【相馬 宏男】石組み遺構の謎

ロンドンから西に約200キロ離れたところにストーンヘンジがある。
石組みの遺構で、円形の石がずらりと並び、なぜこうしたものが作られたのか定かではない。
先日NHKテレビでは近くを通る道路と遺跡の保存をどうするべきかという話題を紹介していた。

 

さて、秋田県鹿角市ストーンサークル館がある。大湯環状列石の遺跡を紹介するところで貴重な出土品も展示している。大湯環状列石は万座と野中堂の二つの遺跡からなっている。


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このサークル館の庭に、間近で見られる不思議な模型が建っている。大湯環状列石の中にあるいわゆる「日時計状遺跡」といわれるものだ。直径2メートルほどの石組みで、中心に柱が立っている。東西南北の方向には丸い石が置かれ、縦長の石とは違う様相を見せている。大湯環状列石の万座と野中堂の二つの遺跡の中心と日時計状の組石は一直線に並び、夏至の日没の方向をさしているという。

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古代人たちは何を思いこうした遺跡を作ったのか、疑問は増すばかりだ。
これまでの研究で四季の区分や太陽の運行を意識していたことも知られている。
模型ではあるが、間近に見られる「日時計状の組石」を目の前に古代人の精神性に少し触れたような感じがする。

 

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「ひるはぴ~ヒロオさん☆歩~」5日(木)11:30~放送予定です。