「ペペロンチーノ」たくさんの感想ありがとうございました!④

こんにちは!ドラマ広報担当です!

いよいよ地上波全国放送が近づいてきました。
先日の「演技」の感想に続き、今回は、「東日本大震災」に対しての思いや感想を紹介します。
ネタばれになるので、これからドラマをご覧になる方はご注意ください。

 


あたたかい気持ちになり、涙がとまりませんでした。 被災された本人じゃないとわからない気持ちがあります。私自身も阪神淡路大震災を経験し、なんとか生活できるようになったので。ドラマを見てよかったです。たくさんの方に見てほしい。すばらしかったです。
(大阪府・40代)

私は震災の次の年に夫を亡くしたので、矢田亜希子さん演じる阿部より子さんの気持ちがすごくよく分かりました。周りから、気丈だね、強いね、と言われると泣けなかったし、子ども達の前では強くならなきゃいけないって。こんな風に思って生きて来た人は多いのかな。草彅剛さん演じる主人公の潔は、10年間、支えてくれる人がいたおかげで、一歩踏み出せて、前を向いて進めたのですよね。私も、支えてくれる人がいたから、10年間生きてこられたのだと改めて思えたドラマでした。(宮城県・50代)

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うまくいい表せないのですが、こんなにすーと震災のことが気持ちに入ってくるドラマ…最初からなぜか涙が止まらなかったのです。私は埼玉県在住で、あの日は小学生の娘の帰りを家で待っていて揺れを感じました。大変なことがおきたと思いましたが あの頃から一つ心に決めていたことがあります。決して被災された人たちを「かわいそう」と思わず、普通でいることが復興の手助けになるのではないかと。それは気持ちの上で…。それが正しいかどうかはわからないけれど、このドラマを見てなんとなく金銭的な支援とはまた別な部分で、ほんの少しだけ誰かの気持ちに寄り添えるお手伝いができていたかもしれない…かな…と… 前向きに進むまでの葛藤や受け止めるまでの時間は人それぞれですが、人間の強さをとても感じて勇気をもらいました。(埼玉県・50代)

10年前は北海道で旅行会社勤務でした。 震災後、仙台に帰りたいという友人がいましたが全てがストップしていて何も案内できなかった自分の無力さを思い出しました。昨年、コロナの影響を受けて大好きな旅行業界から離れることになり、とても辛かったのですが、私には帰ることのできる家があります。そして、家族がその帰りを待ってくれています。このドラマをみて、改めて失ったものばかりではなく、今ある幸せを忘れてはいけないと思い知らされました。生きるのは辛いです。でも生きているからこそ楽しい事があり、そして、今日みたいに涙を流すこともできます。今、心が温かいです。(北海道・40代)

東日本大震災から10年。 私は被災者ではなく、被災者の知人もいないのでその後どういう人生を歩んできたのかを知る機会が少ないので、今回そのことを考えるきっかけをいただいた気がします。人との出会いが、ちょっとした会話が、何気ないやりとりが、喪失からの再生に繋がる。もう会えない人でもいつもそばにいてくれる。悲しいストーリーという捉え方もあるのかもしれないけれど、私はとてもあったかいストーリーだと思いました。(愛知県・30代)

とても良いドラマでした。私は東日本大震災後、進学のために東京に引っ越したのですが、ずっと「被災者」として扱われ、心配なのか興味本位なのか判断できない質問をされ続けたことがとても辛かったです。最近になって、ようやくその気持ちは自分だけが感じていたものではないと知り、またドラマの中でもその点について触れられており安心しました。いつか再び大きな地震と津波が発生したときに、似たような辛い思いを繰り返さないためにも、震災関連の番組は続けていってほしいと思います。(宮城県・20代)

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震災の当時は帰宅困難者になり明け方始発で自宅に戻り、また仕事に向かわなければいけませんでした。10年経ちますが、当時の自分の回りの状況はいまだに忘れられないです。今回のドラマを観て被災された方々の乗り越えた想いや愛する家族への想いが1時間の中に凝縮されていて心にグッと掴まれながら時間が過ぎていました。ドラマを見終わってる今 改めて草彅さん吉田さんの演技に心に響きました。3.11は私にとっても忘れられない日です。(東京都・50代)

岩手県の沿岸に住んでいます。家も人も残ったので、うちは被災者じゃないと思ってきました。被災地というワードにも正直うんざり。ドラマの中の台詞がピタリとはまり、涙がこぼれました。いろんな事がありました。「うちは普通に暮らすよ。」と話した子供達もみんな成人しました。現地だからこそ分かる心の葛藤。草彅剛さん演じる小野寺潔さんの眼差しがすべて語っていたような気がします。誰もが誰かを想う3月11日です。(岩手県・50代)

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多くの皆様が、東日本大震災で実際に体験したことや感じたことをドラマをきっかけに語ってくださり、スタッフの心にも深く届きました。

本当に貴重な感想をありがとうございました。