「おかえりモネ」紀行①気仙沼・小泉海岸でサーフィン

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「おかえりモネ」の舞台、気仙沼市と登米市で探した初夏の風景をお伝えします。

東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市の小泉海岸で、新型コロナウイルスの感染防止対策をしながらサーフィンの技を競う大会が開かれました。

東北有数のサーフィンのスポットとして知られる気仙沼市の小泉海岸は、10年前の津波で大きな被害を受けましたが、2年前に防潮堤の工事が終わり、サーフィンを楽しむ人たちが戻ってきています。

5月16日は地元のサーフショップが大会を開催し、宮城県や岩手県のアマチュア選手およそ20人が参加しました。

受付をドライブスルーにしたほか、競技の時以外はマスクを着用するなど、新型コロナウイルス対策を徹底しています。

ボードの種類や選手の技術レベルなどに合わせ6つの種目が行われ、選手たちは15分の持ち時間で、波に乗るスピードや技を競っていました。

宮城県登米市から参加した30代の男性は、
「きょうは波が小さく苦労しましたが、感染対策もあって安心して大会に参加でき、よかったです」と話していました。

大会を主催した地元のサーフショップの鈴木優美さんは、
「大会を心待ちにしている人もいるので、開催できてよかったです。小泉海岸ならではの自然や風を感じてもらえればうれしいです」と話していました。

(撮影は5月16日)