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相馬 宏男

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        2019年07月04日 (木)
        【相馬 宏男】「仙台砂漠」を知っていますか

        日曜日の午前、仙台市市民活動サポートセンター、通称「サポセン」脱スパイクタイヤ運動から40年近くを振り返るパネルディスカッションがあり、時間を作って参加した。

        souma190701_img1.jpg

        冬から春先にかけスパイクタイヤで削り取られた道路粉じんが、市民の健康と生活環境を脅かし「仙台砂漠」と呼ばれた時代がかつてあった。

        この道路の粉じん問題市民自らの手による脱スパイクタイヤ運動によって仙台に青空を取り戻した。

         

         

        砂漠のような砂じんが舞い上がり、当初、何故こんな細かなほこりが舞い上がるのか春先の風物詩的な取り上げ方もあったが、実は吸い込むと肺などに悪影響を及ぼすことも次第に明らかになった。

        舞い上がる細かなちりに警鐘を鳴らしたのが地元紙「河北新報」「NHK仙台放送局」

        NHKでは1982年12月からスパイクタイヤを重点的に取り上げ「考えようスパイクタイヤ」というテーマでキャンペーンを始めている。

        イメージソングも出来上がり人々の口にいつの間にか上るようになった。

         souma190701_img2.jpg

        ※スパイクタイヤのぴん

         

         

        1983年2月17日には朝7時から夜6時までラジオで長時間のマラソン放送

        テレビでは第一スタジオに行政やJAF、業界など関係者や大勢の市民を集め80分の大討論番組を放送した。

        私はこれまでの取材、リポートをベースに会場内のインタビュアーを務めた。

        スタジオ内はまさに白熱した議論で高梨アナウンサーがそれらを冷静にさばいて進行した。

        こうした世論の後押しを受け1985年12月には「スパイクタイヤ対策条例」全国に先駆けて制定された。

         

         

        今となっては遠い昔のことだが、問題点を明らかにし市民の健康を守ることに微力ながら貢献できたこと感慨を覚える

        日曜日の午前、サポートセンターの催しに、若い時代の仕事ぶりを思い返すひと時だった。

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