【相馬 宏男】新X橋(宮城野橋)が完成した

私は仙台市宮城野区に住んでいる。駅までの距離は約2キロ。歩いても30分ほどで着く。
いつも通う床屋さんも駅近くにある。

コーヒーを買いに行くのも、本屋に行くのも経由地は仙台駅になることが多い。
線路で道路がある意味遮断された感があるが、線路をくぐる横断地下通路や線路をまたぎ二階を通り、一階に降りるエレベーターなども整備されているので、線路をまたぐ意識は薄れているのが実感だ

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しかし、段差もなく東西を自由に通行するという意味では、やはり鉄道があり上下に上り下りして歩かざるを得ないということを考えると、通行をある意味、遮っているという感は否めない。

こんなことを考えて歩いていると、
これまで工事が行われていた新幹線下のX橋のあたりの工事が3月末完成し、仙台管区気象台方向から広瀬通へ抜ける道が車線を広げ開通した

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これまで幅の狭い通りの車の通行だっただけに、便利さの点では格段の進化ということになる。このアエル横の周辺は、戦後のゴチャゴチャした通りとして知られていたが、都市再開発で、複合ビル「アエル」などが完成し、昔の面影はほとんどなくなった

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これに、X橋の全面改修による交通の利便性の変化、そして、広瀬通の銀杏並木の伐採もあり、交通状況は一変している。
都市は日々、変遷を遂げているというのが実感として胸に迫る。

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アエル横から気象台方向への道は、随分と整備され、かつての駅東の雑多な姿は、まさに変貌の一途をたどっている感がある。
かつて、この街は「こんな風景だった」という記憶と記録は様々な形で残していきたいなあと思う。

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3月下旬、宮城野橋(X橋)完成記念でアエルの一階でかつての歴史を振り返る展示会も開かれた。古い写真なども公開され、今と昔の姿の対比ができるようになっていた。

 

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かつてのX橋周辺を歩き、改めて都市の変貌の速さと歴史は時とともに変わるのだということを感じた。一方で,都市の変貌とその変化の様子は様々な形で残しておいて欲しいなあと思った。そんな感慨を抱えながらその場を後にした。