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相馬 宏男

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        2017年09月21日 (木)
        【相馬 宏男】ヒロオは康楽館で「芝居見物」いや取材です

        過日、秋田県の北部、小坂町鹿角市を訪ねた。

        鹿角は古く菅江真澄(1754~1829)が訪れた地。銚子の滝近くには碑も立っている。
        国学、医学、本草学に優れ、文章や絵もたしなむなど多彩な側面を持った人物だ。

         

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        さて、この小坂町には「康楽館」という芝居小屋がある。
        明治43年に小坂鉱山の厚生施設として誕生した建物です。和洋折衷のつくりで、現在も常設の芝居小屋として使われています。正面の外観はイギリス下見板張で、内部の客席の天井、花道などは江戸の芝居小屋の形式を保っている。

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        訪れたときは「岬一家」の公演があり、観客は弁当を食べながら、芝居を見つめていた。
        公演の前に、楽屋で座長の岬寛太さんにお話を伺った。
        ステージと客席の距離の近さでお客さんのリアクションが、即、舞台に届き、演ずる側にも励みになると話していた。

        170909-soma-04.jpg

         

        この芝居小屋「康楽館」の裏側も見せてもらった。ステージの下にはさまざまな仕掛けがある。その中でも、場面転換に使うのが「回り舞台」。黒子4人が肩で押し、舞台が回る仕組みだ。

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        また、人物が舞台から競りあがる「すっぽん」という仕掛けもある。
        これも二人がかりでロープを引っ張り、役者をステージまで引き上げる。
        実際に幕間に乗せてもらったが,体勢を整えるのが結構難しかった。
        この「すっぽん」、面白い仕掛けなのだが、私が乗っている写真を撮るのを忘れました。

         

        もう一つ目を引くのが、楽屋に書かれた落書き。ステージで公演を行った役者さんのサインだ。若きころの平幹二郎、仲代達矢、東野英二郎、滝田祐介などの落書きを見ることができる。

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        康楽館で歌舞伎の演目も出されることがあるが、これに出演した役者さんも楽屋に落書きをしていて、それがそのまま残されている。
        建物が重要文化財に指定されたため、現在では、もちろん、落書きはできない。

         

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        こちらは落書きではないが「小沢昭一」のサイン色紙、今も楽屋に飾られている。
        板張りの楽屋の落書きに明治以来の康楽館の歩みを改めて感じた


        ひるはぴ~ヒロオさん☆歩~で10月5日(木)11:30~放送予定

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