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相馬 宏男

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        2018年07月10日 (火)
        【相馬 宏男】今年も施設の「通信」が送られて来た

        ポストに封筒が入っていた。
        岐阜県の児童養護施設からのものだ。


        随分古い話になるが、学生時代、ボランティアとして東京から2~3か月に一回岐阜県の施設を訪ねていた。

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        その旅費と子供たちをキャンプに連れて行く費用や施設に図書室を作ろうと資金集めの後援会を組織し活動していたことを改めて思い出した。


        岐阜は海のない県、そのため、夏休みは川での水遊びが多い。それでもいいのだが、子供たちに海を見せよう愛知県の蒲郡に連れて行くことになった。
        お寺の本堂を宿舎に借り、貸布団店から寝具を調達、その準備に奔走していたことを思いだした。

         

        児童養護施設に入っている子供の数は、少し古い記録だが平成25年で29000人余り、そしてこのうちの6割近くが虐待を経験しているという驚くべき数字がある。
        学生時代の活動は、子供たちの遊び相手になろう、話し相手になろう、たまには勉強も見てやろうという単純な気持ちからだった。遊ぶうちに次第に心を開いてくれるし、相談事も話してくれるようになった子もいた。

         

        あれから50年近く、今でもこうして交流が続いている。施設を卒業した子供ともその後、「ひょんな」ことから手紙のやり取りが続くなど「縁は異なもの」という付き合いが続いている。送られてきた「つうしん」を見て若い頃を思い出した。


        ところで今回の大雨被害は西日本各地に甚大な被害をもたらした。岐阜はどうだったか心配になり、問い合わせてみた。幸いなことにここでは被害はなかったという。一安心して電話を置いた。

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