2019年02月23日 (土)

週刊Mr.シップ 第百五十二回 「オレを信じて」

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そもそも、信頼ってどうやってつくるんだ?

そんなことを考えずに生きてこれたのは、オレが恵まれてるってことか?

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:18:27 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2019年02月22日 (金)

暖かいおもてなし

先週のブログで、岡山県にある介護老人保健施設を訪れたことについて書きました。

この春、施設には、ベトナムから技能実習生が初めてやってきます。

少しでも不安な気持ちを和らげてもらおうと、一丸となって受け入れを進めている様子を取材しています。放送は3月の予定です。

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取材後、皆さんとの1枚です。皆さんの笑顔を見ても分かるように、本当に仲の良い、チームワークの良い施設なんです。そして、私の胸の部分にご注目。

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そう、どーもくんです!私たちが撮影に来るということで、職員の方がわざわざ折り紙で作ってくださいました。取材でお世話になっているのはこちらなのに、この暖かいおもてなしが嬉しかったです!

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きっと、この春やってくるベトナム人の実習生も、暖かく迎えられることでしょうね。

皆さん、ご協力、ありがとうございました!!

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年2月24日のゲストは、初登場!虻川美穂子さんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:14:01 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


  
2019年02月21日 (木)

「合意なき離脱」困るのは市民

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2019年2月17日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの光浦靖子さん、国際部松木昭博デスクです。

 

イギリスがEUから離脱する期限が3月29日に迫っています。

ヨーロッパに暮らす一般の人たちの目線でこのニュースを見ていきましょう。

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前ロンドン支局長の松木昭博デスクが解説しました。

 

EUに入ったままのイギリスは、EUの他の国との間でモノが自由に行ったり来たりしていて、とても便利です。

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イギリスの大手スーパーや小売業者の団体によると、イギリスの食品の3分の1近くはEUからの輸入品です。

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例えば今の時期だと、果物の70%、レタスの90%をEUから輸入しています。

その輸入には、関税もかからないし特別な手続きも必要ありません。

イギリスはそういう自由な貿易を40年以上もEUとやってきました。

 

そのイギリスはEUから離脱することになりましたが、今もEUと「どう離脱するか」を話し合っていて、まとまっていないんです。

このまま、まとまらないと3月29日から突然、自由なモノの行き来ができなくなってしまいます。

そのため、EUからイギリスに入ってくるモノが滞るのではと心配している人が増えています。

実際、EUから荷物を運んできた人の中には「3月29日以降はイギリスに来ないよ」と話している人もいました。

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現地の様子をロンドンの税所支局長に聞きました。

 

最近は「離脱緊急パック」と呼ばれるものも登場しました。パスタやお米、紅茶、ヨーロッパから輸入されるトマトソースや缶詰など、1週間分の食料が入っているんです。

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さらにいま不安が高まっているのが医薬品です。

政府は、製薬会社に6週間分の予備を用意するよう求めています。

中には糖尿病やがんの治療に使う薬など長い間保存がきかないものもあって、病気と闘っている人にとっては深刻です。

こんなに揉めるのであれば、さぞかし後悔している人が増えているのではと思うかもしれませんが、そうでもないのです。

最近の世論調査でも、「離脱は正しい」と考える人が40%、「間違っている」とする人は48%となっています。

離脱したい人の多くは、EUと言う自分たちから遠いと感じる存在からとやかく言われるのは我慢ならないと考えています。

だから「多少、痛みは伴っても出るべきだ、逆に今こそイギリス人の底力を見せよう」と、かえって決意を固くしているようにも見受けられます。

それを「残留派」の人たちは「国のことを考えていない」と苦々しく感じるようです。

この対立はとても深くて、イギリスでは初対面のときまず「この人は離脱派か残留派か」と探りを入れる雰囲気があります。

離脱は、経済だけでなく、人間関係にも影を落としています。

 

話し合いがまとまらず、イギリスにモノが入ってこなくなる最悪の事態、それをあらわす「合意なき離脱」。

 

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イギリスのEU離脱の話でよく出てくる「合意なき離脱」ってのが何なのか、オレが説明しヨーソロー

 

ここからはこちらのセットを使って、解説していきます。

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左がイギリス、右がEUの国々です。

現在は自由な貿易を行っていますが「合意なき離脱」となると…

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「合意なき離脱」モンスターがあらわれました!!

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モンスターが吹く炎がイギリスとEUの間を隔ててしまい、これでは自由にモノを行ったり来たりさせられません。

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これで困るのは、イギリス側だけでなく、EU側の国々で暮らす人たちも同じなんです。

チューリップ王国のオランダでは、生花の輸出のうち6分の1近くがイギリス向けです。

花は鮮度が命。イギリスに輸出する際の通関手続きに時間がかかれば、しおれて売り物にならないと心配しています。

フランスの漁業関係者の間でも不安が広がっています。

フランス最大の漁港で水揚げされた魚のおよそ70%はイギリス沿岸でとれたものです。

イギリスの沿岸ではフランスをはじめとするEU各国の漁業が操業しています。

フランスの水産業がダメになり雇用を守れなくなるのではと心配しています。

 

さらに、「世界経済に影響が出るかもしれない」と多くの企業が「合意なき離脱」を心配しています。

例えば、ヨーロッパの航空機メーカー「エアバス」。

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こちらの飛行機をよく見ると、翼の部分がありません。

飛行機の組み立ては、フランスやドイツの工場で行っていますが、翼はイギリスの工場で作っています。

でも、「合意なき離脱」モンスターの炎のせいで翼をEU側に持ってくるのが難しくなったら機体を組み立てる作業に影響が出てしまいます。

そのため、「合意なき離脱ならイギリスの外へ工場を移転するかも」と経営のトップが話しています。

 

ドイツの自動車メーカー「BMW」もイギリスに工場があります。

エアバスと同じような事態を心配していて、離脱直後にイギリスの工場の操業を4週間停止すると発表しました。

 

そして影響はヨーロッパの企業だけではなくて、日本の企業にも出るかもしれません。

イギリスに進出している日本企業は1000社にのぼります。

トヨタや日産、ホンダ、ソニーにパナソニック…。

特に自動車メーカーはイギリスの工場で車を生産してヨーロッパにも輸出しています。

モンスターの炎のせいで、ビジネスにさしつかえるとみんなが心配しています。

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ここで突然、翼を広げたモンスター。

「株価が下がる」「通貨、不安定」と書いてあります。

「合意なき離脱」になれば、経済の混乱から株価が下がるかもしれません。

イギリスの通貨ポンドや、EU側で多く使われる通貨ユーロの価値が下がって、円高が進むなんてことも起きるかもしれません。

円高になれば、輸出に強い日本のメーカーにはマイナス。

こうした混乱は、日本を含めて世界経済に影響が出るおそれがあるんです。

 

そこで、「合意なき離脱」モンスターをどうやって退治するのか。

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出てきたのは3枚のカードです。

1枚目は、モンスターに斬りかかって、追い払うための剣。

これがあらわすのは、EUとの離脱交渉やり直し。やり直して合意できればモンスターは消えます。

2枚目は、口から出る炎を封じ込める鋼鉄のマスク。

これは、離脱の期限を延期する。モンスターは消えませんが、当面の危機は回避できます。

3枚目、モンスターが出てくる前に時間を巻き戻す、魔法の杖。

その心は、離脱するのかどうか、もう1回国民投票を行う。

離脱という決定そのものを覆して、この危機がなかったことになるかもしれません。

 

この中で、いま1番あり得そうだとみられているカードは・・・

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離脱を延期する鋼鉄のマスクです。

間近に迫った危機はとりあえず回避できそうだというわけで、この延期が最近イギリス国内で浮上しているシナリオです。

 

「延期」が浮上してきたとはどういうことか、再び税所支局長に聞きました。

政治の混乱が続き、「政治が決められないのであれば最後は国民が判断するしかない」ともう一度国民投票をやることをあきらめられないという人も少なくありません。

政治の状況に振り回されて、国民の考えも揺れています。

しかし、延期したいといってもEUは納得してくれません。

そう遠くないうちにきちんと合意できるという見通しを示すことが大事です。

一番怖いのは、「相手が折れるはずだ」と決断を先送りにし、「合意なき離脱」に突き進んでしまうことです。

仮に延期となっても、そんなに時間は稼げません。

5月か7月までではないかという見方があります。

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5月にはEUの議会選挙があり、7月にはその選挙で当選した人たちが集まる新しい議会が始まります。

イギリスは3月で離脱するから、新しいEUの議会には参加しないはずですが、EUやEUの議会からすれば、イギリスが抜けた後どうするか、新しいスタートを切って早く考えたいというわけです。

 

こういう見方もあるにはあるが、はっきり言ってどうなるかはわかりません。

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松木デスクの一句です。

「合意なし 一番困るの 市民たち」

「合意なき離脱」になれば、いちばん困るのはイギリス側もEU側も一般の人たちです。

両方の政治家たちが、きちんと離脱の道筋をつけられないことのあおりを受けてしまいます。

この問題は日本にも影響してくる話ですから、残りの時間は少ないが、イギリスの政府と議会、EUの三者で努力してほしいと思います。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年2月24日のゲストは、初登場!虻川美穂子さんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:15:57 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2019年02月16日 (土)

岡山にて

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先日、岡山県にある介護老人保健施設を訪れました。こちらは、入所・通所を合わせて、1日当たり約50人の方々が利用しています。施設の中では、歌を歌う時間があったり、算数の問題を解くことで脳の活性化を図る時間があったりと、とても活気あふれる様子でした。こちらの施設を運営している社会医療法人の理事長が、この方。

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森崇文さんです。この春、森さんのもとには、技能実習生として2人のベトナム人女性がやってくる予定です。施設では、介護職員として現場を支えることになる彼女たちの受け入れ準備を進めています。異国の地で慣れない仕事にあたることになる彼女たち、今、きっと不安な気持ちもあることでしょう。それをいかに軽減することができるか…!そのために森さんが考えた方法が、実はちょっとユニークなんです。ヒントは、「日本のおじいちゃん・おばあちゃんを作る」…さていったい、どういう事なのでしょうか?

 

「せかいま」では、技能実習生として来日する直前のベトナム人女性への取材も含め、この施設の取り組みを来月、お伝えする事にしています。まだ少し先ですが、ぜひご期待ください!!

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年2月17日のゲストは、初登場!光浦靖子さんです。

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:17:00 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


  
2019年02月15日 (金)

週刊Mr.シップ 第百五十一回 「3月29日」

宝くじが当たるくらいヤバいことが起きてるなら、

3月29日に宝くじ買ったら、当たるかな?

 

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そもそも、関税がかからずに輸出入ができたり、自由に国境を行き来できたり…

「EU」ってすごいよな。

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:17:43 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2019年02月14日 (木)

アメリカと最悪の関係 イランはいま

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2019年2月10日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストのパックンさん、国際部禰津デスクです。

 

イランの民衆が親米政権を倒した「イラン・イスラム革命」から40年。

いま、イランとアメリカの関係は最悪になっています。

イランの首都テヘランに駐在していたこともある国際部禰津デスクが解説しました。

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都内にある大使公邸で開かれた40年の記念式典には、日本の政財界の関係者が出席していました。

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今年は日本とイランの国交樹立90年の年でもあり、会場ではイラン伝統の料理も振舞われ、多くの人で賑わっていました。

 

 

アメリカとイランの両国の関係を、こちらの装置を使って説明していきます。

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両国が敵対していくと、「緊迫の風船」が膨らんでいきます。

どんな要因で膨らんでいくのか、見ていきましょう。

 

アメリカは、40年前のイスラム革命の直後、イランと国交を断絶し、激しく敵対してきました。

アメリカはイランを「テロ支援国家」と名指しし、イランの宗教指導者はアメリカを「大悪魔」と呼ぶなど、互いに非難してきました。

そして革命から40年となる今年、両国の仲がさらに悪くなっているんです。

 

その要因がこちら。

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アメリカのトランプ大統領です。

イランに厳しいトランプ大統領、その1つが「核合意」をめぐる対応です。

 

イランには、核兵器を開発していた疑惑がありました。

これに対しアメリカは、イランが核開発を大幅に制限する代わりに、イランへの制裁を解除する「核合意」を結びました。

しかし去年、トランプ大統領はこの合意から一方的に離脱したのです。

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トランプ大統領が「核合意離脱」の“空気入れ”を使うことで、両国関係がどんどん緊迫していきます。

さらに、イランへの経済制裁をかつてないほど強化しました。

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アメリカはさらにイランへの圧力を強める構えで、最終的にはイランの体制転覆までも視野に入れているのでは、という憶測まで出ているんです。

 

なぜトランプ大統領は、イランが嫌いなのか?

それには、3つの理由があります。

 

1つ目の理由が、1979年に首都テヘランで起きた「アメリカ大使館占拠事件」です。

40年前の革命で倒されたイランの国王をアメリカがかくまったことに学生たちが怒り、イランにあるアメリカ大使館を444日にわたって占拠したんです。

アメリカは人質にとられた大使館員の救出作戦を行いましたが、失敗しました。

当時のカーター大統領の権威は失墜し、次の選挙で再選できませんでした。

この事件は、アメリカ国民に深い傷跡を残しています。

アメリカの世論調査を見ても、ここ30年間、「イランが嫌い」という人は、常に8割近くに上っています。

この事件は、トランプ大統領も含めた多くのアメリカ人が持つ、イランへの不信感の原点なんです。

 

一方のイランは、この大使館こそ「大悪魔・アメリカ」の象徴だと主張してきました。

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現在、事件のあった大使館は、反米の思想を普及させる博物館としても利用されています。

施設では、革命前からアメリカが中東でスパイ活動を展開し、民衆を制圧していたとする主張が展開されています。

当時の博物館の館長は取材に対し、

「アメリカとイランの関係はオオカミとヤギのようなもの。共存はあり得ない。」

と、言い切っていました。

 

トランプ大統領がイランを嫌いな2つ目の理由が、「イラン派の拡大」です。

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革命で反米政権を起こしたイランは、周辺諸国に「アメリカの支配から脱却しよう!」と呼びかけていました。

そして40年経ったいま、イランの影響力は、イラク、シリア、レバノン、イエメンにまで広がっているとされています。

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イランにとっては影響力を広げることは、アメリカなどの敵国が攻めてこないように牽制し、自分を守る意味合いがあります。

 

一方、アメリカから見ると、これは反米主義の拡大で、脅威に感じています。

そのため、トランプ大統領は、サウジアラビアなどイランの周辺にある親米国家との連携を強化しているんです。

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そして3つ目の理由が、「イスラエル」です。

 

イスラエルはイランと激しく対立していて、軍事的な緊張が生まれています。

そんなイスラエルは、アメリカにとって中東の中でも特別な、最大の同盟国です。

だから、「同盟国イスラエルをイランから、守らなければならない」というわけです。

さらにトランプ大統領の重要な支持基盤はイスラエルを重視するキリスト教の最大勢力です。

イランに厳しい姿勢を示すことは、大統領選挙の対策の意味合いもあるんです。

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「大使館占拠事件」「イラン派の拡大」「イスラエル」

こうしたことを背景に、トランプ大統領はイランにこれまでにない厳しい制裁を加えています。

 

その影響でイランは経済が大きく落ち込み、耐え忍んでいる状態です。

今は持久戦に持ち込んで、トランプ政権が変わるのを待っているのかもしれません。

ただ、制裁の影響で経済がさらに悪化すれば、そうは言ってられなくなるかもしれません。

イランの今の大統領は、対話路線を打ち出した「穏健派」のロウハニ大統領ですが、今後「アメリカと戦うべき」という「強硬派」の声が大きくなるかもしれません。

その「強硬派」の代表格が「革命防衛隊」という組織です。

 

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イランの革命防衛隊については、せかいまを防衛しているオレが説明するヨーソロー

 

イラン国内で取材をしていると、革命防衛隊の傘下にある民兵に密告され、職務質問されることもありました。

体制維持を担う任務を持つ革命防衛隊は、イラン社会に根付いている存在なんです。

また、革命防衛隊は国際問題に発展する事件にも関わってきました。

2011年には経済制裁に激怒したイランの若者たちが、イギリス大使館を襲撃しました。

これをきっかけに、イランとイギリスが一時国交断絶状態に陥ったのですが、これも革命防衛隊の傘下にある民兵の犯行でした。

 

今後、トランプ大統領が極端に圧力を強めれば、その反動で革命防衛隊などの強硬派勢力が勢いづく可能性はあります。

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現状では、アメリカとイランの関係が改善する見通しは見えません。

両国は、ただでさえ国交も無いだけに、偶発的な事件や事故が起きれば、破裂しかねません。

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大事なのは、「不信感の連鎖を断ち切る」ことだと思います。

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説明してきたように、アメリカの「核合意の離脱」や「経済制裁」、イランの「大使館占拠事件」や「反米主義の拡大」などが積み重なって、互いの不信感は募るばかりです。

しかし、前のオバマ政権の時には、アメリカとイランの両外相との間で、直接話ができる関係が築かれ、問題を解決する場面も見られました。

さらにイランでは革命から40年が経ち、反米にとらわれない若者も増えています。

「不信感の連鎖を断ち切る」ために対話の機運をつくることが重要だと思います。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年2月17日のゲストは、初登場!光浦靖子さんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:14:00 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2019年02月09日 (土)

週刊Mr.シップ 第百五十回 「敵対」

悪気はなかったんだよ。悪気は・・・

 

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アメリカとイランも、オレとよしよしみたいにもともとは仲良しだったんだよな。

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:18:04 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2019年02月08日 (金)

開催地ついに発表

日本時間の今月6日(水)、アメリカのトランプ大統領の一般教書演説が行われました。その中で、ついに2回目の米朝首脳会談の開催場所が発表されましたね。それがこちら。

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そう、ベトナムです。今月27日と28日の2日間、開催するとしています。ベトナムに関しては、トランプ大統領が一般教書演説で発表する前から、開催地として有力という報道もありましたよね。ただ、まだ分からない点もいくつか。ベトナムのどの都市でやるのか?中部ダナンなのか、それとも首都ハノイ?2月の最終週、ベトナムが世界の注目を集めることになりそうですね。

 

ベトナムに決まったのは、アメリカにとっても北朝鮮にとっても中立国だから、というのが大きな理由のようです。ところが、実はアメリカ側からすると、ベトナムを開催地に選んだことには、北朝鮮に対するあるメッセージが込められているんだそうです。そのメッセージとはいったい?2月10日(日)の「せかいま」を見ればその答えが分かりますよ!

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年2月10日のゲストは、パックンさんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:13:27 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


  
2019年02月07日 (木)

トランプ大統領の転換点

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2019年2月3日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストのモト冬樹さん、国際部髙木優デスクです。

 

アメリカのトランプ大統領といえば、移民政策として掲げている「国境の壁」の建設。

最近はニュースであまり聞かなくなりましたが、実はこれからが本番で、

トランプ大統領はいくつかの切り札を用意しているそうなんです。

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国際部アメリカ担当・髙木デスクが解説しました。

 

今回はこちらの模型を使ってそれを見ていきます。

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トランプ大統領は、アメリカとメキシコの国境近くで壁を建設しようとしています。

壁の問題というのは、トランプ大統領が、「不法移民対策のためにメキシコ国境に壁を作る予算をつけろ」と強硬に主張したところから始まりました。

これに野党・民主党が強く反発。

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予算案が通らず、政府機関が閉鎖する異常事態になりました。

閉鎖は史上最も長くなり、国民の不満が高まったことから、トランプ大統領もいったん壁の建設を取り下げました。

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トランプ大統領にとって、初めての「敗北」だという人もいます。

大幅な譲歩を強いられたのは事実で、かなりの痛手であることは間違いありません。

トランプ大統領、いまかつてなく厳しい立場に追い込まれています。

 

トランプ大統領の足元には、大きな穴が空いています。

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この問題が長引いたことで、支持率も一時、この2年間で最低水準の37%にまで落ち込みました。

さらに、足元だけではありません。

トランプ大統領の頭上はどんより雲、そして空から隕石が!

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そこには、「ロシア疑惑」と書かれています。

ロシア疑惑とは、前の大統領選挙で、トランプ陣営が勝利のために、ロシア側と組んで不正をしたのではないかという疑惑です。

捜査が大詰めを迎えていて、その最終報告が今月中に出そうなんです。

 

追い詰められていますが、転んでもただでは起きないのがトランプ大統領です。

壁の建設は最大の公約で、諦めていません。

それどころか今はちょうど4年間の任期の折り返し点で、来年秋には大統領選挙が控えているため、「この壁の問題が、大統領選挙の勝敗を決める。」と、それぐらいの意気込みで臨んでいるのです。

 

そのために用意している3つの切り札。

まず1つ目の切り札が、「一般教書演説」です。

今週の火曜日、日本時間の水曜日に予定されているすごく大事な演説です。

 

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アメリカ大統領が行う一般教書演説がどういうものか、オレが説明するヨーソロー

 

一般教書演説は、年に1度の一大イベント。

トランプ大統領が、一般教書演説で壁建設の必要性を訴えることは確実です。

演説で国民を納得させて、壁建設を推し進めようという考えなんです。

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演説は、真正面から国民に自分の思いを伝えます。

これは、切り札のうちの「正攻法」です。

 

しかしこれだけで壁が建設できるわけじゃありません。

そこで2つ目の切り札が、いま急浮上している「スマート・ウォール」という案です。

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これは、監視センサーやドローンなどのハイテク機器を大幅に増やして、国境を監視する方法です。

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壁は作らずに、「壁のようなもの」を設置しようという案です。

 

実はこれ、もともとは民主党が提案したものですが、ここへ来てトランプ大統領が関心を示しはじめています。

トランプ大統領にとって、これは切り札のうちのいわば「妥協策」です。

関心を持ち始めているとはいえ、完全に納得しているわけではなく、「ハイテク機器を組み込むのはいいが、柵でも良いから構造物を設置しなければダメだ」と主張しています。

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これに合わせて最近は「壁」よりも、「柵」という言葉をよく使うようになり、民主党に歩み寄る姿勢も見せています。

 

結局のところ、「壁」が「スマート・ウォール」になるのか、「柵」になるのかは、トランプ大統領と民主党との今後の話し合い次第です。

トランプ大統領が、自分の支持者である保守的な人たちに向けて「スマート・ウォールは壁と同じ意味なんだ」と主張できると判断すれば、受け入れる可能性があります。

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一方で野党・民主党からすれば、スマート・ウォールで落ち着けば、「トランプ大統領に壁を作らせなかった」と主張しやすい可能性があり、双方にとって、支持者を納得させられるギリギリの案を検討しているとみられます。

 

それでも、うまくいかない時の3つ目の切り札がこちら。

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トランプ大統領がちらつかせている「非常事態宣言」です。

これを出すと、「民主党との話し合いがまとまらなくても大統領の権限で、壁を建設できる」と、トランプ大統領は主張しています。

「非常事態宣言」という強力なエンジンを付けて壁建設を推し進めようというものです。

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これは「強硬策」という切り札です。

 

しかし、民主党は強く反発することは間違いなく、また政府機関が閉鎖されて泥沼状態になる可能性が高いです。

そのため、できれば3つ目の切り札は避けたいのが本音だと思います。

 

厳しい状況に置かれているトランプ大統領ですが、「外交」によってポイントを取り戻そうと考えています。

今後の政治日程を見るとトランプ大統領の思惑が見えてきます。

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まず、壁建設をめぐる民主党との次の交渉期限が、2月15日。

これで決裂すると、次は「外交」です。

2月下旬に開かれる予定の、2回目の米朝首脳会談です。

実は、1回目の会談後にトランプ大統領の支持率は跳ね上がりました。

国内政治で窮地に追い込まれてたとしても、ここで挽回できると計算があるのだと思います。

会談を政治ショーとして利用しようとしているようにも見えますね。

 

さらに3月1日には、中国との貿易交渉の期限も迎えます。

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実は中国に対しては、強い姿勢をとるべきだという点では、トランプ大統領も民主党も同じです。

中国に強く臨むことで、支持率の上昇につなげたい考えです。

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ここまで説明してきたのは、トランプ大統領が理想として描いているシナリオです。

外交の2つのチャンスで、中身が伴わなければかえって評価を下げるかもしれません。

トランプ大統領にとって大事なのは、来年秋の大統領選挙での再選です。

そこで、きょうのキーワードはこちら。

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「勝つも負けるも壁次第」

来年の大統領選挙が終わって振り返った時にこの壁をめぐる攻防が、大統領選挙の勝敗を分けたとなるかもしれません。

そういう意味でも、ここ数週間の動きが大事になってくると思います。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年2月10日のゲストは、パックンさんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:14:35 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2019年02月02日 (土)

週刊Mr.シップ 第百四十九回 「平和的解決」

せかいまのリハーサル中に速報が入ったんだよな。

 

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投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:18:22 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


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