2020年02月22日 (土)

ヨガ、そしてインド!

Mr.シップと、こんな場所へ!

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ヨガマットが置いてありますねえ、

ズバリ…

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東京・渋谷区にあるヨガスタジオで、

ワタクシ、ヨガしてきました!笑。

全身しっかり伸びて、とても気持ち良かったです!!

 

ヨガといえばインド、

今週の「せかいま」は、インド国内の気になる事情をお伝えしますね!

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「お世話になった先生夫妻、シップもヨガしてきました!!」

 

 

 

「せかいま」のホームページ

https://www4.nhk.or.jp/sekaima/ )

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2020年2月23日のゲストは、トラウデン直美さんです。

 

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:14:00 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2020年02月20日 (木)

アメリカドルvs中国人民元 強いのはどっち?

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2020年2月16日の出演者のみなさんです。

左から、永井伸一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの平泉成さん、国際部の田中健太郎デスクです。

 

 

Mr.シップ「この地球儀、浮いているぞ~、伸さん!」。

伸さん「これ買ったら、世界が自分のモノになった気がするね」。

地球儀専門店にやってきた2人。

 

Mr.シップ&伸さん「すいません!お願いします」。

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いま「世界のお金」をめぐって、これまでにない争いが始まろうとしています。

世界最強、アメリカの「ドル」に挑むのは、中国の「人民元」。

いったい、どんな争いなのでしょうか。

国際部経済担当・田中健太郎デスクが解説しました。

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この「お金」をめぐって、壮大なバトルが始まりそうになっているんです。

その主役が、こちら。

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アメリカの通貨「ドル」と、中国の通貨「人民元」。

いま、この2つの“通貨戦争”とも言えるような事態が、起こるとみられているんです。

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“通貨戦争”を理解するために、アメリカの通貨「ドル」から説明していきましょう。

ドルはいま世界を支配している「最強の通貨」なんです。

アメリカは世界一の経済大国ですから、ドルの信頼性も非常に高いというのがその理由です。

そして、最強の通貨、ドルによってアメリカは、世界を牛耳る立場を手にしているんです。

 

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[ドルが最強だと、なぜアメリカが世界を牛耳れるのかオレが説明しヨーソロー]

 

世界一の経済大国、そして世界の警察、それがアメリカ。

アメリカの強さのもとが「ドル」です。

世界中で毎日、ばく大な取り引きが行われていますが、アメリカの銀行を通っています。

それにより、アメリカはドルの動きをすべて見張ることができるのです。

だから…

言うことを聞かないどこかの国のドルの取り引きを、禁止することもできるのです。

その国は他の国との取り引きができなくなって、お金に困ってしまいます。

アメリカは、最強のドルで世界を支配しているのです。

 

いまの世界の状況をイメージしてみますと、こういう感じです。

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ビジネスや貿易で行われる取り引きの多くは、ドルで行われています。

特に、世界の貿易でいちばん重要な、原油などエネルギーの莫大な取り引きも、大部分がドルです。

つまり、世界中の企業にとって、ドルは絶対必要なものなんです。

世界経済を握り、さらに気に入らない国には圧力をかけられる。

アメリカが世界を牛耳っていると言ったのは、こういうことなんです。

 

しかし、ドルを中心にした国際的な取り引きには、実は「弱点」があるんです。

こちらで説明していきます。

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どこかの国にある2つの企業「ヒライズミ・カンパニー」と「チリコ・カンパニー」です。

実際には、複雑で、さまざまな取り引きがありますが、理解しやすくするために特徴を簡単にまとめて説明します。

例えば、「ヒライズミ・カンパニー」が外国の「チリコ・カンパニー」から物を買って、ドルで支払いをしたいとしましょう。

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「送金ボタン」を押すと…

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ドルが「ヒライズミ・カンパニー」から送られました。

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「自分の国の銀行」と「アメリカの銀行」と「相手の国の銀行」で引っかかり、お金が「チリコ・カンパニー」に届くまで、ずいぶん時間がかかりました。

これが「弱点」なんです。

要するに、時間がかかるんです。

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ドルを送金するときには「自分の国の銀行」「アメリカの銀行」、そして「相手の国の銀行」を経由しなければならないんです。

そして、それぞれの銀行で手数料も必要になります。

 

この「弱点」目をつけたのが中国です。

 

人民元を…

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「デジタル人民元」に変えて、世界を牛耳ってしまおうと考えているようなんです。

 

デジタル人民元とは、ネット上でやりとりするお金のことで「デジタル通貨」と呼ばれるもののひとつです。

中国の中央銀行が発行を検討していることが、去年の秋、明らかになりました。

国の中央銀行が発行する通貨なので、みなさんご存知の電子マネーなどとは違います。

 

ネットということで、2つの会社のパソコンをイメージしてみましょう。

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デジタル人民元を送金すると…。

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あっという間に送れました!

これはあくまでイメージですが、みなさんがメールを送るのと同じです。

とても早く、しかもドルのような、手数料もかかりません。

 

いろいろな手続きがドルより楽になるなら、世界中の会社にとって、デジタル人民元を使ったほうが、お得になります。

もしかしたら、世界を飛び交うお金は、将来ドルからデジタル人民元になっていくかもしれません。

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中国はこうして、ドルが持つ「最強の通貨」の座を奪い取るかもしれません。

デジタル人民元の発行はかなり現実的になってきているとみて、いいと思います。

 

アメリカはドルによる支配が揺らぐわけないと、デジタル通貨の発行については「必要ない」という立場をとってきました。

デジタル人民元が実現すれば、ドルで世界を牛耳ってきたアメリカの立場も危うくなりかねず、危機感が急激に高まっているんです。

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去年11月、アメリカのハーバード大学で、ある会議が開かれました。

参加したのは、オバマ政権で国防長官を務めた、カーター氏。

クリントン政権とオバマ政権で財務長官などを歴任した、サマーズ氏。

さらに、ブッシュ政権の安全保障担当の高官など歴代政権を支えてきた大物達。

 

会議で行われたのはデジタル人民元が世界で使われ出すと何が起きるのか。

ホワイトハウスでの緊急会議をイメージした議論です。

そこに、緊急事態を知らせる架空のニュースが流されました。

「北朝鮮の核開発計画は、政府の予測以上に進んでいることがわかりました」。

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北朝鮮が大規模なミサイル発射実験に成功したという設定です。

アメリカはドルを武器に経済制裁を科して、核ミサイルの開発をやめさせようとします。

しかし、北朝鮮はドルではなく、デジタル人民元を使っているため、制裁には効果がないことが分かりました。

 

ドルの代わりに人民元を使う国が増えれば、アメリカの影響力そのものが大きく損なわれるという懸念が広がっています。

参加した元閣僚などからは、経済・軍事の両面でアメリカの危機だと指摘する意見が相次ぎました。

「デジタル人民元は中国の経済力を強め、アメリカを弱くします」。

「アメリカは経済を支配できなければ影響力を失っていきます。すでに時代から取り残されようとしているんです」。

さらにアメリカもドルのデジタル化を進め、中国に対抗するべきだと訴える声も上がりました。

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「ドルが強いままでいることは、安全保障の面でも重要です。いま、危機感を持って新しい技術に取り組んでいくべきなんです」。

デジタル人民元への警戒感が高まる中、先週、アメリカの中央銀行にあたるFRBのトップは、デジタル通貨の研究を進めていく方針を明らかにしました。

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「私たちはデジタル通貨の長所と短所について理解を深めなければなりません」。

 

 

世界を牛耳る立場を狙う中国と、それを阻もうと躍起になるアメリカ。

これが「通貨戦争」の全貌です。

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キーワードは「結局、世の中、お金がすべて?」。

私たちの生活も、お金がデジタル化して、キャッシュレス決済も身近になって、大きく変わっています。

ますます便利になるかもしれません。

でも水面下では、このお金の世界こそが、2つの大国の壮大な戦いの舞台となっています。

第2次世界大戦後、経済・軍事の両面でアメリカの力の源だったドルによる支配に、いよいよ中国が挑もうとしています。

国家の力の象徴といえる、通貨をめぐる攻防こそが、米中の“最終決戦”の場になるかもしれません。

 

 

 

【この日の時間割】

1.アメリカドルvs中国人民元 強いのはどっち?

2.アイルランド “島を1つの国に”?

3.猛暑&緊迫!地雷除去の最前線

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2020年2月23日のゲストは、トラウデン直美さんです。

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:16:42 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2020年02月16日 (日)

2020年2月16日の動画

 

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:19:00 | カテゴリ:ホームルーム | 固定リンク


  
2020年02月15日 (土)

週刊Mr.シップ 第百九十六回 「デジタルに(オレは)なる!!」

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オレには「デジタルシップ」にはない「おちゃめさ」や「かわいさ」があるっ!!

 

なんでもかんでもデジタルにすりゃあいいってもんじゃないヨーソロー。

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:18:20 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2020年02月14日 (金)

地球儀を見ると...

今回も、Mr.シップと東京の人形町へ。

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下町風情が残る街ですねえ。

そんな場所で…

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“地球儀”専門のお店を発見!

いろいろありました、中には…

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地球が浮かんでいるものも!!

 

地球儀を見ていると、

「この国はここなのか」ということだけでなく、

「世界でこんな出来事があったなぁ」なんてことも、

考えたりしませんか?

 

今週も、Mr.シップと、

思わず地球儀が見たくなるような、

世界の気になる話題をお伝えしますね!!

 

「せかいま」のホームページ

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NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2020年2月16日のゲストは、平泉成さんです。

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:16:08 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2020年02月13日 (木)

トランプ大統領イチオシ 和平案の内容は

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2020年2月9日の出演者のみなさんです。

左から、永井伸一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストのサヘル・ローズさん、国際部の佐伯デスクです。

 

 

人気のチョコレート屋さんにやってきた、伸さんとMr.シップ。

お店で人気のチョコカレーを前に…。

伸さん「さっそく、いただくよ!」。

Mr.シップ「ちょっと待った!オレが先だよ、伸さん。いつも伸さんばっかり先じゃないか」。

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と、店内でケンカを始める2人はさておき…。

 

 

世界のいまを見てみると、

中東で起きている対立を仲直りさせようとしたのが、アメリカのトランプ大統領です。

長年対立してきたイスラエルとパレスチナのために「和平案」を考えました。

 

いったいどんな案なのか、国際部の中東担当・佐伯敏デスクが解説しました。

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トランプ大統領の和平案の3つのポイントがこちら。

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(1)領土 イスラエルの望みどおり

(2)エルサレムはイスラエルの首都

(3)パレスチナを国と認める

 

この3つのポイントを理解するために、まずイスラエルとパレスチナがどんなところか見ていきます。

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地図の青色の部分がイスラエル。

ユダヤ教を信じる「ユダヤ人」が住んでいます。

70年あまり前につくった国です。

 

緑色になっている2つの地区がパレスチナ。

イスラエルに占領されていて自由がない状態です。

パレスチナには「アラブ人」が住んでいます。

イスラム教やキリスト教を信じる人たちです。

 

地図に引かれている線は、イスラエルとパレスチナを分ける仮の境界線ですが、どこに国境を引くのかは決まらず、もめ続けてきたんです。

 

ここから、和平案のポイント「(1)領土 イスラエルの望みどおり」を説明していきます。

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こちらのセットはあくまでイメージですが、左側がイスラエルの土地で青色です。

一方、右側がパレスチナの人々が住んでいるところで、緑色です。

この真ん中の境界線を基本にして、領土を決めることになっていました。

しかし、イスラエルが境界線を越えたところに「入植地」をつくったんです。

 

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[入植地について、オレが説明するヨーソロー]

 

ユダヤ人とアラブ人はこれまで戦争や衝突を繰り返してました。

多くの人が犠牲になりました。

「どこをイスラエルとパレスチナの国境にするかは話し合いで決めよう」と、アメリカが間に立ち、話し合いで解決することになりました。

お互いが、土地をどう分けようか話し合っているさなか、イスラエルがパレスチナの人々が住む土地に、勝手に新しい家を建てました。

これが「入植地」です。

世界は「入植地はやめなさい」と、注意しています。

 

 

イスラエルは境界線を越えてどんどん入植地をつくり、パレスチナの土地は虫食いだらけになってしまいました。

そこにトランプ大統領が提案した国境がこちらです。

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トランプ大統領は入植地をそのままイスラエルの領土にしてしまうことを提案したのです。

 

パレスチナの人たちはどう思っているのか、エルサレムの澤畑剛支局長が街で聞いてみました。

 

パレスチナ人が暮らす街ベツレヘムは、商店が軒を連ね活気にあふれています。

パレスチナでは独自の通貨が発行されていないので、イスラエルの通貨が使われているのです。

一見、平和そうに見える町が、実はイスラエルとの紛争の最前線にあるという現実を感じさせるものがこちらです。

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壁に描かれている絵は、覆面アーティスト、バンクシーが描いた絵なんです。

平和の象徴である鳩に銃口が向けられています。

和平を脅かすイスラエルの武力を描いたものだと人々は感じています。

世界的なアーティストのバンクシーは、こうした作品を街のあちこちに残しています。

 

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こちらの巨大な壁は、イスラエルが治安維持の名目で一方的に建設しました。

パレスチナ人のまちを取り囲むように、450キロ以上続いています。

そのすぐそばには、イスラエル兵の姿が見えます。

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イスラエル軍の監視塔はパレスチナの各地にあります。

 

ベツレヘムから車を数分走らせると、赤い屋根の建物が見えてきました。

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イスラエルが国際法に違反して建設したユダヤ人入植地です。

入植地の中には、きれいな住宅がたくさん並んでいます。

ショッピングモールもあり、入植地の中は通常の街と変わらない様子となっています。

入植地は拡大を続けていて、どんどんパレスチナ側のほうに迫っています。

 

地元の市長は、入植地への批判に対し、イスラエルとパレスチナは問題なく共存できていると

反論しています。

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「ユダヤ人とアラブ人が隣り合ってどのように生活しているか、共存することでお互いにどんないいことがあるかを見るため、たくさんの人がここに来ます」。

 

しかし、入植地ができたせいで先祖代々の土地を奪われたというパレスチナ人の男性は、憤りを募らせています。

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「自分がこれまで大事にしてきた土地が目の前から無くなりつつあります。まるで私たちパレスチナ人の体が少しずつ切り刻まれているような気がするんです」。

 

 

続いてポイント「 (2)エルサレムはイスラエルの首都」を見ていきます。

エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教にとっての「聖地」がある町で、宗教上、とても大切な場所です。

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エルサレムは、ちょうど、イスラエル側とパレスチナ側の境界にあるのですが、それぞれ「自分たちのものだ」と主張してきました。

でも、トランプ大統領の和平案では、このエルサレムがイスラエルの首都になります。

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和平案は、領土や首都など、パレスチナにとって大事なことをほとんどあきらめるように迫っているんです。

 

トランプ大統領が「その代わりに」と提示したのがポイント「(3)パレスチナを国と認める」です。

この案を受け入れたら、アメリカはイスラエルと話し合った上で「国」として認めるといいます。

今は、イスラエルもアメリカも、パレスチナを国として認めていません。

それに加えて、パレスチナを発展させるために、色々な国からお金を集めて、およそ5兆円の支援をするとしています。

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和平案のポイント3つは、総じて、イスラエル寄りの案です。

それは、トランプ大統領の重要な支持層が、イスラエルのためになることをすると喜ぶグループだからなんです。トランプ大統領は、秋のアメリカ大統領選挙を前に、しっかりと支持を固めたいと考えて提案したのかもしれません。

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トランプ大統領の和平案に対して、イスラエルは「世紀のチャンスだ」と大歓迎です。

一方、パレスチナは「和平案は必ず失敗する」と拒否して、パレスチナの人たちに抗議デモを呼びかけました。

 

しかし、パレスチナの人々はどうも消極的な様子です。

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「デモには誰かが行くよ」。

「私たちは平和を望んでいるけど やる時はやる。でも、今はどうなるか見守るしかない」。

長年、デモを率いてきた団体のリーダーは、デモの参加者が減っていることに頭を抱えているということです。

だから慎重にならざるを得ない、ということのようです。

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「我々はアメリカがイスラエル寄りの案を公表する度にデモを行って多くの犠牲者を出すよりも、現状を冷静に見極めて行動せざるを得ないのです」。

反発が抑え気味、という印象を受けますが、その背景のひとつにパレスチナを取り巻く国際情勢の変化があると話しています。

「アラブ諸国や国際社会は双方が共存しようという案を少しずつ離れ、イスラエル寄りになっていると感じています」。

 

 

これは中東全体の力関係が大きく変わってしまった、ということなんです。

イスラエルとパレスチナの交渉では、これまでパレスチナ側に立ってイスラエルにプレッシャーをかける応援団がいました。

それが、パレスチナと同じアラブ人の国々です。

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例えば、サウジアラビアやUAE=アラブ首長国連邦などです。

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こうした国々がいることで、力の強いアメリカやイスラエルと対等に交渉ができていました。

ところが今回、こうした国々がアメリカの和平案に、強く反対しなかったんです。

それどころか「アメリカは頑張っている」や「パレスチナは和平案を検討してね」などの声明を出したんです。

 

アラブの国々の態度が変わったのには理由があります。

パレスチナの問題以外にも、対応しなければいけないことが次々に起きてしまったからです。

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ここ10年でアラブの国々では、反政府デモなどの国の混乱が続き、泥沼の内戦になってしまいました。

そういった中で、過激派組織ISのようなグループが出てきて、対処しなければいけなくなりました。

 

そしてもう一つがイランの存在です。

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イランは、中東の中で力をぐんぐん伸ばし、アラブの国々の脅威になっています。

そのため、アラブの国々はアメリカのお金と軍事力に頼らざるを得なくなり、イスラエルとも協力した方が得だと考えるようになったんです。

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見えてくるのは…「新しい中東の現実」。

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実はこの問題、アメリカの大統領がトランプ大統領でなかったとしても、アラブの国々がアメリカやイスラエルに近づいていく動きは止まりません。

これが新たな中東の現実なのです。

ただ、だからといって、一方的にパレスチナに押しつける和平案は、本当の平和にはつながらないと思います。

 

 

 

【この日の時間割】

1.感染拡大 中国で広がる不満 情報統制に批判の声も

2.トランプ大統領イチオシ 和平案の内容は (イスラエル・パレスチナ)

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2020年2月16日のゲストは、平泉成さんです。

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:17:13 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2020年02月09日 (日)

2020年2月9日の動画

 

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:19:00 | カテゴリ:ホームルーム | 固定リンク


  
2020年02月08日 (土)

週刊Mr.シップ 第百九十五回 「イスラエルとパレスチナ」

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それぞれにとって、ゆずれない大事な土地だからこそ、たくさんの血が流れてきたんだよな。

 

納得する答えって見つかるのかな。

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:14:34 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2020年02月07日 (金)

キャラクターにも注目!

前回の「せかいま」に登場したのは…

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かかしの「アイオワくん」、

アメリカ大統領選挙についてお伝えしました!

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そういえば、「せかいま」には、

これまでにも印象的なキャラクターが登場していました!

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「イーユーダー」

EUの今について紹介してくれましたねえ。

 

そして…

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「オンダンカデガス」

温暖化の原因とされる温室効果ガスについて考えましたねえ。

今後、どんなキャラクターが出てくるのか、お楽しみに!

(毎週出てくるとは限りません・笑)

 

「せかいま」のホームページ

https://www4.nhk.or.jp/sekaima/ )

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2020年2月9日のゲストは、サヘル・ローズさんです。

 

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:17:23 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2020年02月06日 (木)

アメリカ大統領選 トランプ大統領と戦うのは?

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2020年2月2日の出演者のみなさんです。

左から、永井伸一キャスター、国際部の虫明デスク、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの虻川美穂子さん、国際部の久米井デスクです。

 

 

「2月3日は節分だなー、伸さん」。

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「鬼は外~、福は内~」。

「そうだねシップ~。豆をまいて、邪気を払って、いい年のスタートにつなげたいよね!」。

 

スタートといえば、あの国でも、ながーい戦い「アメリカ大統領選挙」が始まります。

もう4年、大統領をやりたいトランプ大統領。

でも、それを阻もうとする人たちがたくさんいます。

トランプ大統領は、だれと戦うことになるのでしょうか。(2月2日の放送日時点)

 

国際部アメリカ担当・久米井彩子デスクが「アイオワ」と書かれた「かかし」とともに登場し、解説しました。

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アイオワというのはアメリカの州のひとつで、農業で有名なところです。

アイオワ州では、アメリカの大統領を選ぶ戦いが始まるんです。

 

「アイオワ」にやってきた気分でみていきましょう。

アメリカには民主党と共和党という2つの大きな政党があり、それぞれが出した候補者が、大統領の座を争います。

実は、これは大統領選挙の「後半戦」なんです。

「前半戦」はなにかというと、民主党と共和党それぞれが、全米各州などで順番に集会を開いたりや選挙を行ったりして最終的な党の候補者を決めるんです。

2月3日のアイオワ州でこの「前半戦」が始まります。

つまり、党の候補者を決める戦いが始まるということなんです。

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共和党は、トランプ大統領が「後半戦」まで進むのが確実です。

一方、民主党はたくさんの候補者がいて、誰が「後半戦」にたどりつけるのか見えていません。

それだけに、アイオワ州での初戦に注目が集まっているんです。

 

注目のアイオワ州がどんなところか見ていきましょう。

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アイオワ州が位置するのはこのたりです。

アメリカのほぼ真ん中です。

農業が盛んで、トウモロコシは全米1位、大豆は全米2位の生産を誇ります。

しかし人口は、およそ310万で、全米のおよそ1%ほどなので、注目されることが少ない、どちらかというと地味な州なんです。

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(地味と言われてがっかりするアイオワくん)

 

ただ、大統領選挙の年は、アイオワから選挙がスタートすることが決まっているため、世界中が注目するんです。

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(注目が集まってうれしいアイオワくん)

 

全米で最も早く意思が示せるということで、誇りに感じるアイオワの人たちもいます。

さらに候補者たちはアイオワでの選挙活動にたくさんお金をかけて、力を入れるんです。

なぜなら、アイオワの結果が、その後の行方を大きく左右するかもしれないからなんです。

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[アイオワの結果がとーっても大事ってのを、過去の選挙が証明しているんだヨーソロー!]

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民主党では、1972年以降、正式な大統領候補者に選ばれた9人のうち、アイオワでトップになった人は、7人もいます。

なかでも、オバマ前大統領は、本命だったクリントン氏を抑えてアイオワで勝利。

大統領にまで上りつめました。

初戦は注目されるだけあって、アイオワで勝てばメディアもたくさん取り上げて、支持者も増加、選挙につかうお金もたくさん集まり、勢いが増します。

 

アイオワで勝った民主党の人が、トランプ大統領の相手になるかもしれません。

 

誰が勝つのか気になるところですが、有力候補は4人。

農業の盛んな州での戦いということでトラクターに乗って、候補者選びのレースに臨んでいます。

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◆「ミスター格差」こと、サンダース氏。

貧しい人とお金持ちの間に広がる格差を縮めよう!と訴えています。

 

◆「大企業嫌い」のウォーレン氏。

格差の解消を求めて怒りの矛先を大企業などに向けています。

 

◆「個性派」ブティジェッジ氏。

候補者の中で最年少、同性愛者で、8か国語を話すなど特徴を挙げたらキリがありません。

 

◆「ふつーのおじさん」バイデン氏。

オバマ政権で副大統領を務め安定感が売りです。

 

さらに見ていくとこの4人は考え方は、「左派」と「中道」の大きく2つに分けられます。

「左派」と「中道」とは、政策の路線の違いで分けられるグループです。

民主党が大切にしているのは弱者に優しい社会、つまり、弱い人の見方になるということです。

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しかし「左派」と「中道」には、福祉や教育をめぐって大きな方針の違いがあります。

 

まず「左派」。

政府が手厚い支援をしたいと考えています。

この「左派」が、サンダース氏とウォーレン氏です。

2人は民主党の弱い人の見方という理念がより強く出ています。

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一方の「中道」。

財政的なバランスを考えて、現実的な支援にとどめるべきだと考えています。

この「中道」は、バイデン氏とブティジェッジ氏です。

2人は「左派」の政策は現実的ではない面もあると主張してます。

 

政府がどこまで支援するべきかというのは、選挙でも重要なポイントになります。


それでは、アイオワのトラクターレースの状況はどうなのか。

2月3日は節分ということで豆を用意しました。

掛け声は「鬼は外~」ではなくて「アイオワー誰~?」。

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まず飛び出したのは「大企業嫌い」ウォーレン氏と「個性派」ブティジェッジ氏。

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しかし最終的には…「ミスター格差」サンダース氏に「ふつーのおじさん」バイデン氏が続く結果に。

 

アイオワ州の最新の世論調査では「左派」のサンダース氏と「中道」のバイデン氏がトップを争っています。

「左派」と「中道」の対立がいま、民主党の支持者の中で激しくなっているんです。

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アイオワ州の支持者たちを取材しました。

 

長年、格差解消を訴え続けてきたサンダース氏は、公的な医療保険で国民全員をカバーして、弱者に優しい社会を実現すると掲げています。

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サンダース氏の集会に参加したマケナ・ドリスコルさんは、サンダース氏の姿勢を支持しています。

夫と8歳の息子の3人で暮らしていますが、給料が上がらない中で物価が上昇し、常にぎりぎりの生活を強いられています。

ドリスコルさんは、以前、激しい頭痛に襲われた際、加入している保険では医療費がまかなえないと病院から治療を拒否された経験があります。

「雷が落ちたようなひどい頭痛で病院に運ばれたのに、薬だけ渡されて、そのまま家に帰されたのよ。アメリカの医療保険制度は壊れているわ」。

お金で命まで左右される現状に憤りを感じ、サンダース氏に大きな期待を寄せています。

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「サンダース氏が『すべての人は平等であるべきだ』として、医療制度などを大きく変えると主張しているのは私にとって、とても重要なんです」。

 

一方、これに真っ向から対立しているのが、中道のバイデン氏です。

サンダース氏の政策は弱者に過剰に手厚く、財政的な負担が大きすぎると指摘して、現在の制度を拡充するのが現実的だと訴えています。

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その現実路線を支持するマイク・ハーマンさんは、副大統領を務めたバイデン氏の安定感にも期待しています。

「バイデン氏は長年、政界にいる経験から政策の進め方を知っています。それに海外の首脳とすでに面識があり、これは、ほかの候補者とは違う点です」。

そして、サンダース氏の主張は極端で、無理に実行すれば国の財政が破綻するのではないかと疑問を感じています。

さらにハーマンさんが心配しているのは民主党支持者の間の深い亀裂です。

考え方があまりに隔たってしまい、党の正式な候補が決まった後、敗れた方の支持者がちゃんと支持するだろうかと不安を感じているのです。

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「前回の大統領選挙の時はまとまらなかったので、トランプ大統領に負けたのです。分断を繰り返さないか心配です」。

 

 

候補者の対立が、支持者の分断にもつながっているんです。

対立に終止符を打って、民主党がひとつにまとまれるのか、今後の大きなポイントになってくると思います。

そしてこの混乱ぶりを、高いところから見ている人が、対戦相手となるトランプ大統領です。

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いまはこんな気持ちなのかもしれません。

民主党の対立が長引けば、トランプ大統領が得するだけとの指摘もあります。

 

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きょうのまとめは「上昇気流か?泥沼か?」。

この4人は、初戦のアイオワ州を制して、早く上昇気流に乗ることを狙っています。

この中から、トランプ大統領と全面対決する相手が見えてくるのか、それとも、さらに混迷を深め、泥沼化してくのか。

アイオワで見えてくるかもしれません。

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【この日の時間割】

1.感染加速する新型肺炎 最新情報&拡大防止は

2.アメリカ大統領選 トランプ大統領と戦うのは?

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2020年2月9日のゲストは、サヘル・ローズさんです。

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:15:33 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


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