑と呼ばれている「壺碑(つぼのいしぶみ)」です。およそ1200年前からあるこの碑は、国の重要文化財にも指定されています。平安時代の終わりごろから歌に詠みこまれた歌枕として有名で、西行や芭蕉なども訪ねています。2か所目は、推定樹齢480年の2本のクロマツがそびえたつ「末の松山(すえのまつやま)」。男女の変わることのない愛の誓いを象徴する歌枕として有名な場所です。最後は、直径20m程の池に自然の岩石が露出している景勝地「興井(おきのい)」。ここも多くの歌に詠まれている場所です。是非多くの方に足を運んでいただき、歴史とロマンに彩られた「歌枕の風景」を感じてください。