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相馬 宏男

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      2017年09月12日 (火)
      【相馬 宏男】茂市ヶ坂にも物語があった

      仙台の町も、千変万化とまでは行かないだろうが、日々変わっている。
      かつてあった建物がなくなり、新たなビルが出現するなど、街は変貌を遂げている。


      そんなひとつに広瀬通がある。複合ビル「アエル」横のレンガ造りのX橋も撤去され今では車線を広げて車の通行量も多い。交通渋滞の緩和などを目的に、広瀬通にあったイチョウの木も伐採され、中央分離帯の幅も狭められ、通りには一本のイチョウの木があるのみ。
      都市は変貌するという象徴的な地区だ。

      170912soma_01.jpg

       

      さて、この広瀬通の結婚式場のある場所の隣に、狭い小路がある。
      ここが、「茂市ヶ坂」と呼ばれるところ。どうも、マッサージを業とする茂市という人が住んでいたことからこの坂を、「茂市ヶ坂」と呼ぶようになったという
      詳しいことはあまり知られていず、茂市の名前だけが残っている。

       

      ある本に寄れば、当時の目の不自由な人は藩からお金の融通など特権を与えられていたという。
      この方面で相当幅を利かせていたと想像する人もいる。

      170912soma_02.jpg


      茂市はこの通りの草分け的人物であったろうと「仙台地名考」の著者、菊池勝之助さんは語る。

      170912soma_03.jpg  170912soma_04.jpg

      元寺小路から花京院通りに上る坂の付近にはかつて白百合学園があり、また政宗の夫人、愛姫の母が建立した真言宗の蜜乗院の跡地でもあったのだ。


      歴史は時間がたつにつれ、記憶が定かではなくなることも時にはある。
      仙台市で続けている歴史的町名活用路線の取り組みはもっと知られていいと思うし、記録や目に見える形で残していってほしいと思う。

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