【相馬 宏男】仙台は古くから開けていた地だ

仙台平野は東に太平洋、西に青葉山丘陵群、そして、北に七つ森など絶好の人口集積地としての要素を持っている。広瀬川なども流れ、水も十分だ。

その地に実は4世紀から5世紀にかけての王や有力者のものと思われる墓がある。
いわゆる古墳だ。仙台は政宗が開いた地とのイメージが強いが、それ以前から実は有力者がひしめく地だったのだ。国分氏など有力大名も存在し、歴史をさかのぼるとそれ以前に権力を持った勢力が存在していたことがわかる。それを表すのが、古墳の存在だ。バイパスのすぐ近くにあるのが、「遠見塚古墳」。全長が110m、前方後円墳だ。史跡公園として現在では、近隣住民の絶好の散歩コース犬を連れての運動コースになっている。バイパスが近くにあるが、古墳の周囲は意外に静かな環境で、隣の遠見塚小学校の子供たちの運動の声が聞こえるのみ。

170515souma-01.jpg

170515souma-02.jpg

小高い丘のようになっていて、そこに上ると、仙台の中心部のビル群も遠望できる。
隣の小学校にはこの遠見塚古墳の出土品や発掘調査の様子を表した資料が展示されている。

170515souma-03.jpg

 

100万都市、仙台のそんなに離れていないところに古代の標本ともいえる「古墳」が存在する。歴史の生きた教材だと思う。古墳の存在から仙台の歴史を振り返るのもいいかもしれない。

そんな仙台の歴史をたどる「ひるはぴ~ヒロオさん☆歩~」は25日(木)11:30~の放送
予定です。乞うご期待!