お知らせ

よくある質問

 このページでは、視聴者の皆さまから、メールなどで お送り頂いた お問い合わせのうち、同類のご質問が多かったものや、特に目立ったもの、今後 多くの問い合わせが予想されるものについて、お答えしています。
 ご意見やお問い合わせなどは、こちらのフォームにて、お願いいたします。全てのお問い合わせに お返事できない場合があります。ご了承ください。また、個人情報の保護については、プライバシーポリシーをご覧下さい。

Q.DVDやビデオは発売されていますか?
A.DVDが発売されています。
詳しくは「番組関連グッズ」のページをご覧ください。

Q.坂道や階段も歩いているのにどうしてカメラが揺れないの?
A.通称「ステディカム」という特殊な機材を使用しているからです。(写真参照)この機材はもともと、映画やコンサート中継などの機材として開発されました。カメラを担ぐなど、カメラと人体が直接触れたまま歩くと、どうしても揺れが画面に出てしまいます。そこでカメラを、バネが仕込まれたアームを介して、腰で支える構造になっています。歩くときに生じる上下の揺れは、このアームの微妙な動きで吸収しているわけです。カメラ本体やバッテリーを含めた総重量は、およそ20キログラム(機種によって軽いものもあります)通常の何倍も腰に負担がかかるので、カメラマンは専門の知識・技術・体力が求められます。

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Q.語りの人が、現地の人と普通に会話しているように聞こえるのはナゼ?
A.ナレーターは、現地に同行している訳ではありません。撮影は、カメラなどの技術者と、ディレクターに通訳兼任の現地コーディネーターで行われます。ですから現地での撮影では、現地語を話すコーディネーターと街の人が会話をしているのです。その映像を日本へ持ち帰り、コーディネーターの声だけを消して現場の音(ノイズと言います)に差し替え、その上からナレーターが声を入れています。音声スタジオでは100を超える会話の全てを、このような作業をして会話をしているように再構成するため、丸2日を費やしています。

Q.自分でもこの番組のような旅ができますか?ツアーでも可能でしょうか?
A.「撮影だから、ああいう出会いができるんですよね?」とよく聞かれますが、そんなことはありません。番組の担当者は準備段階で普通の旅人のように街を歩いていますが、多くの方から声を掛けられ、いい出会いをしています。この番組では、日常の光景をつづっています。登場する人たちも、その街に大勢住んでいるような方ばかりです。ですから、実際にその街を自在に歩いてみれば、同じような旅をすることは十分可能です。ツアーでも、自由時間を街歩きに使えば、番組のような旅ができるかもしれません。ただ、当然、一定の語学力がいりますし、同じ都市のなかでも、危険な地域が存在することもありますから、安全には十分注意することが必要です。

Q.レポーターを連れて行った方が良いのでは?
A.この番組の特徴は、番組をご覧になっているあなたが街を歩いているような気分になる「疑似体験」を重視しています。そのためレポーターを連れて行くことは考えていません。また、例えばタレントさんを7日間連れてゆくとなると、本人の出演料はもちろんスタイリスト、メイク係、マネージャーなど旅費や経費は何倍にも膨れ上がります。現場の風景や人々のふれあいを最優先して撮影を行っているため、限られた予算の中では難しいという側面もあります。因みに撮影スタッフは一日でも長く現地で撮影を行うために、飛行機代(もちろんエコノミーです)やホテル代なども安全を損なわない範囲で極力抑えています。

Q.語りの人はどうやって決めるの?
A.当番組では、様々なナレーターにご登場していただいています。常連の方々もいらっしゃいますが、街の雰囲気やふれあう人々との相性を考えて、毎回様々な可能性を追求しています。

Q.グルメ情報や観光名所も紹介してほしい
A.番組の中の「インフォメーション」のコーナーでご紹介するようにしています。本編の歩きの途中では、「あたかも食べたような気になる」のは不可能だからです。同じような趣旨で、お店には入っても買い物は極力しないことにしています。また、その街の名所旧跡ではない、何気ない通りや街角の魅力を感じていただけたら、という思いで番組を作っています。

Q.乗り物には乗らないの?
A.「自分で歩いているような」疑似体験を目指しているため、歩けるところは歩くようにしています。オープニングでは、大体は何らかの交通機関を使って街へ入るという設定ですので、その時だけは乗り物からの見た目の撮影が多くなります。

Q.番組で取り上げた「街」の安全性は?
A.「世界ふれあい街歩き」では、番組をご覧くださった視聴者のみなさんが番組と同様の街歩き、路地歩きをしてみたい、と感じることを前提に、世界の魅力的な都市の中から「旅の安全性」も十分考慮して取材先を選んでいます。その主な判断基準としているのは「外務省 海外安全ホームページ(NHKサイトを離れます)」の情報で、具体的には次の2つのパターンに分けられます。
① 同ホームページで危険情報が発出されていない街。
② 同ホームページで危険情報が発出されているものの、そのレベルが4段階中で最も緩やかな「十分注意してください」となっている街で、かつ番組独自の現地調査で、基本的な注意(危険な区域・路地に立ち入らないなど)により安全な街歩きは可能と判断できた街。
(※従来は①だけでしたが、2012年夏より②も導入しました。)

しかし、放送後に事態が変わって危険情報が発出されたり、危険情報のレベルが高くなることがあります。また、番組では細心の注意を払い、危険な区域・路地の紹介を避けるよう努めていますが、旅の安全を完全に保証することは不可能です。海外での街歩きを計画される際は、上記の外務省海外安全ホームページの最新情報を確認するとともに、ご自分で改めて現地の安全情報を収集し、慎重に実施を検討されますようお願いいたします。