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相馬 宏男

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        2018年05月17日 (木)
        【相馬 宏男】みどりの風さわやかに「定禅寺通り」今昔

        NHK仙台放送局が青葉区錦町から本町2丁目に移転して、4か月がたった。
        錦町公園の桜も花を落とし、今は新緑から次第に濃い緑色に変わりつつある。

         

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        仙台の町並みは、東京に近い方から南町通り、そして仙台駅前の青葉通り広瀬通、それに定禅寺通りと街を区切る街路が特徴的だ。

         

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        ▲南町通り

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        ▲青葉通り


        駅に近い南町通りはかつては仙台にあった第二師団の師団長の名前を採って、多門通りと呼ばれた時期もあった。多門二郎氏だ。
        また、この通りは、占領時代は「メイプル・ストリート」と呼ばれた時期もあった。
        写真は広瀬通。

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        ところで、「定禅寺通り」と名前が付いた通りは
        定禅寺という寺の名前からとられた。現在はその寺はなく、通りの名だけに残されている。
        歴史をひも解くと、定禅寺通りとは「東三番丁」の北端にあった定禅寺の門前から西の通りをいうという。


        仙台城の鬼門封じにこの寺が作られた。
        現在の仙台合同庁舎の敷地を中心に、宮城県庁にかけて寺域が広がっていたという。
        明治6年(1873)に廃寺となった。


        定禅寺は戦国時代から伊達氏の祈願寺として重んじられた真言宗の寺院で明治3年には、火災で炎上、焼失したという。その後、藩の後ろ盾を失い廃寺となってしまった。寺の存在はわずかに通りの名前に残っているのみ。
        次第に歴史も年月の経過で忘却の彼方に消えていくのだろうか。

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