脚本家・一色伸幸さんにインタビュー!②
9月11日(金)に発表した、2021年宮城発地域ドラマ「ペペロンチーノ」。
今日は前回に引き続き、岩間キャスターと脚本を担当される一色伸幸さんのインタビューの続きをご紹介します!
脚本家・一色伸幸さんにインタビュー!①はこちら↓!
https://www.nhk.or.jp/sendai-blog/drama/peperoncino/435763.html
岩間キャスター:ロケハンにも行かれたそうですが三陸の魅力は?
一色さん:今回イタリアンレストランを舞台に設定し、「ペペロンチーノ」という題名にしたんですが、養殖物も銀ザケからカキから充実していますし、沖の定置網もそうですけども、やはり海産物を中心にした食事関係が魅力ですよね。
あと、みんな絶対拒絶しないですよね。どこかの仮設住宅でわかめの養殖やっているお父さんに、わかめづくしでごちそうになってみたり。初めて会った人なんですけどね。
そういうことも何度もあって、人と食の魅力というのも大きいと思います。
岩間キャスター:これまでも三陸・女川でドラマを作っていたが、何を感じながら脚本を書かれましたか?
一色さん:2013年に「ラジオ」というドラマを作って、これが女川を舞台にしたものですけども、
あの作品の場合はけっこう、今回書く「ぺペロンチーノ」も、割とその土地の人をモデルにしているんですよね。
だから、「あの人だったらこう言うようね」みたいな感じで、親しくなった人の言葉を書いていったようなところはあると思います。
岩間キャスター:改めて「ペペロンチーノ」をどう感じてもらい、どういう思いを込めてつくられますか?
一色さん:答えを出さないようにしているので、見た人ごとにいろいろなことを感じると思うんですよね。
そして何より、これドラマである以上、エンターティンメントとして、楽しんでいただけるようにつくる工夫はしますので、被災者の方も、また被災していない方にも、いろいろなことを感じて考えていただけたら嬉しいなと思っています。
一色さん、インタビューありがとうございました!