2019年07月11日 (木)

香港デモ、きょうの香港はあすの台湾!?

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2019年7月7日の出演者のみなさんです。

左から、永井伸一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの平泉成さん、国際部の大山吉弘デスクです。

 

政府への抗議活動が続く香港。

この日も大勢の人がデモを行っていました。

場所はこれまで議会がある中心部でしたが、この日は初めて旅行者の多い繁華街でデモが行われました。

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実は、台湾もひと事ではないんです。

「きょうの香港は、あすの台湾」。

台湾の市民からは、こんな声も聞こえてきます。

香港のデモと台湾、どんな関係があるのでしょうか。

国際部・大山吉弘デスクが解説しました。

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実は香港のデモが、台湾で行われている政治的な一大イベントに大きな影響を与えています。

それがこちら。

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台湾の総統選挙です。

台湾では、トップ=総統を決める選挙が、事実上スタートしています。

台湾には、与党・民進党と、野党・国民党の2大政党があるんですが、今、注目されているのが民進党の蔡英文(さい・えいぶん)総統です。

去年の統一地方選挙で大敗して、支持率が低迷。

党首の座も追われてしまいました。

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しかし、香港で起きている一連のデモの影響で、支持率を一気に回復させているんです。

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台湾の蔡英文総統の支持率に、なぜ香港のデモが関係しているのでしょうか。

それを知るには、まず香港と台湾の“意外な関係”について知る必要があるんです。

 

香港と台湾を結びつけるキーワードが「1国2制度」です。

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[香港の「1国2制度」についてオレが説明しヨーソロー]

 

「1国2制度」のおかげで、香港には独自通貨があり、議員も選挙で選べます。

そして、デモをしたり、自由に政府を批判したりすることができるんです。

でも、その「1国2制度」が今、揺らいでいます。

そのあらわれが香港のデモなんです。

デモのきっかけとなったのが、こちらの条例の改正案です。

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香港にいる容疑者の身柄を、中国本土に引き渡すことができるようにするものです。

「中国がこの改正案を悪用して、中国政府を批判する人たちを引き渡すよう求めてくるかもしれない」と、香港市民は心配したわけです。

そして「それでは『1国2制度』が守られていないじゃないか」とデモに発展したんです。

 

そもそも、この「1国2制度」は、実は、中国が台湾を統一するために考えた制度なんです。

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そして、その考えは今も変わっていません。

中国の習近平国家主席は、ことし1月、月1回の演説で台湾について、

「台湾独立は歴史への逆行で、滅びの道だ」

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「台湾との統一には『1国2制度』が最良だ」と発言しています。

 

台湾の人たちは香港の混乱ぶりを、自分たちの未来のように受け止めています。

“きょうの香港はあすの台湾”ということばは、

「中国に統一されて『1国2制度』が導入されれば香港の二の舞になってしまう」「中国に飲み込まれてしまう」という中国への警戒感のあらわれなんです。

 

だから今、台湾で始まった選挙の最大の焦点が「中国との距離感」なんです。

それぞれの党をみていくと、与党・民進党は“中国に対して強硬”です。

独立志向が高く「中国と台湾は別々の国だ」と主張しています。

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一方の野党・国民党は“中国寄り”。

「中国とは仲よくやっていこう、そうすれば経済がよくなるよ」という融和的な立場です。

その国民党の有力候補が、こちらの2人。

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ただ今、中国寄りの姿勢から苦しい選挙戦を強いられています。

 

国民党の韓国瑜(かん・こくゆ)さんは、香港のデモについて「知らない」と発言し、メディアに取り上げられたあと、支持率が急落しました。

これまで韓さんを支持していた人も、その言動を批判しています。

若い世代に影響力をもつユーチューバーの陳之漢(ちん・しかん)さんは、自分の動画投稿サイトに韓さんを出演させるなどして応援していましたが、「知らない」と発言したのを批判し「もう支持しない」と話しています。

 

国民党のもうひとりの有力候補、ホンハイ精密工業の創業者で、シャープを買収した郭台銘(かく・たいめい)さんも、伸び悩んでいます。

中国に多くの工場を持ち、つながりの強い郭さんは中国との距離の取り方について、明言を避けてきましたが、台湾で中国への警戒感が強まると態度を一変させて、1国2制度を批判しました。

 

台湾では中国に対してきぜんとした態度を取ってほしいと考える有権者が増えています。そんな中、与党・民進党の蔡英文総統は「香港のデモを支持する」と、いち早く表明し、有権者の支持を集め順調に選挙戦を進めています。

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台湾で広がる中国への警戒感が、来年の選挙結果を大きく左右しそうです。

 

 

といっても、選挙は来年1月です。

あと半年の間にどうなるかは分かりませんが、鍵を握るのは、やはり、中国の対応になります。

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“中国のジレンマ”。

中国政府にとって、香港のデモが中国に強硬な蔡英文総統を有利にする展開は、完全に誤算だったといえます。

ただ、香港のデモの収束を図ろうと強硬な姿勢に出れば、結果として台湾での反発につながりますし、かといって弱気に出るわけにもいきません。

つまり、ジレンマというわけです。

台湾は、日本にとっても結びつきが強いですから、今後も、中国の出方、

そして、台湾の人たちの選択をじっくり見ていく必要があると思います。

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これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年7月14日のゲストは、古坂大魔王さんです。

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:15:43 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2019年07月06日 (土)

週刊Mr.シップ 第百七十回 「香港→台湾」

香港て何年か前にも雨傘運動っていうデモがあったよな。

 

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なんで台湾でも中国の反発が強くなってるかって?

それは明日の放送のお楽しみなんだヨーソロー。

 

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:20:45 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2019年07月05日 (金)

あの時、香港にいたんです

いまから22年前の1997年7月1日は、

香港がイギリスから中国に返還された日。

 

実は返還前後の6月30日から7月1日、ワタクシは…

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香港にいたんです!

ちょっとわかりづらい写真ですが、

ビルの前にあるのは、

香港市内にある和平記念碑、返還前まではイギリス国旗がかかっていたんです。

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こんなお土産があったんです。

返還前の香港の空気が詰まった缶!

 

あれから22年、香港でいま、大規模なデモが起きています。

一体どうして?

そして香港から海を隔てたこの場所でも大いに関係あるみたいなのです。

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ここはどこでしょう?

 

ズバリ、今週の「せかいま」を見ればわかります!

お楽しみに!!

「せかいま」のホームページ 

https://www4.nhk.or.jp/sekaima/ )

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:17:07 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2019年07月04日 (木)

3回目米朝首脳会談とEUがピンチ!?

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2019年6月30日の出演者のみなさんです。

左から、Mr.シップ、ゲストの和田アキ子さん、国際部の花澤雄一郎デスク、国際部の長尾香里デスク、永井伸一キャスター、坂下千里子さんです。

 

この日は、急きょ行われた3回目の米朝首脳会談と、EUのピンチについてお伝えしました。

 

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が

この日、南北の軍事境界線にあるパンムンジョムで面会。

およそ4か月ぶりに顔を合わせ、3回目となる首脳会談を行いました。

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現職のアメリカ大統領としては初めて軍事境界線を超えて北朝鮮側に入り「素晴らしい気分だ」と述べました。

パンムンジョムでアメリカと北朝鮮の首脳と会談を行うのは、朝鮮戦争の休戦以降66年間で初めてです。

今回の会談はトランプ大統領がツイッターを通して呼びかけ、これに北朝鮮側が応じる形で急きょ実現しました。

ワシントンとソウルに駐在したことがある国際部の花澤雄一郎デスクが解説しました。

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今回の首脳会談ですが「会うのでは」という見方は、少し前の段階ではありましたが、話は進んでおらず「今回はない」という認識でした。

そのため、あまりにギリギリのことでさすがに驚きました。

ただし今回の面会は、確かに歴史的なことですが事前の準備もないですし、直接「非核化」が前に進む

とは思えず、そこは冷静に見る必要があります。

 

トランプ大統領がなぜキム委員長に会いたいと言い出したのかというと、

「こう着状態となっている北朝鮮との交渉をなんとか動かしたい」という考えがあり、さらに会うこと自体が「政治的な利益」という面もあります。

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ことし2月の2回目の首脳会談では、非核化の段階ごとに見返りを与えるかどうかで双方譲らず、決裂しました。

その後、圧力を掛け合うチキンレースになりました。

そして先月、北朝鮮は再び、弾道ミサイルを発射しました。

さらにエスカレートしていきトランプ大統領としては「北朝鮮との交渉に失敗した」と言われることを嫌がったんだと思います。

トランプ大統領は来年に大統領選挙がありますので、なんとか交渉を動かしたい、あるいは進まなくても「北朝鮮との交渉は続いていて、良い方向に向かっている」というイメージをアメリカ国民に持たせたいという狙いがあります。

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中国総局北朝鮮担当 長野記者)

キム委員長が、なぜ今回の首脳会談の呼びかけに応じたのかというと、今のこう着状態を打開するため直接トランプ大統領に直談判するしかないと考えたのだと思います。

そして今後は国営メディアなどで「トランプ大統領とキム委員長が一層親密になった」とアピールするとみられます。

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北朝鮮は米朝交渉がうまくいかなくなったのは、トランプ大統領の側近が交渉を複雑にしているからだと主張しています。

こうした側近を交渉から外しトップ同士の決断を求めてくることもありえます。

また今後、制裁解除の前向きな動きが見えなければ再びミサイルの発射など軍事的な動きも予想されます。

 

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つまり、トランプ大統領もキム委員長も、ともに今回「会うこと自体に利益がある」ということです。

しかし、北朝鮮の非核化は簡単ではありません。

そもそも、2回の首脳会談がありましたが、非核化は実質的にはまったく進展していないんです。

北朝鮮は「非核化を目指します」と言いながら、核開発は続けています。

でも、核実験や大陸間弾道ミサイル発射さえしなければ、アメリカは怒らないというのが現状なんです。

これは、このまま核兵器を持ちつづけたい北朝鮮には都合がいい、つまり北朝鮮ペースがズルズルと続いている状態なんです。

 

一方でアメリカは「非核化させたい、できる」と思って最初の首脳会談をしましたが全然進んでいません。

「失敗した」というワケにはいかないから「交渉を続け、非核化に向けて進んでいる」というアピールを続けている状況になっています。

私は長年、北朝鮮問題を担当してきたアメリカ政府の元高官と話しましたが、トランプ大統領は「非核化に向かっているという幻想」を振りまき続けている、と言っていました。

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あたかも非核化が進んでいるような、つまりある種の「壮大なウソ」を続けていると、そしてそれが政治的利益があるという受け止めです。

今後、アメリカはなんとか交渉を進めようとするでしょうが、北朝鮮は全く譲る気配はありません。

となると、アメリカが多少柔軟性を示すのかが焦点になります。

譲らなければこう着した状態が続きながらトランプ大統領が「うまく行っている」と言い続けることになります。

核兵器を持つ北朝鮮という既成事実化が進み、事実上、世界が受け入れるという状況に向かっているのが現状です。

 

記者会見でアメリカメディアから「会談では譲らず決裂し、ミサイルも撃ったのに、会うのがふさわしいのか?」という厳しい質問が飛び、その後の報道でも「これが何の役に立つ?」という厳しい声も上がっています。

トランプ大統領は、来年の大統領選挙での再選を最大の目的にしていますが、アメリカ世論が「より厳しく対処すべき」となっていけばトランプ大統領の対応も変化する可能性はあります。

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▼2時間目はこちら。

 

イギリスがEUからの離脱を決めましたが、EUに対する反発はほかの国でもが広がっています。

国際部・ヨーロッパ担当の長尾香里デスクが解説しました。

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EUは、ヨーロッパの28か国の集まりです。

そのEUが、いま、危うい状況になっているんです。

EUの抱える問題は、イギリスの離脱問題だけではないんです。

いまヨーロッパのあちらこちらで、「○○ファースト」という風が巻き上がっています。

自分の国の利益が最優先だと主張する国が増えてきました。

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そんななかで、EUとしてのまとまりがなくなって結束が緩んでしまうのではないかという状況になっているんです。

 

そもそもEUとは、どんな集まりなんでしょう?

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こちらのロボットをEUに見立てて説明します。

「EUの原型」と書いてあります。

EUの起源は、第2次世界大戦が終わってまもない1952年に集まった6か国でした。

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「戦争を二度と繰り返さない」という目標を掲げたのです。

その後、どんどん仲間に加わる国が増えていきました。

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パーツが増えることが、国が増えることを表しています。

そして1993年に、ついに今のEUになりました。

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欧州合体「イーユーダー」完成!

EUは、28か国、総人口5億人にまで拡大しました。

ヨーロッパの平和と共存に貢献したとしてノーベル平和賞までもらっているんです。

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こうやって、ひとつになることで、世界の中で存在感を強めてきたんです。

 

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[1つになるとどれだけ強いのか、オレとイーユーダーが説明するヨーソロー]

 

イーユーダーの強さの秘密をみていくために、ここからはその心臓部をみていきましょう。

EUにはヨーロッパ議会という議会があります。

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イーユーダーを動かす大事な回路のようなものです。

ちょっと変わった議会で議席の数は28の加盟国ごとに割り振られていて、議員は、各国それぞれの有権者が投票して選びます。

議会は、EUの共通の政策について話し合います。

つまり、加盟国みんなで守るべきルールを決めているんです。

 

ところが先月、このヨーロッパ議会に異変が起きました。

5年に1度の選挙が行われたんですが、投票の結果、EUのやり方は「ウザい」と、反発する議員が各国で勢いを見せたんです。

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つまりEUそのものが、YESかNOかを問われたシビアな選挙になったんです。

 

なんでそんなことになったのかというと、原因の1つがここ数年、中東やアフリカなどから押し寄せている「難民・移民」の問題です。

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受け入れるのは大きな負担だとか、治安の悪化につながるといって反発する声が、加盟する国の人たちの間で高まったんです。

中にはこれまで事実上、なかった国境を復活させるべきじゃないかと訴える国まで出てきました。

そして、EUに反発する声が広がったもうひとつの原因がこちら。

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「格差」問題です。

人やモノが自由に移動できる集まりがEUです。

1つの市場になったことで、EUの中で競争が激しくなって、勝ち残れる人とそうでない人の差が大きくなった面もあるんです。

それでEUに加盟したら、メリットどころか暮らしにくくなったと考えている人も増えてきました。

こうした不満の大元をたどれば「EU」に行き着くと。

だからもうEUのルールに縛られず、自分たちで決めたいという声が増え、先月の選挙結果につながったんです。

 

このピンチに、これまでEUを引っ張ってきた国のひとつ、フランスに改めてスポットがあたっています。

フランスのトップがマクロン大統領です。まだ41歳の若きリーダー。

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先週、NHKが単独でインタビューしたんですが「ヨーロッパが成長していくためには、EUの結束を強めていくことが唯一の道」だと話しました。

マクロン大統領は、EUは良い政策を色々作っているのに、そのメリットが市民に伝わっていないのが一番の問題だと考えています。

だから「EUのルールを見直したり、もっと機能を高めたりして良さをわかってもらおう」と、マクロン大統領は言いたいようです。

ただ、マクロン大統領、フランス国内での支持率は決して高いわけではありません。

そういうなかで、問題が山積みのEUを引っ張っていけるのか、相当の手腕と気合いが必要だと思います。

最後に、こちら。

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ギリシャ神話にでてくるパンドラの箱、抑え込んできた災いがいっきに噴き出すことの例えによく使われます。

今のEUはまさにそんな感じです。

でも神話で、パンドラの箱に最後に残ったものは「希望」だと言われています。

EUは大きな経済圏で外交力も大きく、日本にとっても大事なパートナーです。

希望を絶望にしないために、これからがEUのふんばりどころです。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年7月7日のゲストは、平泉成さんです。

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:15:30 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2019年06月29日 (土)

週刊Mr.シップ 第百六十九回 「格差社会」

きょうは伸さんとピクニックだヨーソロー。早起きして、おにぎり握ったんだヨーソロー。

 

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「自国第一主義」になったら、格差は減るのかヨーソロー?

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:20:39 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2019年06月28日 (金)

G20大阪サミット始まりました!

G20大阪サミットが始まりました、

このサミットを私たちはどう見たらよいのか、

先週の“せかいま”でもお伝えしましたが、

ズバリこちら!

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世界が直面する課題を話し合う場だからこそ、各国の立場が明らかになる。

さらに首脳会談では、その国々がどんな問題を抱えているのかが浮き彫りになる、

まさに世界の縮図が見える場といえるのです。

それが大阪で開かれる、注目しない訳にはいかないですよね!

 

その大阪でロケした際には、

いろんな人たちの“おもてなしの心”に触れました。

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みなさま、ありがとうございました!

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今週の“せかいま”は、こんな国が出てきますよ!

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ヨーロッパとアジアにまたがる“トルコ”

そして…

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エジプトです!

お楽しみに!!

「せかいま」のホームページ 

https://www4.nhk.or.jp/sekaima/ )

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年6月30日のゲストは、和田アキ子さんです。

 

 

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:15:37 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2019年06月27日 (木)

世界の首脳が大阪に G20サミット

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2019年6月23日の出演者のみなさんです。

左から、永井伸一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストのベッキーさん、国際部 辻浩平デスクです。

 

この日の時間割です。

1時間目「世界の首脳が大阪に いよいよG20サミット」

2時間目「香港で続く抗議活動 中国とアメリカは」

3時間目「女性が平均7人出産 影を落とす貧困問題(ニジェール)」

 

今週末に迫ったG20大阪サミット!

世界のトップが大阪に集まる一大イベントです。

初めて日本が会場となって、6月28日と29日に開かれます。

G20サミットを知ると世界のいまが、これでわかった!となるんです。

 

国際部・辻浩平デスクが解説しました。

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G20に入っているのがこちらです。

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「G20」の「G」は「グループ(Group)」の「G」です。

この20の国などのトップが毎年集まって、世界で起きている問題について話し合います。

「G7」という似た名前も聞いたことがあるかもしれませんが、「G7」は上にある1列、先進国などのグループです。

この7つに、中国やインドなど経済力をつけて影響力を増してきている国が加わったグループが「G20」なんです。

G20の国々にも参加してもらわないと世界の問題が解決できなくなってきたという事情があるんです。

 

そのG20のサミットが大阪で開かれるということで、開催直前の現地に永井キャスターが行ってきました。

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開催の1週間前でしたが、どこに行っても警察官がいて、ものものしい雰囲気でした。

警戒にあたっていたのは、警視庁をはじめ全国各地から応援に来た警察官でした。

空の玄関口、関西空港でも特別な警戒が始まっていました。

G20サミット用に、通り抜けるだけで服の下や荷物に隠された爆発物などを発見できる特別な検査機が設置されていました。

 

世界の国々のトップが集まるG20サミットですが、私たちに身近な話題も話し合うんです。

こちらを使って説明します。

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G20サミットを大阪のお好み焼き店にみたてて説明します。

 

話し合われるテーマの1つが「貿易」です。

せかいまでも取り上げていますが、自由に貿易をするべきか、それとも関税をかけて自分の国の産業を守るべきか。

そういったことを話し合います。

 

2つ目は「海洋プラスチック」です。

海のプラスチックごみをどうするのかを話し合います。

 

そして3つ目がこちら。

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「データ」です。

データを知るのに欠かせない言葉があります。

「GAFA」です。

GAFAとは、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの巨大IT企業の頭文字をとったものです。

みなさんが毎日使っているものもあると思いますが、こうした企業はみなさんのさまざまな個人情報、データを持っています。

どんな買い物をしたか、何を検索したか、どんな関心をもっているかなどです。

それが広告などに使われて企業は利益をあげています。

今はルールがないので、安全に取引きするためにどんな国際的なルールを作ったらいいのかということも話し合います。

さらに、データにまつわる税金の問題も話し合います。

IT企業はネット上のサービスですから、国をまたいで活動しています。

でもそれだと各国は企業の活動を把握できないので、十分な税金がかけられていません。

そのため、どのように税金をかけるのかも議論されるんですね。

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貿易、海のプラスチックごみ、そしてデータ。

こうしたテーマを議長国の日本が中心となって、共同声明をまとめていくことになります。

 

でも、首脳たちはG20サミットのためだけで大阪に来るわけではないんです。

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[G20は、それぞれの国が個別に会談するチャンスでもあるんだヨーソロー]

 

こちらのお好み焼き店には個別のテーブル席があり、お好み焼きとはまったく違った料理があります。

すき焼き、鉄板焼き、天ぷら。

首脳たちは、テーブルで1対1の「さし」で食べたいってことなんですね。

みんながいる円卓から離れて、個別テーブルで2人だけで食べたいと思っている人たち。

せかいまが注目したのは、まずこの2人です。

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アメリカのトランプ大統領と、中国の習近平国家主席による会談です。

そこで食べるメニュー、つまり話し合う議題は「貿易摩擦」です。

アメリカと中国は互いに輸入品に対して高い関税を掛け合って、いわば「大げんか」をしている状態です。習主席は「関税をやめてほしい」と思っていて、トランプ大統領は「関税を下げてほしければ中国がアメリカの技術などを盗むのをやめるべきだ」という主張しています。

 

そこで習主席は解決に向けて話し合いを進めたいと、先週ピョンヤンを訪問して、キム・ジョンウン委員長と会談しました。

アメリカは北朝鮮と核問題をめぐって交渉をしていますがうまくいっていません。

中国は、北朝鮮といういわばスパイスを持ってトランプ大統領との会談に臨むというわけです。

アメリカに「中国は北朝鮮との強い関係があるんだよ」と示しているんです。

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それが「貿易摩擦」とどう関係しているのかというと、

習主席にしてみたら「トランプ大統領が北朝鮮との交渉をうまく進めたいなら、中国が手伝ってあげてもいいですよ、その代わり貿易問題で一歩譲ってね。」というメッセージなのかもしれません。

 

そして、アメリカ側でも動きがありました。

先週、トランプ大統領が来年の大統領選挙に向けて立候補を正式に表明しました。

選挙で勝つためには有権者に成果をアピールしないといけません。

中国との貿易摩擦をどう扱うのが一番有権者の支持を得やすいのか、トランプ大統領は考えるはずです。

貿易摩擦が続けばアメリカでもモノの値段が上がって困る有権者も出てくる一方、アメリカの立場を脅かす中国に対して、厳しい態度を取って欲しいという有権者もいます。

2人の会談の行方次第で今後の世界経済が大きく左右されるかもしれません。

 

2つ目のテーブルにいきましょう。

すき焼きを食べるのは、トランプ大統領とロシアのプーチン大統領。

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アメリカとロシアの会談も注目です。

ポイントは「ようやく話せるね」です。

両国は対立していますが、2人の指導者は本当は関係をよくしたいと思っています。

ただ、トランプ大統領はロシアとやましい関係にあると疑われてきたので、会うのは簡単ではありませんでした。

それがことし4月、その証拠は十分じゃないとして、捜査が終わったんです。

これで堂々とプーチン大統領と会談をできるというわけです。

会談のテーマの1つは「核軍縮」です。

アメリカとロシアがこれまで進めてきた核兵器を減らす取り組みを、これからも続けていくかどうかといった話し合いが進むのでしょうか。

 

では、最後のテーブルです。

天ぷらを食べているのは、習主席と韓国のムン・ジェイン大統領です。

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中国と韓国の首脳会談では新しいインフラとも言える通信規格5Gを扱う中国企業「ファーウェイ」と韓国が取引を続けるのかが注目点です。

中国は自国の会社ですから当然「ファーウェイ使って」という立場です。

これに対して韓国は、同盟国のアメリカからはやめろと言われているので板挟みになっているんです。

韓国が中国にどうこたえるのか、世界が関心をもってみています。

 

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「世界の縮図を見る場 G20」。

G20では世界が直面する課題を話し合う場なので、それに対する各国の立場が明らかになります。

さらに首脳会談では、どの国とどの国がどんな問題を抱えているというのが浮き彫りになり、まさに世界の縮図が見える場といえます。

それがそのまま日本の大阪に来るわけなので、ぜひ注目していただきたいです。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年6月30日のゲストは、和田アキ子さんです。

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:17:30 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2019年06月22日 (土)

大阪へ行ってきました!

今週は大阪へ行ってきました!

というのも…

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G20サミットが、

今月28・29日、大阪で開かれるからです。

 

空の玄関口の関西空港では…

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こうしたお知らせが出ていました。

 

ほかにも…

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そして、

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これは一体???

 

明日の放送では、大阪の様子も含めて、

G20についてお伝えします!

 

「せかいま」のホームページ https://www4.nhk.or.jp/sekaima/ )

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年6月23日のゲストは、ベッキーさんです。

 

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:20:00 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2019年06月21日 (金)

週刊Mr.シップ 第百六十八回 「気まずい関係」

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まあでも、仲直りのチャンスでもあるってことだよなぁ。

こんど大阪で開催されるG20サミットでも、世界のトップ同士がどんな顔をして会うのか、楽しみだヨーソロー。

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:19:00 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2019年06月20日 (木)

どうなるアメリカvsイラン

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2019年6月16日の出演者のみなさんです。

左から、永井伸一キャスター、国際部・アメリカ&中東担当の禰津博人デスク、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの藤本隆宏さん、岩田明子解説委員です。

 

この日の時間割です。

1時間目「タンカー攻撃も…どうなるアメリカvsイラン」

2時間目「イギリス 次の首相は誰に?」

3時間目「中国映画界で日本人俳優がスターに!?」

 

アメリカとイランの間で緊張が高まるなか、安倍総理大臣がイランを訪問し、最高指導者と会談しました。

訪問中には、タンカーが攻撃される事件も起きました。

いったい、何が起きているのでしょうか。

 

禰津博人デスクが解説しました。

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安倍総理大臣がイランを訪問したのは、アメリカとの軍事的な緊張を和らげようとするのが目的でした。

安倍総理が会談したのは、イランの最高指導者ハメネイ師です。

アメリカとの対応など、イランの最も重要な課題については、ハメネイ師が最終的に決める立場にあるといわれています。

大統領よりも偉いひとなんです。

ハメネイ師は安倍総理大臣に対して「核兵器を製造も保有も使用もしない」と発言したということです。

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この発言は、これまでのイラン政府の見解を改めて示したものですが、緊張が高まっている今、日本がイラン側から確認を取りつけたのは、意義があったことだと思います。

 

これでイランとアメリカの状況はよくなるのでしょうか。

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左にいるのがトランプ大統領、そして右がイランのロウハニ大統領です。

両者の間には怒りの炎が燃え上がっています。

薪には「核合意離脱」という文字が書いてあります。

この核合意は、イランが核開発を制限する見返りに、アメリカなどが制裁を解除することを約束したものでした。

しかし、トランプ大統領はこの核合意から一方的に離脱したため、両国の間では緊張が高まっていたんです。

そんな中で、先月、アメリカが突如、空母や爆撃機を中東に派遣しました。

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これに対しイラン側は「核開発を再開することになるぞ」と、揺さぶりをかけてきたんです。

薪が足されたことで炎の勢いも増していました。

 

このタイミングでイランを訪問した安倍総理大臣、現地ではどうだったのか2人目の先生にも話を聞きました。

同行取材をした岩田明子解説委員です。

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イランで女性はこうした「ヘジャブ」を身につけることになっているんです。

現地ではヘジャブをかぶって取材をしました。

印象的だった注目点が2つあります。

こちらの写真をご覧下さい。

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ひとつは、ハメネイ師との会談に、ロウハニ大統領も同席したことです。

当初は、ロウハニ大統領は同席する予定はありませんでしたが、スケジュールを急遽変更したそうなんです。

 

そして、もうひとつの注目点がこれです。

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ハメネイ師との会談後、ロウハニ大統領が、安倍総理をわざわざ見送りにきて「アメリカが制裁解除の入り口に立つのであれば対話する意欲はある」と語ったそうなんです。

前日のロウハニ大統領との会談では、制裁を解除しなければ対話には応じられないという姿勢を崩していなかったんですが、対話への柔軟性を示すことで、日本への一定の配慮を示したとも言えます。

 

禰津)

イランと日本との間には長い友好関係の歴史があって、実は日本のこんなものも人気だったりするんです。

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以前、取材したのですが、護身術を兼ねたスポーツとして「忍者」が人気だったのです。

女性のみなさん、ふだんはヘジャブで身を包んでいるので「忍者装束を着ることに違和感がない」と話したのに驚いた覚えがあります。

 

親しい関係だから日本が仲介役を買って出たのかというと、それだけではないんです。

日本にとっても大事な理由があるんです。

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イランの南にあるホルムズ海峡は、日本にとって大事な生命線なんだヨーソロー

 

そしてこのホルムズ海峡で、事件が起きてしまいました。

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安倍総理大臣がイランを訪問しているまさにその時に、2隻のタンカーが攻撃を受けました。

そのうち1隻は、日本の会社が運航する船でした。

 

岩田)

日本政府は、せっかくの対話のムードに水を差されたと受け止めていて、タンカーの攻撃は卑劣な行為だと強く非難しました。

会談を通して、アメリカとイランの溝が深いことが浮き彫りになった一方で安倍総理がハメネイ師から「核兵器を製造も保有も、使用もしない」と明確な発言を引き出しました。

政府は、時間をかければ双方の対話は成り立つという期待も持っています。

来週大阪で、主な国の首脳が集まるG20サミットも開かれます。

日本はアメリカや、イランと対立する国々とも話し合い、長期戦の構えで仲介役を果たしていくことにしています。

 

ここまで岩田解説委員に聞きました。

 

禰津)

タンカー攻撃の背後関係はまだ分かっていませんが、アメリカとイランとの緊張緩和を妨害したい、何らかの勢力がやった可能性はありそうです。

トランプ政権は、イランが行った攻撃だとして激しく非難しました。

そして、イランで反米・強硬派の革命防衛隊が事件に関わったとする映像を公開しました。

しかし、これに対してイラン側は全面的に否定しています。

むしろ、イラン側はトランプ政権の対イラン強硬派が、イランがやったように見せかけるために事件を起こしたのではないかと非難しているんです。

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また炎が大きくなってしまいました。

 

これはそう簡単には緊張緩和とはいかなさそうですね?

ハメネイ師は安倍総理大臣がトランプ大統領のメッセージを伝えようとした所、こう述べたということなんです。

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「トランプ大統領はいかなるやりとりも行う価値がなく、返事をすることもない。イランと平等に交渉するつもりだと言っているが、私は絶対に信じない」。

経済制裁の圧力を加えるアメリカとの話し合いなどできないと、対話を拒否する姿勢を示したんです。

イラン側からすると、アメリカが歩み寄ってほしいという思いがあります。

しかし、安倍総理大臣がイランを訪問しているさなかにも、アメリカは制裁を強化すると発表しました。

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イランでは、経済制裁により大きな打撃を受けています。

ただ、イランではこの逆境を何とか乗り切ろうとする人も出てきています。

 

ハディ・ナジさんは2年前、外国人向けの旅行会社を立ち上げました。

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10年以上海外で暮らしましたがイランの魅力を伝える仕事をしたいと帰国しました。

経済制裁が続く中でも観光客を増やそうと、ナジさんが今、力を入れているのが独自の旅行サイトです。

イランの旅行会社としては、初めての取り組みです。

魅力的なホテルをサイトで紹介するため、ナジさんはみずから取材しています。

この日は古い民家を改装した小さなホテルを訪れました。

100年以上の歴史のある建物でしたが、傷みがひどく大規模な改修が必要でした。

そこでオーナーが、建築当時の伝統的な内装を再現し、イランの歴史や文化を伝える特徴あるホテルに生まれ変わりました。

こうして国内のおよそ400の宿泊施設から集めた情報をサイトに掲載。

サイトを使って宿泊やツアーなどを予約した人は、この1年で2倍に増えました。

ナジさんは、経済制裁が続いても粘り強く発信を続ければ、ビジネスチャンスは広がると考えています。

 

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「中東の火事で、日本も大炎上か」

中東で衝突が起きれば日本経済への影響は計り知りません。

遠い国で起きていることと思わずに、わたしたちも当事者として見ていく必要があるのでないかと思います。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年6月23日のゲストは、ベッキーさんです。

 

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:15:03 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


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