街の基礎情報 イキトス
場所:
ペルー北東部
人口:
約42万(2017年現在)
景色:
川沿いは水上生活をする高床式住居が立ち並んでいる
人々:
陽気でエネルギッシュ
産業:
製造業、観光業など
交通手段:
モトタクシーなど
行き方:
日本からイキトスへの直行便はありません。アメリカ、またはカナダやヨーロッパの都市で乗り換えてリマへ。リマからイキトスは飛行機で約2時間です。
通貨:
Sol:ソル(略号はS/)
S/3.4=112円(2017年11月現在)
隣町とアマゾン川のみで結ばれるイキトスは、人と物とが行き交う港町として栄えています。ジャングルに囲まれたこの街で、アマゾンの民であることに誇りを持ったパワフルで陽気な人たちに出会います。
ペルー北東部
約42万(2017年現在)
川沿いは水上生活をする高床式住居が立ち並んでいる
陽気でエネルギッシュ
製造業、観光業など
モトタクシーなど
日本からイキトスへの直行便はありません。アメリカ、またはカナダやヨーロッパの都市で乗り換えてリマへ。リマからイキトスは飛行機で約2時間です。
Sol:ソル(略号はS/)
S/3.4=112円(2017年11月現在)
歩き始めは港から。ナナイ港に隣接する「アマゾン色」にあふれる市場を訪れ、ハンモック船が停泊するマスサ港に立ち寄り、エッフェルの設計した軍本部を見学します。モトタクシーで大木を運ぶ人たちに遭遇し、中古品を修理して販売する再生市場へ。住宅街を歩き進めると、アマゾンに伝わる水かけ祭りをする住民たちや先住民族のダンスを練習する若者たちに出会います。「陸の孤島」イキトスらしい暮らしに触れながら、アマゾンの伝統を受け継ぐエネルギッシュで陽気な人たちとふれあう街歩きです。
イキトスの撮影、事前の予報は雨か嵐。街歩きの機材を考えると、雨中での撮影は難しく、頭を抱えていました。しかし、現地に着くと奇跡的に晴天の連続。そして絶妙なタイミングでスコールが降り、最後は奇跡的なエンディング!ジャングルの神様に感謝です。
18世紀、うっそうとしたジャングルを切り開いて作られた街、イキトス。キリスト教布教のためこの街へやってきた西洋人を先住民が"ひどい奴ら"と呼んだことが"イキトス"という街の呼び名になったと言われています。20世紀に入り、ジャングルでゴム栽培が始まると、ゴム景気で富を得た西洋人はわざわざヨーロッパからタイルを輸入し、数々の豪邸を建てていきました。こうして栄えたイキトスは、周辺の村々の住民たちが集まる港町として発展していきました。
ナナイ市場にはアマゾンで取れた新鮮な果物や魚がずらり!ワニの肉やいかつい魚にも出会いました。極め付きはイモムシ、スーリの串焼き。「ビタミンたっぷりでおいしいよ」と勧めてくれたお兄さん。なんと週に30個も食べるのだそうです...
住宅街でバケツで水をかけ合う人たち。川や水が大好きだった先祖を思い出すためのお祭りなんだそう。みんなで集まって明るく楽しく過ごすのが大好きなイキトスの人たち。大人も童心に返ったようにはしゃいで、とっても楽しそうでした。
川沿いに建つ高床式の住居は、増水時に備えて家の2階部分が橋でつながれています。お家を案内してくれた仲よし夫婦は、息子家族とここで暮らしているのだそう。「孫たちがもっと先まで家を建てるわよ」と教えてくれました。
ピラルクーは大きいもので体長3メートル以上にもなる世界最大級の淡水魚です。臭みがなく、淡泊な味わいでタラに似た味と例えられています。味付けはシンプルに塩こしょうのみ。アマゾンで取れたフルーツのソースとの相性も抜群です。
<平均価格 約1,700円>
アマゾン川で取れる淡水魚ならなんでもOK!野菜と一緒にジャングルで取れたビハウの葉で包み、蒸し焼きに。地元の住民にも愛されるジャングルの伝統料理です。
<平均価格 約1,000円>
よろいのような硬い皮を持つカラチャマ。内臓を取り出し、ニンニク、塩、玉ねぎ、トマト、コリアンダーなどを入れて15分ほど煮込みます。ごつい見た目とは大違いの上品で濃厚なスープは絶品!レモンを絞って味を変えてもGood!
<平均価格 約680円>
世界中から年間4万人も訪れる人気のジャングルクルーズ。今回のツアーは、イタヤ川からアマゾン川に合流、カワイルカの生息地帯を通り抜け、ジャングルの奥地へ進んで行きます。パンチータやコンゴウインコ、ナマケモノと触れ合うことができる動物園は、密輸されたり虐待されたりした動物たちを保護し、治療した後に森に返す活動をしています。サービス精神旺盛なガイドさん、最後にアナコンダのアナちゃんを紹介してくれました。さすが世界最大のヘビ、迫力満点でした。